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2026年4月1日
川崎汽船株式会社
川崎汽船株式会社(以下「当社」)は、カーボンニュートラル燃料の一つであるバイオLNG(液化バイオメタン)燃料の長期調達契約を締結し、LNG燃料自動車船における継続的な使用を開始しました。今回の調達契約により、年間約60,800トン(注1)の温室効果ガス(GHG)を削減できる見込みです。
バイオLNGは、家畜の排せつ物や食品残さなどの有機廃棄物を原料とするLNGの代替燃料です。燃料の製造から消費までのライフサイクル全体でGHG排出削減効果が認められており、既存のLNG燃料船にそのまま使用できる実用性の高さが特徴です。当社はこの特性を活かし、既存のLNG燃料自動車船で使用することを想定しています。
今回使用するバイオLNGはISCC-EU認証(注2)を取得しており、欧州再生可能エネルギー指令(RED)に準拠した持続可能性が担保されています。こうした国際的な認証制度に基づく燃料を積極的に採用することで、荷主をはじめとするステークホルダーとともに、サプライチェーン全体で脱炭素化に貢献していきます。
当社は長期環境指針「“K” LINE 環境ビジョン2050 ~青い海を明日へつなぐ~」(注3)で2050年GHG排出ネットゼロを目標に掲げ、LNG燃料船の導入や運航に取り組んできました。今回のバイオLNGの継続的な使用は、この目標の実現に向けた重要な取り組みの一つです。今後もカーボンニュートラル燃料やゼロエミッション燃料の導入を通じて、海運業界の脱炭素化を力強く推進してまいります。
(注1) 60,800トンはGHGをCO₂(二酸化炭素)に換算した量。
(注2) ISCC-EU認証(国際持続可能性カーボン認証):バイオマスや廃棄物を原料とする持続可能な燃料がEUの法的基準を満たしていることを証明する制度。RED IIIに基づき、持続可能性と温室効果ガス排出削減の基準をクリアしていることを示す。
(注3) 「“K”LINE環境ビジョン2050 ~青い海を明日へつなぐ~」:2015年に策定し、2020年に改訂した環境に関わる長期指針。GHG削減のアクションプランとして、アンモニアや水素燃料などのゼロエミッション燃料、バイオLNGや合成燃料などのカーボンニュートラル燃料の導入を掲げている。
https://www.kline.co.jp/ja/sustainability/environment/management.html
(関連リリース)
2025年7月1日付:バイオLNG燃料を使用した自動車船の運航を開始
~“K” LINE環境ビジョン「2050年GHG排出ネットゼロ」への挑戦に向けた取り組み~
https://www.kline.co.jp/ja/news/car/car-20250701.html
情報提供:JPubb