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2026-07-23 00:00:00 更新

飯塚蓄電所向け系統用蓄電システムを納入 ~全市場対応の制御技術で再エネの有効活用と電力系統の安定化に貢献~

2026.07.23製品・サービス

飯塚蓄電所向け系統用蓄電システムを納入 ~全市場対応の制御技術で再エネの有効活用と電力系統の安定化に貢献~

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:西村陽)は、株式会社サンシャイン九州本部*1(本社:福岡県福岡市、代表:大石興基)が福岡県飯塚市に整備する高圧系統用蓄電所「飯塚蓄電所」に系統用蓄電システムを納入しました。2026年7月より運用を開始しています。

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、再生可能エネルギー(以下 再エネ)の導入拡大が進む一方、再エネの余剰電力の有効活用や、出力変動に対応するための調整力の確保が課題となっています。こうした課題の解決に向け、電力系統に直接連系し、余剰電力の吸収や需給バランスの調整を担う「系統用蓄電所*2」の重要性が高まっています。そこで、経済産業省は「令和7年度 再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」の交付を実施しており、本件はその政策趣旨に合致するものとして交付対象に採択されました。

本蓄電所の送電端(電気を送る起点)における有効電力の総出力は1990kW、蓄電池容量(定格)は7460kWhの規模で、電力会社の6.6kV配電線に接続されます。運用はアグリゲータ*3により行われ、本蓄電所は容量市場*4や需給調整市場*5、卸電力市場*6で活用されます。需給調整市場では、一次・二次・三次調整力の全区分に対応し、需要や再エネ出力の変動に応じて出力を調整することで、周波数維持と需給バランスの安定化に寄与します。

蓄電池用パワーコンディショナ

コンテナ型蓄電システム

【特長】

  • 全市場対応アグリゲータの運用指令により、容量市場、需給調整市場、卸電力市場での運用に対応
  • 高精度な需給調整需給調整市場においては、特に高度な「一次調整力」を含む全調整区分(一次・二次・三次)に対応が可能
  • 柔軟な搬入性コンテナタイプの蓄電池でありながら、蓄電池盤とコンテナを別輸送にする現地組立式を採用しており、搬入制限のある道路でも搬入が可能
  • 国内製システム蓄電システムを構成する主要機器を全て国内製でそろえており、JC-STAR★1*7を取得
  • 低騒音仕様周囲環境に配慮した静音設計

【納入したシステム一式】

  • 蓄電池用パワーコンディショナ 2224kVA(定格)
  • コンテナ型蓄電システム 7460kWh(定格)
  • 蓄電池制御装置 1台

当社は、これまで培ってきた技術力を活かし、系統用蓄電システムをさらに展開していきます。また、系統用蓄電池のみならず需要家用蓄電池の展開にも注力し、電力需給の安定化や再生可能エネルギーの導入促進を通じて2050年のカーボンニュートラル実現に貢献していきます。

参考

【用語解説】

*1 株式会社サンシャイン九州本部

1999年設立。太陽光発電システムの販売・施工を専門とし、家庭用から公共工事・メガソーラーまで幅広く手がける企業。
ウェブサイト:https://sunshine-k.com/

*2 系統用蓄電所

電力の需給バランスを保つために、電力系統に接続される大型蓄電所。主に蓄電池と制御装置、電力変換設備などで構成される。

*3 アグリゲータ

複数のエネルギーリソース(発電・蓄電・需要)をまとめ、電力需給の調整役を担う事業者。

*4 容量市場

将来の電力供給力を確保するため、一定の供給力を事前に確保・取り引きする市場。

*5 需給調整市場

電力の需給バランスをリアルタイムや短時間で調整するための市場。

*6 卸電力市場

発電事業者が発電した電気を電力小売会社やアグリゲータなどが購入するための市場。

*7 JC-STAR★1

JC-STAR (Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements)とは、IoT製品のセキュリティ要件(適合基準)への適合性を示すラベリング制度のこと。★1は、基本的なセキュリティ要件への適合を示すラベル。


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情報提供:JPubb

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