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2026年9月 8日
JX金属株式会社
JX金属株式会社(社長:林 陽一、以下「当社」)は、当社グループの台湾拠点である台湾日鉱金属股份有限公司(総経理:安武 竜太、以下「台湾日鉱金属」)において、2026年9月よりPPAモデル*1を用いた台湾域内の風力発電に由来する再生可能電力の調達を開始いたします。
台湾日鉱金属は、半導体産業を中心とした経済成長が著しい同地において、半導体用スパッタリングターゲットをはじめとした先端材料の製造・販売およびリサイクル原料の集荷などの幅広い事業を営んでいます。近年半導体業界では、サプライチェーン全体での脱炭素化に向けた取り組みが加速しています。台湾を拠点とする先進的な半導体メーカーでは、材料サプライヤーと連携したCO2排出削減の取り組みが進められています。当社も「脱炭素ビジョン」*2のもと「『社外連携』を通じたサプライチェーン全体のCO₂排出削減」を推進しており、こうした方向性を共有するお客様とともに、脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。
このような背景のもと、台湾日鉱金属では従来から自社設置太陽光発電設備の活用に加え、PPAモデルによる太陽光由来電力の調達を進めており、2025年は年間の使用電力の約6割を再生可能電力で賄うことができています。一方で、太陽光由来電力の供給は日中に限られるため、朝夕や夜間における再生可能電力の確保が課題となっていました。台湾における半導体産業の成長に伴い再生可能電力の需要が高まる中、台湾日鉱金属では各方面からの情報収集や条件交渉を重ね、このたび風力由来電力の調達を実現しました。今回の風力由来電力の調達をはじめとした各種取り組みにより、2027年の台湾日鉱金属の年間使用電力に占める再生可能電力比率は8割を超える見込みです。
当社グループの半導体用スパッタリングターゲットは、AIの進化に欠かせない最先端ロジックやメモリに使用されており、世界トップクラスの市場シェアを有しています。このような社会の発展と革新に欠かせない製品の脱炭素化を進めることは、持続可能な半導体産業の実現に貢献するものと考えています。かかる中、同製品の主力製造拠点である磯原工場(茨城県北茨城市)の他、韓国・アメリカの各加工拠点においても再生可能電力の活用を進めています*3。今後はお客様との連携によるリサイクルの推進などを通じた製品ライフサイクル全体でのCO2排出削減も一層加速してまいります。
当社グループは「脱炭素ビジョン」の下、お客様ニーズの充足、社会課題の有機的解決、自社製品の魅力度向上を同時に実現できる脱炭素活動を推進することにより、半導体産業の持続的な発展に貢献してまいります。
以 上
*1 Power Purchase Agreementの略。発電事業者が供給する再生可能電力を、需要家が長期契約に基づいて購入する仕組み。
*2「脱炭素ビジョン」の詳細はこちらをご覧ください。
*3 磯原工場でのCO2排出削減の取り組みについては「磯原工場における再生可能エネルギーの創出」もご覧ください。
* 米国アリゾナ州半導体材料工場における環境負荷の低減に資する取り組みについては「米国アリゾナ州半導体材料工場における「LEED GOLD®」認証の取得について」をご覧ください。
台湾日鉱金属股份有限公司
台湾日鉱金属股份有限公司について(2026年9月1日現在)
会社名 | 台湾日鉱金属股份有限公司 |
所在地 | 桃園市龍潭区龍園一路 88 號 |
| 代表者 | 総経理:安武 竜太 |
| 資本金 | 63.5 百万台湾元 |
| 事業内容 | 半導体材料・情報通信材料の製造および販売、化学品等の工業製品の販売、金属スクラップおよび故銅等の集荷・販売 |
情報提供:JPubb