2026 年10月20日
株式会社リミックスポイント
系統用蓄電所(福岡県嘉麻市)の需給調整市場参入(4か所目)に関するお知らせ 当社は、当社グループが保有する福岡県嘉麻市の系統用蓄電所「NC 口春蓄電所」(以下、「本蓄電所」といいます)が、本日より需給調整市場向けの運用を開始いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 需給調整市場参入の背景と事業進捗
本蓄電所は、当社と日本蓄電池株式会社(以下、「日本蓄電池」といいます)が共同で開発を進める全国7か所のうちの1か所です。同施設の保有・運営は、当社の連結子会社である合同会社NCパイオニアを通じて行っております(2026 年6月 11 日に当社ウェブサイトにて公表した「合同会社NCパイオニアの連結子会社化に関するお知らせ」参照)。
仙台市(6月23日公表)、白河市(7月17日公表)、玉名市(8月19日公表)の案件に続き、本蓄電所が4か所目の需給調整市場への参入となります。これにより、当社グループにおいて需給調整市場で運用する蓄電所は計4か所となり、保有資産を活用した収益機会が拡大いたします。当社は、蓄電所の開発・取得に加え、保有蓄電所の運用開始と参入市場の拡大を通じて、収益基盤の拡大につなげてまいります。
2. 需給調整市場への参入による効果と市場概況
再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力需給の変動を調整する調整力(電力網の周波数を安定させるための待機・調整機能)の重要性が高まるなか、系統用蓄電池は、需給調整市場を通じて調整力を提供し、電力系統の安定化に貢献する重要なインフラとして期待されております。
今回の参入により、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に応じた充放電運用に加え、需給調整市場での調整力の提供を通じた運用が可能となります。市場環境に応じて各市場を組み合わせた運用を行うことで、収益機会の拡大と収益の最大化を図ってまいります。
当社は、本蓄電所を通じたこれらの取り組みにより、収益機会の多様化と蓄電池事業のさらなる収益拡大を図るとともに、再生可能エネルギーの導入拡大に貢献してまいります。
3. 本蓄電所の概要
施設名 NC口春蓄電所
所在地 福岡県嘉麻市
定格出力 1,975kW
定格容量 8,146kWh
蓄電システム CATL製
PCS(パワーコンディショナ) TMEIC製
4. 本蓄電所の需給調整市場参入による影響
本蓄電所の需給調整市場参入後の月間見込売上高は、約12百万円※を想定しております。九州エリアの需給調整市場では、足元で募集量に対する応札量が増加し、約定率および約定価格が低下していることから、同エリアで運用中の蓄電所の実績も踏まえ、従前の参入案件(月間約20百万円)よりも保守的な水準としております。
本蓄電所の運用による業績への影響は、2026年6月11日付「2027年3月期連結業績予想の公表に関するお知らせ」にて公表している蓄電ソリューション事業のセグメント売上高7,045百万円、セグメント利益1,002百万円(2026年8月28日付「業績予想の修正に関するお知らせ」においても変更はありません)に、既に織り込んでおります。同業績予想は、需給調整市場の価格等について保守的な前提に基づき策定しており、今回の参入は、同業績予想に織り込んだ本蓄電所の運用計画に沿ったものです。
※ 現時点の市場取引価格に基づく当社シミュレーションおよびアグリゲーターの実績値等を踏まえた想定値です。市場環境等により変動する可能性があり、実際の収益額を保証するものではありません。
5. 今後の見通し
当社は、2026 年8月28日付「<補足説明資料>蓄電ソリューション事業における今後の保有・販売計画と投資規模について」において、2029年3月期までに高圧系統用蓄電所を累計48か所(うち自社保有25か所)開発する計画をお示ししております。現在、当社グループの自社保有蓄電所は、開発中の案件を含め12か所(日本蓄電池との共同開発案件7か所、当社による取得・自社開発案件5か所)となりました。
現時点における各蓄電所の状況は以下のとおりです。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08938/7fa0b77d/e3a7/4e9c/8868/a0e5adae97ee/140120261016552530.pdf