2026 年 6 月 16 日
株式会社三菱UFJ フィナンシャル・グループ
株式会社三菱U F J 銀行
系統用蓄電池事業を対象とした共同ファンド組成について今般、株式会社三菱UFJ 銀行(取締役頭取執行役員 大澤おおさわ 正和まさかず、以下 三菱 UFJ 銀行)の子会社である株式会社MUFG サステナブルエナジー(代表取締役 鈴木す ず き 洋介ようすけ、以下 MUSEC)は、関西電力株式会社、株式会社きんでんと系統用蓄電池事業の開発を推進する蓄電池開発ファンド「カン-denchi ファンド1 号投資事業有限責任組合」(以下 本ファンド)を共同で立ち上げました。
三菱UFJ 銀行は本ファンドの投資先である「「カン-denchi 合同会社」との間で、金銭消費貸借契約を2026 年 3 月 31 日に締結しました。
また、株式会社三菱UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長 半沢はんざわ 淳 一じゅんいち、以下 MUFG)全体で、ファンド組成支援、共同出資、投資家招聘、アセットマネジメント、プロジェクトファイナンス等を一体で提供し、単なる資金供給にとどまらず、社会課題解決に資する事業共創型のソリューションを提供しています。
本取り組みは、開発段階からの資金供給と複数案件の統合的な推進を組み合わせた枠組みとして、国内における大規模蓄電池の導入拡大に資するものです。MUFG は、本ファンドを通じて培う知見・実績を活かし、今後もGX「・生可能 エネルギー関連領域における投融資・ファンド組成等のソリューション提供を通じ、持続能 な社会の実現に貢献してまいります。
1. 本ファンドの概要
本ファンドは、関西電力グループが開発・運営する特別高圧の系統用蓄電池事業を主な投資対象とします。関西電力グループは蓄電所のアセットマネジメント業務やO&M 業務およびアグリゲーション業務等を担い、電力市場での運用を行うことで、蓄電所の安定運営および収益性向上を図ります。
三菱UFJ 銀行は、投資先事業に対するバルク型プロジェクトファイナンスの資金提供等を通じた 効率的な資金調達手法を提供し、持続能 な蓄電所の開発・導入を支援します。
2. 本件のポイント
➢ 生可能 エネルギーの導入拡大で重要性が高まる「調整力」を、系統用蓄電池の開発・運用により確保します。
➢関西電力グループ、きんでん、MUFG が、それぞれの開発・運用、施工、金融機 を組み 合わせ、蓄電所の継続的な開発を支える枠組みを構築します。
➢MUFG は、投資・融資・アセットマネジメント機 を一体的に提供し、系統用蓄電池事業の事業化を支援することで、GX の推進および電力システムの安定化に貢献します。
3.系統用蓄電池が求められる背景
太陽光や風力などの生可能 エネルギーは、天候や時間帯によって発電量が変動します。系統用 蓄電池は、電力が余る時間帯に充電し、需要が高まる時間帯に放電することで、生可能 エネルギーの有効活用、出力制御の抑制、電力需給の安定化に貢献する社会インフラです。今後、生可能 エネルギーの導入拡大に伴い、蓄電池を含む調整力の重要性は一層高まると見込まれます。
4.MUFG のサステナビリティへの取り組み
MUFG は、「MUFG Way」において「世界が進むチカラになる。」を存在意義(パーパス)と定め、持続能 な環境・社会の実現に向けて、さまざまなステークホルダーの課題解決に取り組んでいます。
MUFG は、2021 年 5 月 17 日に「MUFG カーボンニュートラル宣言」を公表し、2050 年までに投融資ポートフォリオの温室効果ガス排出量ネットゼロ、2030 年までに当社自らの温室効果ガス排出量ネットゼロの達成をめざしています。また、2030 年度までのサステナブルファイナンス目標額として累計100 兆円を掲げています。今後も、お客さまのサステナビリティの取り組みを支援し、持続的な成長を後押しすることで、環境・社会課題の解決に貢献してまいります。
◼カン-denchi ファンド 1号投資事業有限責任組合の概要
設立
2026 年 3 月 31 日
所在地
東京都千代田区丸の内
1 丁目 4 番 1 号 東京共同会計事務所内
無限責任組合員
カン-denchi ファンド合同会社(関西電力株式会社出資)、きんでん蓄電池ファンド合同会社(株式会社きんでん出資)、株式会社MUFG サステナブルエナジー(株式会社三菱UFJ 銀行出資)
フ ァ イ ナ ン シ ャ ル アドバイザー(FA)兼私募取扱業者
三菱UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社
◼用語説明
系統用蓄電池
電力系統に接続し、充電・放電を通じて電力需給の調整に活用される蓄電池。生可能 エネルギーの出力変動を吸収し、電力システムの安定化に貢献します。
開発型ファイナンス
設備が完成した後だけでなく、開発・建設段階から事業の資金調達を支えるファイナンス手法。
バルク型プロジェクトファイナンス
複数の案件を一体的に捉え、継続的な投資・開発を支える資金調達の枠組み。個別案件ごとの融資に比べ、事業拡大に応じた柔軟な資金供給を目指します。
O&M
Operation & Maintenance の略。設備の運転・保守管理を指します。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.mufg.jp/dam/pressrelease/2026/pdf/news-20260616-001_ja.pdf