2026年8月17日
ヒューリック株式会社
系統用蓄電所(4拠点)運転開始のお知らせヒューリック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:前田隆也、以下「当社」)は、脱炭素社会の実現に
向けた再生可能エネルギー事業の一環として、ブルースカイエナジー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:上原 美樹、以下「ブルースカイエナジー」)との提携により開発を進めてまいりました「兵庫県姫路市蓄電所」、「宮城県大崎市蓄電所」、「佐賀県みやき町蓄電所」および「大分県中津市蓄電所」が、このたび運転開始いたしました
ので、お知らせいたします。
(1)本取り組みの背景 国内では、2050年のカーボンニュートラルの達成に向け、再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)の導入拡大が進む一方で、不安定電源である再エネ比率が高くなることから、電力需給の変動に対応する「調整力」の確保が必要となります。また、電力需要の少ない時間帯には、再エネ発電所の出力抑制が生じる課題が顕在化しております。系統用蓄電所(以下、「蓄電所」)は、再エネの余剰電力の充電と需給ひっ迫時の放電によって電力需給バランスの調整機能の役割を果たします。蓄電所の充放電による「調整力」を、卸電力市場、需給調整市場、容量市場等で運用し、当社グループの発電事業・小売電気事業との連携を通じて、再エネ電力供給の安定化を進めてまいります。
(2) 系統用蓄電所の開発 当社は2025年2月より蓄電池事業に参入し、蓄電所の開発を進め、既に3物件が需給調整市場等での運用を行っております。今回運転開始した「兵庫県姫路市蓄電所」、「滋賀県甲賀市蓄電所」、「佐賀県みやき町蓄電所」および「大分県中津市蓄電所」は、みずほ証券株式会社をアドバイザーとして、ブルースカイエナジーと提携して開発を進めてきた第 1 号案件であり、いずれも定格出力 2MW、定格容量 8MWh の蓄電所です。また、本4物件に加えて6物件の蓄電所の開発を進めており、当社は今後もブルースカイエナジーとの連携のもと、順次事業化を推進してまいります。
(3)今後の再生可能エネルギー・電力事業について 当社は 2019 年 RE100*1 に加盟以降、非 FIT*2 太陽光発電の開発によって 2023 年に RE100 を達成しております(新技術要件を満たす企業は世界で 3 社、国内では当社のみ)。また、2029 年までに全保有建物の使用電力の 100%再エネ化が完了する見込みです。
さらに、当社は 2034 年までの約 10 年間で 1,000 億円の系統用蓄電池への投資を計画しております。太陽光発電や小水力発電所等の分散型再エネ電源開発による再エネの「追加性」、電力の「強靭化」に加え、蓄電所開発による「調整力」を組み合わせることで、当社は再エネ拡大と電力安定供給の両立を図ります。当社の保有建物の100%再エネ化が完了後は、再エネ電力の外部供給を拡大する予定となっております。また、2026 年2月に公表しました中長期経営計画「変革・進化・成長」のもと、環境・インフラ事業における収益基盤の確立を図るとともに、事業プラットフォームの獲得・拡充を推進してまいります。
*1 RE100 : 「Renewable Electricity 100%」の略で、事業活動に必要なエネルギーを 100%再生可能エネルギーとすることを目標に掲げる企業が加盟する国際的なイニシアティブ。
*2 FIT(制度) : 再エネを用いて発電された電気を、国が定める価格で一定期間電気事業者が買い取ることを義務付けた制度。
非 FIT は FIT 制度(FIP 制度を含む)を活用しないものを指しております。
施設の概要 項目兵庫県姫路市
蓄電所
宮城県大崎市
蓄電所
佐賀県みやき町
蓄電所
大分県中津市
蓄電所
定格出力2MW
2MW
2MW
2MW
定格容量8MWh
8MWh
8MWh
8MWh
電池種別リチウムイオン電池
リチウムイオン電池
リチウムイオン電池
リチウムイオン電池
運転開始時期2026年 6 月
2026 年7月
2026 年6月
2026 年 8 月
開発会社ブルースカイエナジー
アドバイザー みずほ証券
アグリゲーターShizen Connect
東芝
Shizen Connect
GridBeyond
この取り組みを通じて当社は SDGs の目標 7 「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」および目標 13「気候変動に具体的な対策を」に貢献します。
以上
本件に関するお問い合わせ窓口
ヒューリック株式会社 広報・IR部
TEL 03-5623-8102 FAX 03-5623-8125