2026 年 7 月 15 日
備前市穂浪高圧第2蓄電所の需給調整市場での取引を開始当社連結子会社である GreenBee Energy 株式会社は、系統用蓄電施設*1「備前市穂浪高圧第2蓄電所」(以下、「当該蓄電所」)を活用し、需給調整市場(一次調整力)における取引を 2026 年7 月 15 日より開始いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.需給調整市場への参入の背景
再生可能エネルギーの急速な普及を背景に、電力系統の安定化を担う調整力の確保は、日本のエネルギー政策における喫緊の課題となっています。系統用蓄電池は、需給調整市場を通じて調整力を提供し、電力系統の安定化の中核を担うインフラとして、社会的な役割がますます高まっています。
当社は、2025 年 11 月 25 日付「新たな事業(系統用蓄電池事業)の開始に関するお知らせ」で公表した通り、GX サービス事業の一環として新たに系統用蓄電池事業を開始し、2026 年 2 月に当該蓄電所を取得しました。
本件は 6 月 1 日に当社 HP
内(https://www.greenbee.co.jp/news/2026/06/news-1616/)にて公表した卸電力市場への取引参入に続き、需給調整市場での取引参入をお伝えするものであります。
需給調整市場における収益は、当該蓄電所の収益構成において主要なものであり、今後の GX サービス事業における安定的な収益基盤確立への重要な一歩となります。 また、蓄電池の充放電機能を活用した一次調整力の提供を通じて、中国電力ネットワークエリアにおける電力需給バランスの安定化と、再生可能エネルギーのさらなる導入・有効活用に貢献してまいります。
2.当該蓄電所の概要
(1)蓄電所名称
備前市穂浪高圧第2蓄電所
(2)事業主体
GreenBee Energy 株式会社
(3)出資者と出資比率
GreenBee 株式会社 100%
(4)所在地
岡山県備前市
(5)事業用地面積
1,966m2
(6)設備諸元
リチウムイオン電池
(7)蓄電システム定格出力
1,999kW
(8)蓄電池定格容量
8,140kWh
(9)受電開始
2026 年 2 月
(10)運用期間
20 年
3.今後の見通し
卸電力市場、需給調整市場および容量市場での電力取引を通じて収益機会の最大化を図るとともに、電力系統の安定化および再生可能エネルギーの有効活用に貢献してまいります。また、当該蓄電所を活用することにより、当社が開発・販売している EMS*2 クラウドサービスを系統用蓄電池事業向けに適用を進めてまいります。
本事業が 2026 年 12 月期業績に与える影響は、2026 年 2 月 13 日公表の通期業績予想に織り込み済みですが、当該電力売買収益は下半期に本格化を見込んでおり、通期業績の見通しに変更が生じた場合は改めて開示させていただきます。
*1 「系統用蓄電施設」とは、電力系統(発電所、送電線、変電所、配電設備などの電力ネットワーク)に接続される大規模な蓄電池を稼働させる設備のことです。
*2 「EMS」とは、エネルギーマネージメントシステムの略で、エネルギー使用状況の可視化、管理、分析、制御を担当する機器とサービスの組み合わせのことです。
以上