プレスリリース

powered by JPubb

本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。

2026-03-26 00:00:00 更新

群馬県知事 令和7年度第46回定例記者会見要旨 2026年03月26日 - 1.ぐんま県産木材利用拡大プロジェクト 2.県政重要課題県民アンケート 3.湯けむり国スポ・全スポぐんまPR強化 4.群馬県BEV(電気自動車)購入補助金 5.大泉高校イオンエコワングランプリ受賞 6.群馬県クリエイティブ拠点化プロジェクト 7.直滑降ストリームの告知

令和7年度第46回定例記者会見要旨(3月26日)

更新日:2026年3月26日印刷ページ表示

■日時 令和8年3月26日(木曜日)14時02分~15時15分
■会場 記者会見室
■出席者 県:知事、副知事ほか
記者:記者クラブ所属記者等14人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

20260326山本一太群馬県知事定例記者会見<外部リンク>

モニター資料 (PDF:3.24MB)

■知事冒頭発言

■知事発表

1.ぐんま県産木材利用拡大プロジェクト

2.県政重要課題県民アンケート

3.湯けむり国スポ・全スポぐんまPR強化

4.群馬県BEV(電気自動車)購入補助金

5.大泉高校イオンエコワングランプリ受賞

6.群馬県クリエイティブ拠点化プロジェクト

7.直滑降ストリームの告知

■質疑応答

■Newさんのひとこと

■知事メッセージ

知事冒頭発言

それでは定例会見を始めたいと思います。先週21日の土曜日、上野村の乙母地区で林野火災が発生いたしました。延焼が拡大して、延焼面積は過去30年で2番目の規模となる約192ヘクタールに達しております。今回の火災による人的被害はありませんが、プレハブ小屋が1棟全焼いたしました。今回の消火活動にあたっては、地元消防や群馬県防災ヘリのほか、自衛隊のヘリコプター、埼玉県、長野県の防災ヘリ、さらには県内の全ての消防本部にも応援をいただき、消火活動が行われております。そうした消火活動に加え、降雨もあり火の勢いが衰えたことから、昨日の18時頃、私から自衛隊の柳第12旅団長に電話して撤収要請をすることができました。

消火にあたった関係機関の皆様にこの場をお借りして、知事として感謝を申し上げたいと思います。引き続き、鎮火に向けて消火活動を続けてまいります。今年度は、林野火災における自衛隊への災害派遣要請をもうすでに4回行っています。大規模な林野火災が相次いで発生しているのは、皆さんご存じだと思います。3月5日の会見では、うちのNewさん(大塚副知事)コーナーで、Newさんから注意喚起をしてもらいました。群馬県内では降水量が少なく、乾燥した状態が続いております。林野火災は発生すると、もうご存じだと思いますが、急激に拡大して、一旦燃え広がると鎮圧までに長期間を要します。今回の上野村の林野火災では、住宅に近いところまで延焼いたしました。上野村からは、9世帯21名に対して避難指示が発令され、避難所も開設されました。

そこで県民の皆さんにあらためてお願いをさせていただきます。春を迎えて、山でレジャーを楽しまれる方々の増加が見込まれております。またこの時期は山林に枯れ草なども残っていまして、非常に火災が発生しやすい状況にもなっています。県民の皆さんには、火の取り扱いには、とにかく細心の注意を払っていただきますようお願い申し上げたいと思います。

さて、本日は令和7年度最後の定例会見ということになります。今年度は、今日を含めて合計で52回記者会見を実施させていただきました。そして新しく「Newさんのひとこと」というコーナーも加わりました。このNewさんコーナーも日々進化しておりまして、より記者会見に、なかなか味が出てきているんじゃないかと勝手に思っております。記者の皆さんにはこうやって毎回お集まりいただき、ちゃんとNewさんコーナーも聞いていただいていることにあらためて感謝申し上げたいと思います。引き続き会見には、これまでもそうでしたが真剣勝負で臨んでまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

それでは会見の中身に入ります。スライドをご覧ください。会見の主な項目です。今日は、「ぐんま県産木材利用拡大プロジェクト」、「湯けむり国スポ・全スポぐんまPR強化」、「群馬県BEV(ベブ)購入補助金」などについて発表したいと思います。

知事発表

1.ぐんま県産木材利用拡大プロジェクト

まずは、「ぐんま県産木材利用拡大プロジェクト」についてです。群馬県の森林は、県土の約3分の2を占める大切な資源です。質、量ともに豊富で、木材としての安定供給が可能であり、木の種類も大変多彩です。群馬県では、こうした森林から生まれる県産木材をより多くの場面で活用し、県民の皆さんに木の魅力を実感していただくために、これまでも様々な取り組みを進めてまいりました。この度、県産木材の利用拡大をさらに加速させるため、新たな取り組みを行います。

名付けて、「ぐんま県産木材利用拡大プロジェクト」です。森林から生まれた木材を使うことは、森をきれいに整え、新しい木が育つ環境をつくることにつながります。そして、県産木材の利用は、林業や製材業、建築業といった地域産業の活性化にもつながっていきます。県内の森林は戦後に植えられた木が成熟して、今ちょうど森が生まれ変わる重要な時期に差し掛かっております。こうした背景からこのプロジェクトを立ち上げることといたしました。「ぐんま県産木材利用拡大プロジェクト」は、県産木材による「施設空間づくり」と「住まいづくり」の二本柱で進めてまいります。それではプロジェクトの概要です。スライドをご覧ください。

1つ目の「施設空間づくり」では、令和8年度から新たに実施する「ぐんま木の建物っていいね推進事業」によって、県内に県産木材を活用した民間施設を増やしてまいります。具体的には、コンビニとかカフェなどの店舗、病院、診療所、多くの方々が利用する民間の建物を対象に、県産木材による木造化・木質化の取り組みを支援いたします。さらに建物を木造にするだけではなくて、壁とか天井、床といった内装部分に木材を取り入れる、これも支援の対象にしたいと思います。県産木材の使用割合に応じて補助額が変わって、最大で1,000万円を支援いたします。

加えて、木の良さと環境負荷低減の両立を図るため、省エネ性能の高い建物については、追加で60万円の補助が受けられる仕組みとなっています。合わせて最大1,060万円の補助が受けられるということです。また、補助以外にも、県産木材の調達とか管理、施工方法等に不安を抱える事業者や市町村をサポートするため、相談窓口の設置とか、アドバイザーの派遣も実施いたします。次のスライドをご覧ください。

2つ目の「住まいづくり」では、高い省エネ性能を備えた住宅を支援する「ぐんまゼロ宣言住宅」の要件を緩和して、より使いやすい制度へと見直します。「ぐんまゼロ宣言住宅」については令和3年度に開始し、これまで約700棟を支援してまいりました。しかしながら、事業者の方々から、使用する木材の要件が厳しいとか、事業者にはグループ化を求められるなど制度を利用しにくい、こんな意見も伺っておりました。

そのため、より多くの工務店とかハウスメーカーが参画できるように、利用木材をぐんま優良木材から県産木材に拡大して、対象事業者をグループから事業者単位に変更することにいたしました。また、新たに子育て世代を対象とした加算制度も設けます。高校生以下の子どもが同居する子育て世代を対象に、ぐんまゼロ宣言住宅を建てる施主に対して、1棟あたり5万円の補助を行います。住宅を新たに取得する層の約6割が子育て世帯となります。特にこの層にアプローチすることで、ぐんまゼロ宣言住宅の普及を図りながら、県産木材の利用を拡大したいと考えております。

以上が、「ぐんま県産木材利用拡大プロジェクト」の概要となります。どちらの取り組みも、4月早々、準備が整い次第、申請受付を開始したいと考えております。このプロジェクトを通じて、県産木材を暮らしや地域の建物に取り入れて、森林の健全化とか地域産業の活性化を図ってまいりたいと考えております。引き続き多くの方々に「ぐんまの木っていいね」と実感してもらえるように、様々な支援や情報発信に取り組んでまいります。

2.県政重要課題県民アンケート

続いて、「県政重要課題に関する県民アンケート」についてです。スライドをご覧ください。ご存じと思いますが、群馬県では、県政の重要課題について県民の皆さんからご意見を伺い、県政運営に速やかに反映させていくために、県民アンケートというものを実施しております。昨年12月に今年度の第3回調査をインターネットで行い、群馬県在住の3,000人の方々からご回答を頂戴しました。調査にご協力いただいた皆さんに感謝を申し上げます。今回は「平和意識」、「パラスポーツ」、「国スポ・全スポ」、「こんにゃく」、この4項目計23問について調査をいたしました。本日は、この中から「平和意識」と「国スポ・全スポ」のアンケート結果について説明させていただきます。その他の項目、詳細な結果については、スライド記載のQRコードから群馬県の公式ホームページを確認していただければと思います。

では、アンケート結果の概要です。スライドをご覧ください。はじめに「平和意識」についてです。昨年2025年は戦後80年という、大きな節目の年でした。戦争や平和をどのように次の世代に伝えていくのか、また皆様に自分ごととして考えていただくにはどうすればいいのか、これは群馬県にとっても重要な課題です。今回の平和意識の調査は、今年度の高校生リバースメンターからの提言をきっかけに実現をいたしました。高校生メンターが全国の高校生と平和について議論する中で、地域によって平和意識に差があることを実感し、「群馬県民の平和意識の向上と次世代育成」、これを提言してくれたんです。これを受けて、群馬県では県内の平和意識の現状を把握して、その結果を今後の施策や平和について考えるきっかけづくりに生かしていくことといたしました。

なお、この調査は昨年12月から今年1月にかけて実施をいたしました。そのため、調査終了時の国際情勢、とりわけ米国やイスラエルによるイランへの攻撃とか、現在の情勢の影響は反映されていないということを申し上げておきます。

アンケート結果です。戦争や紛争にどの程度関心を持っているのかという設問に対して、「関心がある」、「どちらかといえば関心がある」と答えた方は、全体でおよそ7割でした。一方、世代別に見ると、10代から30代の若年層では56%にとどまり、若い世代ほど関心が低い傾向が見られました。その一方で、戦後80年の節目を認知している方のうち、平和について考えたり、関連行事に参加したりという行動をとった割合は、実は若年層の方が比較的高い結果となっています。

この結果から、若者全体に関心や認知を高めるとともに、一人ひとりが自ら考え行動する若者、こういうものをさらに増やしていくことが、平和を次の時代につないでいく力につながるということになると思います。今回、次の時代を担う高校生メンターが平和について主体的に考え、声を上げてくれたことを、知事として大変心強く感じております。今後は、このアンケート結果を庁内で共有し、各施策の検討に生かしてまいりたいと思います。また、NPO法人とか教育機関などとも共有して、県民一人ひとりが平和について考える機会を、社会全体に広げていきたいと思います。

次に、「湯けむり国スポ・全スポぐんま」に関するアンケート結果です。スライドをご覧ください。令和11年に群馬県で「湯けむり国スポ・全スポぐんま」を開催いたします。今回の調査では、昨年に続き、「湯けむり国スポ・全スポぐんま」の認知度を調査いたしました。その結果、認知度は前回の24.1%から今回26.6%、わずかですけれども上昇しました。しかしながら、依然として7割以上の県民が大会を知らない、こういう状況です。また男性より女性の認知度が低くて、特に20代から40代でその傾向が強く見られました。こうした結果から、今後は女性をターゲットにした広報とか、スポーツに関心が高くない方などへのアプローチも含めて、全体的な認知の向上、認知の底上げ、これが必要だと感じています。その具体策については、この次の会見項目でご説明したいと思います。

群馬県としては、多くの県民の皆さんに大会を知っていただくことが重要だと考えております。そのためには、まず「湯けむり国スポ・全スポぐんま」の気運の醸成に努めてまいります。

3.湯けむり国スポ・全スポぐんまPR強化

続いて「湯けむり国スポ・全スポぐんま」のPR強化について報告をさせてください。先ほどの県民アンケート結果でも報告したとおり、現時点での「湯けむり国スポ・全スポぐんま」の認知度は残念ながらまだ低い水準です。群馬県で開催する以上、多くの県民の皆様の心に残る大会にしたいと考えています。そのためには、まず県民の皆さんに大会の存在を知ってもらう、この大会に関心を持っていただくことが大事です。そこでこの度、PR強化の一環として、大会を象徴する「大会シンボルロゴ」、国スポ・全スポの全競技を表現した「ピクトグラム」を制作しましたので発表いたします。スライドをご覧ください。

まず、「大会シンボルロゴ」です。このロゴには大きく2つの特徴があります。1つ目は「GUNMA2029」を、相当大きく打ち出したということです。オリンピックやワールドカップなどのスポーツの国際大会は、開催地の名前と開催年を組み合わせて呼ばれることが多くあります。そのため、今回のロゴも一目でスポーツの祭典だと伝わるよう、開催地と開催年を強く印象づける、こういうデザインといたしました。

2つ目は、グリーンドーム前橋のフォルムと温泉マークを組み合わせているという点です。グリーンドーム前橋は大会の開会式、閉会式の会場であって、この大会を象徴する場所になります。その会場の形を生かしながら、「湯けむり国スポ・全スポぐんま」らしさを表す温泉マークをガチャっと融合させました。合わせて限界に挑むアスリートの情熱、観客の熱気や声援が一つになって、選手と観客が一体となって大会をつくり上げていく、そんな思いもここに込められております。次のスライドです。

次にピクトグラムです。このピクトグラムは「湯けむりスポーツピクト」、通称「YUKE-SPO PICT(ゆけスポピクト)」と名付けさせていただきました。国スポ・全スポの全ての競技を54種類のデザインで表現しています。温泉マークの3本の曲線をアスリートの動きや競技を象徴する形へと展開いたしました。温泉マークという群馬らしい要素を取り入れることで、親しみやすさを持たせるとともに、見る人に競技への興味とか期待を高めてもらえるデザインを目指しました。先ほど紹介した「大会シンボルロゴ」とこの「YUKE-SPO PICT(ゆけスポピクト)」は、今後の広報活動の際に積極的に活用していく方針です。次のスライドをご覧ください。

そして、活用の第一弾としてポスターを制作しました。このポスターは、躍動感あふれるアスリートの写真とピクトグラムを組み合わせ、大会の熱気、勢いを感じられるようなこういうビジュアルにしています。ポスターのモデルには、昨年のインターハイで優勝した陸上走り幅跳びの成澤柚日選手、それから昨年の滋賀国スポで群馬県勢の優勝第1号となったレスリングの五味虹登選手、この2人を含む6名の群馬県ゆかりのアスリートにご協力いただきました。このポスターは今後、県内の公共施設とか商業施設などで掲示してまいります。

大会シンボルロゴ、「YUKE-SPO PICT(ゆけスポピクト)」、ポスターの詳細はスライド記載のQRコードから大会公式ホームページをご確認いただければと思います。群馬県としては、今回制作した大会シンボルロゴ、ピクトグラム、ポスターを活用して大会の広報に力を入れてまいります。多くの県民の皆さんに大会を知っていただき、関心を高めていただくことで、この大会を盛り上げ、そして県民の皆さんの記憶にも残るような、そういう大会にしてまいります。

4.群馬県BEV(電気自動車)購入補助金

続いて、群馬県BEV(ベブ)購入補助金です。群馬県では、もうご存じのとおり「ぐんま5つのゼロ宣言」において「温室効果ガス排出量ゼロ」や、「災害時の停電ゼロ」を掲げております。これらの宣言の実現に向けては、自動車の依存度が高い群馬県において、ガソリン車から電気自動車への転換、これも有効な手段の一つだと考えています。そうした中、今年から初めて県内でバッテリー・エレクトリック・ビークル、それを略してBEV(ベブ)と言うんですけど、いわゆる電気自動車の生産が開始されます。電気自動車は、電気で動くためにCO2の排出がないことに加え、車種によって万が一災害で停電などが起きた際には、自宅用のバッテリーとしても活用ができるということです。こうした観点から、これを機に県民の皆さんにも、自動車購入の際には、電気自動車を選択肢に加えていただこうと、新しい取り組みを開始いたします。スライドをご覧ください。

この度、県民または県内の事業者が電気自動車を購入する際の費用の一部を補助する「群馬県BEV購入補助金」というものを創設いたします。補助金は車両の性能によって異なりますが、一定のバッテリー容量、給電機能などの基準を満たす場合は50万円を支援いたします。基準を満たさない車両でも電気自動車であれば10万円を支援します。国や市町村の補助金とも併用可能です。対象者は4月1日水曜日以降に車両の購入契約を行った群馬県在住の方または群馬県に事業所を置く事業者です。申請の受け付けは5月7日木曜日から開始いたします。補助条件など詳細は、スライド記載のQRコードから群馬県の公式ホームページで確認していただければと思います。申請に必要な手続きは、今後、群馬県ホームページで公開してまいります。

この補助金を通じて、ガソリン車から電気自動車への転換が進むことを期待しております。引き続き、群馬県としては、温室効果ガス排出量の削減とか、災害レジリエンス向上に努め、持続可能な社会づくりを目指してまいります。

5.大泉高校イオンエコワングランプリ受賞

続いて、これもぜひ報告したいことですよね。「大泉高校イオンエコワングランプリ受賞」について皆さんにご報告したいと思います。スライドをご覧ください。

この度、大泉高校グリーンサイエンス科の取り組みが、高校生による環境保全活動を表彰する第14回イオンエコワングランプリの普及啓発部門で、最高賞である内閣総理大臣賞を受賞いたしました。今週23日の月曜日には、この大泉高校の生徒の皆さんが県庁に受賞の報告に訪れました。この大会には、ブログにも書いたので、読んでいただいた方もおられると思いますが、参加したのは全国から110校。この激戦の中で最高賞を受賞したと。これはもう大変素晴らしいし、当然知事として大変うれしく、誇りに思います。

大泉高校の生徒たちは、館林の里沼である茂林寺湿原を守るために、地域と連携しながら幅広い保全活動に取り組んできました。今回高く評価されたのは、環境を守る活動にとどまらず、地域の課題を具体的な解決につなげている点です。例えば、水辺に生育するヨシを活用したストローを開発しました。これがヨシで開発されたストローです。早速うちで使おうと思っています。それから、その製作過程で出る廃材を使ってキクラゲの栽培にも取り組んでいるんですよね。とにかくきのこは注目されていますから、こういうものをちゃんと具体的な成果に結びつけているっていうのはすごいですよね。なるほど、総理大臣賞を取るわけだと思いました。

加えて、里沼への理解を広げるために、小中学校での環境教育を行うほか、ヨシストローを活用して県や企業とコラボした企画を実施するとか、活動の輪を地域全体に広げてきたんですね。こうした実践的で広がりのある取り組みが今回の受賞につながったと伺っています。私としても、環境保全と資源の有効活用を結びつけた創意工夫に富んだ取り組みだと感じております。受賞報告の際に、日々のこの活動のプレゼンテーションをこの人たちに行ってもらったんですけれども、非常に素晴らしい発表だったんですよね。あらためて、いつも言っているように、ブログにも書いたんですが、群馬県の未来は高校生にあるんでね、高校生の持つ可能性に本当に私も感動いたしました。

大泉高校も、あちこちに群馬県は「やばい」高校があるんですよね。高高(高崎高校)と前高(前橋高校)だけじゃないんですよ。あらゆるところに実は特徴のある「やばい」高校があるということで、この「やばい」高校リストに、大泉高校も一応この間加えさせていただいたんですけれども、特にこの皆さんには、校長先生も担当の先生も熱心でいい感じだったんですけど、これからも地域と連携しながら、さらに活動を発展させていただきたいなと感じております。

このほかにも、さっき言ったように群馬県内の県立高校では、それぞれの特色を生かした意欲的な取り組みが進められております。群馬県としては、子どもたちが自ら考え、自分の好きなことや得意なことを伸ばしながら活用できるように、引き続きいろんな形で応援をしていきたいと思っています。

6.群馬県クリエイティブ拠点化プロジェクト

続いて、「群馬県クリエイティブ拠点化プロジェクト」についてもご報告いたします。スライドをご覧ください。群馬県では、デジタル・クリエイティブ産業を新たな産業の柱とするため、クリエイターやクリエイティブ企業が活躍し続けることができる環境、いわゆるエコシステムの構築に取り組んでおります。具体的には、「群馬県クリエイティブ拠点化プロジェクト」を進めて、2040年までのクリエイティブ拠点化を目指しております。このプロジェクトでは、人材育成、企業集積、情報発信、この3つを柱に取り組みを進めてまいりました。

人材育成では、tsukurunやTUMO Gunmaなどを通じて、次代を担うデジタルクリエイティブ人材の育成を進めております。企業集積では、クリエイティブ企業の誘致や県内専門学校、企業と連携した産学官連携の取り組みを進めています。来年度からは、クリエイティブ企業の誘致をさらに推進するため、クリエイティブ産業移転促進補助を大幅に拡充し、群馬県への企業進出を支援してまいります。そして情報発信では、映像作品のロケ誘致、イベント開催、これを通じて群馬県の魅力と可能性を発信してまいります。次のスライドをご覧ください。

こうした取り組みを進める中、この度内閣府が募集した「コンテンツ地方創生拠点」、「それはもう当然群馬県じゃない?」って思っていたら、「群馬県クリエイティブ拠点化プロジェクト」が、その中で当然のことながら選定されたんですよね。これは群馬県が進めてきたクリエイティブ拠点化の方向性が、ちゃんと政府からも高く評価されたものと受け止めております。「コンテンツ地方創生拠点」というのは、コンテンツを起点として大きな経済波及効果が見込まれる地域一体の官民連携の取り組みを国が選定し、強力に推進するというものです。政府は2033年までに全国でおよそ200カ所の拠点を選定する方針を示しており、今回はその第1弾として、群馬県を含む23拠点が選ばれました。

今回の選定によって、国の重点事例としての発信力の向上が期待されるほか、関係省庁との連携によって、そもそも群馬県の強みである政府との連携をしっかりこれからも進めていきたいと思いますが、そういう強みを生かすことによって、取り組みの加速も期待ができると思っています。国の後押しを受けながら、群馬県の取り組みを前に進めていく上で、これは大きな意義があると思うんですね。

群馬県としては、今回の選定を追い風にして、さらに取り組みを進め、デジタル・クリエイティブ産業の創出、これは誰もやったことがない、どの都道府県も考えていない、新しい構想なので簡単にはいきませんけれども、必ず私はできると信じておりますので、これもみんなで力を合わせて、このデジタル・クリエイティブ産業の創出を実現させてまいります。

7.直滑降ストリームの告知

最後に直滑降ストリームの配信です。スライドをご覧ください。「県議と知事の紅茶懇談」34回目のゲストは、リベラル群馬の本郷高明県議です。番組では、学生時代に陸上の全国大会で好成績を残したこととか、国会議員秘書として毎日忙しく飛び回っていたこととか、お子さんの影響で好きになったアニメなどについて話を伺いました。本郷県議は、困難に直面してもくじけず、粘り強く道を切り開いていく、本郷さんって、すごい忍耐力のある人なんですよ。さすがに陸上を相当本格的にやっただけあって、常に世のため人のために行動したいという熱い思い、これを皆さんに伝えられると思っています。いや、すごいいい人です、この人。今まで知らなかった。ここまでとは、こういう方とは。明日21日金曜日の20時から群馬県公式YouTubeチャンネル「tsulunos」で配信いたします。ぜひご覧ください。

今日もこの後、直滑降ストリーム、2人の県議と紅茶懇談を予定しているんですけど、いよいよ、山本一太の県議を知るフリーレンの旅も最終局面に差し掛かりました。これ多分、全国の都道府県知事はできないと思うよ。全部の会派の県議と懇談するとかありえないんですけど、これは必ず最後まで走破できるだろうと。いよいよ最後の段階に入ってきたので、最後までしっかり突き抜けていきたいと思うし、やっぱりここで県議といろいろ対談をしてね、それぞれ本当に個性的で、チャーミングな方々だということが分かったんで、やっぱり県議のイメージっていうのもぜひ県民の皆さんに身近なものにしたいと思っております。

引き続き県議会とは、時にせめぎ合いながら、時に協力しながら、県民にとってより良い政策を一緒に実現していければと思っております。

私からは以上です。皆さんから何かあればご質問をお受けしたいと思います。

質疑応答

●群馬県の今年度の取り組みの振り返りについて
(記者)
最初に案件外で、今年度最後の記者会見ということで質問させていただきます。まず25年度最後の会見になるんですけれども、今年度を振り返って、予算ですとか県の施策、地域課題への取り組みで特に印象に残っていることや反省点などあるかをお伺いしたいです。

(知事)
あんまりいろんなことが同時多発的に起こっているので、今年度だったか昨年度だったか、よく頭がうまく整理できないんですけど、それでも今年度は群馬県の確かな勢いが発信されたと思うんですよね。例えば、今年度判明した令和4年度の名目成長率、始まって以来ですけど、群馬県が愛知県を抑えて6%以上成長したということで一番になったと。他は平均3%ですから。それから、これは見方にもよるので、企業にも頑張っていただいたということなんですけど、県民の総力の結集として評価できると上毛新聞の社長も言っていましたが、一人当たりのGDPも全国5位まで行ったし、それからなんと言っても、これはみんな緊張してやっていましたが、移住希望地ランキングNo.1の座を防衛したと、2年連続で。これもすごく大きかったと思いますし、群馬県の勢いがすごく外に発信された。tsulunosも相変わらず再生回数では全国ダントツでトップを走っていますから。そういう1年だったのかなと思います。感想っていうか、それぞれの担当部局の職員の皆さんに本当に頑張っていただいて、感謝の言葉しかありません。私はいつも言っているように、幸せな知事で、No.1ですから、群馬県職員っていうのは基本的に。こういう職員と一緒に仕事ができるというのは幸せだなっていうのが一番の感想でしょうか。

今、記者さんが言った反省という点で言うと、昨日も早く寝ればよかったんだけど、長いブログを書いちゃったんですが、湯けむりフォーラムをめぐる問題、これは我々いろいろ学ばなければいけないところがあると思うんですね。県庁職員はみんな現場で頑張っていて、本当にまじめに知事の構想を実現させるために力を注いでいただいているんですけど、今回は特に私の不用意な一言で、どういうことが起こるかということに十分配慮がないまま、私の一言によって、湯けむりフォーラムについていろんな問題が発生したと。これは本当に反省しなければいけないと思うし、正確な事実がうまく把握できなかったということについて言うと、努力してきたんですけど、本人もご機嫌力高いと思うんですけど、それでも組織の風通しの良さをもっともっと広げていかなければいけないと思いましたし、これは今日ここに来られているメディアの方々とも関係していますけど、新しい情報公開の時代にどう対応していくかというのは考えさせられました。例えば、あまり細かいことは言いませんが、これもブログにも書きましたが、チャットまで公開しなければいけないのか。でもこれはもう法律ですから。そういう世の中になっているので、チャットまで公開しなければいけない、そういう時代に来ているんだということを我々は認識して考えなければいけないし、開示請求って重いですから。それを考えなければいけないし、新しい時代状況の中では、より踏み込んだ情報を出さなければいけないところに来ているっていうのを、知事だけじゃなくて、全ての市町村が考えなければいけないですよね。情報開示請求は法律に書いてあるんだけど、住民ができるわけじゃないですか。これを軽々に扱ったら絶対にいけないと思う。群馬県の場合も、どこからあったとは言えませんけど、情報開示請求があった。そこでいろいろ議論した。ここをやるのは難しいから、やめようとか、ここら辺のところは出さなくてもいいんじゃないかみたいな議論もあるんだけど、私の方からまず全部出してくれと。可能なものはちゃんと出してくださいと言ったので、これは群馬県の一貫した姿勢として正しかったと思っています。ただ新しい時代に、今回もちょっとブログにも書いたんですけれども、今回は県職員のメールが県議に行って、それがまず質疑の材料に使われて、加賀谷さん自体は正義感の強い方で、変な悪巧みでやるはずがないので。そもそも我々に問題があったので、それはいいとしても、万が一こういう流れが一種の手法みたいになっちゃったら、非常に大変だなと思ったりしているので、いろんな課題を群馬県にも突きつけているんじゃないかなということなので。特に、湯けむりフォーラムは記者さんもご存じのとおり、私にとって肝いりのプロジェクトで、今年度(の予算計上を)止めるという決断は、痛恨の極みというか断腸の思いだったんですね。ようやくいい感じになってきたっていうのがあったんだけど、結果としては(予算案を)引き上げて正解だったと。私、知事6年やってきましたけれども、二元民主制というところから言うと、議会への対応はすごい大事で、今までもずっと言ってきましたが、私のスタイルとして、どんなに都合の悪いことでも、どんなに苦しい時でも、県民には嘘を言っちゃいけないと。ましてや議会に対して事実と違うことを言うとか、決して今回意図的ではないけど、嘘を言うということはあってはならないと思っているので、その原則をしっかり大事にする群馬県なんだということを県議会にも示せたし、あるいは内外にも示せたというのは良かったんじゃないかなと。湯けむりフォーラム断念はいろんな意味で本当に勉強になりました。まだまだありますけど、長くなりすぎたので、このぐらいにしたいと思います。

●来年度のキーワードについて
(記者)
来年度に向けて最も重視したいキーワードというのは何でしょうか。

(知事)
キーワード? お正月にやるものだと思うんですけれども、キーワードは難しいですよね。やっぱりパッション、熱意でしょう。前立腺がんステージ2を公表して、治療中なわけじゃないですか。ここから群大の重粒子線、今、ホルモン治療ですけど、6カ月やって、その後重粒子線を1カ月やって、がん細胞をやっつけて、その後さらに1年のホルモン治療を経て、完治させるという計画なんですけど、こういう状況に陥って、ここから元気に生き抜いて、完治させなければいけないということから言うと、これに対抗するためには圧倒的な熱意とかやる気しかないと思うんですよね。

主治医の先生が心配していて、ホルモン治療をすると活動量が減るとか、意欲が減退する、無口になる、場合によっては鬱の可能性もあるっていうのは全くないんですね。それは、あふれるようなやる気だと思うんですよ。熱意ですよね。デジタル・クリエイティブ産業の話も難しいけど、ここまでなんとかやってきたので、なんとしてもこれを実現しなければいけないという意欲、それからあんまりやるとテストステロン増えているみたいで心配なんだけど、来年の選挙も死んでも勝ち抜かなければいけないと思っているので、そういうことから言うと、自分のことは別として、これから県がいろんなことを実現していくために一番大事なのは、知事と職員のパッションだと思います。

●高市首相の外交について
(記者)
日米首脳会談が行われました。高市首相の対応について知事の評価をお願いします。

(知事)
これは知事という立場というより、一人の政治家としての感覚なんですけれども、まず、ここでも五十嵐さんに中東情勢について聞かれたときに申し上げたんですが、群馬県知事としてなかなかできることはないんですね。私が考えなければいけないのは、どうやって群馬県民の生活を守るのかということなんだけど、この問題について知事としてできることが限られていると。これはもう政府に頑張ってもらうしかないということだと思うんですよね。ここにおられるメディアの皆さんがどんな感覚を持っているか分かりませんが、これは、私は大変な危機的状況だと思っていて、これは日本にとって、場合によっては未曾有の状況になるぐらい危機的なところにあると思うんですよね。ホルムズ海峡の問題で、日本に向かうタンカーも全部止まっているわけなんですけど、ここのところずっと、欧米のニュースを見ていても、一昨日から昨日、今日ぐらいにかけて、アメリカとイランが歩み寄っているみたいな報道も出て、トランプ大統領が15項目か16項目忘れたけど、提案を出して、イラン側も条件を出してみたいな感じで、いろいろ出ているんですけれども、そのままスムーズに行くとは限りませんよね。一旦停戦が実現したとしても、それが続くかも分かりませんよね。イスラエルはまだレバノンを攻めているわけでしょう。イスラエルは攻撃を続けているわけですよね。ガザの時も、一旦停戦が成立しても、どっちかが攻撃したみたいに言って、戦闘が再開されたりしたことを思うと、これは本当に日本にとって危機的な状況なんだと思います。今、日本のリーダーとして、何をしなければいけないのか。たった一言で言うと、誤解を恐れずに言うと、トランプ大統領の懐に飛び込むしかないですよね。私はずっとアメリカのメディアをフォローしているんですけど、特にポッドキャストで言うと、MAGAの人たちの中でも、記者さんの方がよく知っているかもしないけど、トランプのイラン攻撃に対して反対する人たちが出てきていて、例えばFOXニュースにいた保守系のタッカー・カールソン、これは保守系の論客ですけど、タッカー・カールソンの番組はアメリカのレガシーメディアよりも全然視聴率高いですから。挙げればきりがないんですけど、トランプをずっと称賛してきた、力のあるポッドキャスターとかオピニオンリーダーみたいな人たち、軍の首脳でイラン攻撃を批判している、反対している、慎重意見を唱えている人たちがいる中で、トランプ大統領がイラン攻撃をしたということを見て思ったんですね。やっぱりトランプ大統領が決めるんだなと。アメリカの政策はトランプ大統領がコマンダーインチーフとして決めるんだと。それを考えたら、日本が今やらなければいけないことは、トランプの懐に飛び込むということだと思うんですよね。

そういう意味で言うと、記者さんもジャーナリストだから、いろんな人脈があると思いますが、これはいろんな人たちが言っていますけど、高市総理が行くまでに外務省がものすごくいろんな努力をして、各大臣も自分のレベルで、例えば小泉さんとヘグセス国防長官との打ち合わせをしたり、全力で知恵を絞り尽くして臨んだ会談で、高市総理の言葉を借りれば、トランプ大統領に日本は法律でできる範囲しかできないということを説明したり、トランプ大統領がマスコミの前のやりとりで、これは日本側が一番警戒していたわけじゃないですか、決定的なことを言わなかったりとか、抑制的にやっていただいたりとか、日米のパートナーシップを強調してくれたりとか、トランプ大統領の型破りな発言はあったんですけれども、これは外交としては150点じゃないかなと。僭越ながら、一応国会議員だった立場から言うと、高市総理は見事な外交をなさったと。これで終わりじゃなくて、これからも厳しい状況は続くと思うんですけれども、これは本当に、私は大変な成果を上げたと思っています。

ただ問題はここからで、これから暫定予算を組んで、おそらく緊急対策みたいにやるかもしれないんだけど、確か、備蓄も2割ぐらい追加で放出したんですよね。こうやって、ガソリン価格が上がっていると。自動車王国・群馬県では本当に深刻な影響が出てきている中で、群馬県でできることは限られているので、高市総理が暫定予算を組み、緊急対策をやるのを見極めながら、群馬県としてできる対策をしっかり、国の流れを見ながらやっていくしかないと思っています。いずれにせよ、ここはもう政府に頑張ってもらうしかないので、野党の方もいろいろ言っているんですけれども、これはある意味、一致結束して、外交については高市総理を応援するぐらいの流れをつくってほしいなと思うし、やっぱり(衆議院の自民党の議席が)3分の2って効いているともいます。自民党が単独で3分の2以上の議席を持っているというのが、ここでも、ものすごく効いてきていると思いますので、ここでも言いましたが、高市さんは、高市総理の人気で3分の2の議席を確保した。主要国のリーダーの中でも、最も安定した支持基盤を持っている総理なので、これからいろんなことがあると思いますが、そこを最大限に活用して、いろいろあると思いますが、自信をもって、反発があっても自らの信念を貫いていただきたいと、知事としては群馬県からしっかり応援をしたいなと。高市内閣にいる、よく存じ上げている、お世話になっている主要閣僚の皆さんにも頑張ってほしいと思っています。

●政府のメガソーラー導入支援等について
(記者)
別件なんですけれども、政府がメガソーラーに関する導入支援を2027年度以降に廃止するという決定を正式に決めたそうです。知事の受け止めと、現状、群馬県内にメガソーラーがいくつあるかを教えていただければと思います。

(知事)
これは担当部からお願いします。

(グリーンイノベーション推進監)
令和8年3月19日付で経済産業省から、地上設置型の発電出力10kW以上の太陽光発電について2027年度以降の新規事業は支援対象外とするとの公表があり、承知しております。現在、群馬県内にいわゆるメガソーラーと言われている、発電出力1MW以上の大規模太陽光発電所は311カ所になります。群馬県の影響ということになりますけど、昨年の12月18日の定例記者会見でも少しお答えしたところでございますが、群馬県としては地域と調和した再エネ設備の導入促進を「2050年に向けたぐんま5つのゼロ宣言実現条例」や「グリーンイノベーション群馬戦略2035」に盛り込んでおりまして、山林を切り開くような、いわゆる開発型メガソーラーから建物の屋根への太陽光パネル設置を誘導する政策へ、すでにシフトしているような状況でございます。そういった点を踏まえますと、今回の経済産業省の発表については、従来より群馬県が掲げております再生可能エネルギーの推進、普及というところについては、何ら影響はないと考えているところです。

(知事)
今、グリーンイノベーション推進監の言ったことに尽きるんですけれども、政府にもいろんなお考えがあって、これをやったんだと思うんですよね。それは、環境破壊や土砂災害の影響とか、いろいろあると思うんだけど、グリーンイノベーション推進監が言ったように、群馬県はいわゆる山林を切り開くような開発型のメガソーラーから、建物の屋根への太陽光パネル設置を誘導する政策に切り替えているので、群馬県として、再生可能エネルギーの普及を図っていくという基本方針には変更はないということです。

●知事のブログについて
(記者)
最後に別件なんですけれども、先日のブログで、庁議で「HUNTER×HUNTER」のメルエムの最後についてお話しされたと書かれていましたけど、どんな文脈でお話しされたか教えていただければ。

(知事)
こういう質問が出ると思わなかったんだけど、ちゃんと聞かれたから答えますね。深刻な話とか心配な話とかをした後で、少し柔らかいこともちょっと言おうと思ったんだけど、ちょうどあの日に女子大の卒業式でスピーチをすることになっていたから、どんな話をするのかをみんなに言って、よくこの話をしているんだけど、失敗を恐れるなと。これから70年も80年も生きていくわけで、人生の成功っていうのは随分勝負が先にあって、たった一言で言うと、亡くなる前に、本当に命が尽きる前に、自分の人生を振り返って、いい人生だったと言えるかどうかが勝負なんだという話をしようと思うと。それについては、スティーブ・ジョブズの最後の言葉ってご存じだと思うんですけど、ベッドで語ったと言われている、本当かどうかはともかく最後の言葉があって、その中でジョブズは、自分はビジネスマンとしては頂点に達したけど、死を目前にしたら自分が求めてきた富とか名声とか承認欲求みたいなものは意味がないと。自分が築いた富は亡くなった後の世界に持っていけない。持っていけるのは愛情にあふれた、美しい思い出だけだと言おうと思っているんだけど、本当は「HUNTER×HUNTER」のアリの王、キメラアントの王のメルエムが亡くなった時のシーンについて言及したいと思うけど、多分、女子大生は知らないと。それがとても残念だと。本来であれば、最後に全能の力を持った蟻の王が、放射能の影響で命が短くなったという時に、最後に過ごしたいと思ったのは、みんなきょとんとしていたけど、軍儀(ぐんぎ)が得意な、ボードゲーム、日本で言う碁とか将棋みたいなものが得意な、目の見えないコムギと一緒に過ごそうとして、蟻の王も最後は人間になって、その時のセリフがすごく泣かされる。コムギは、「総帥様、こんないいことがあっていいんでしょうか」と泣いたと。「私の人生はこのためにあった」と言って、メルエムが「余は、わかった。わが人生はこのためにあった」みたいな話をしようと思っているけど、女子大生が知らないので、スティーブ・ジョブズの話にします、というところで使いました。こういうのを聞かれることないよ、他の知事は絶対。

●湯けむり国スポ・全スポぐんまPR強化について
(記者)
案件内で質問します。湯けむり国スポについてです。新しいデザインが決まったということですけれども、デザインをご覧になっての知事の感想であったり、あとはアンケートの話もありました。認知度向上が課題だと思いますけれども、どう盛り上げていきたいかなど、そのあたりを伺えればと思います。

(知事)
まず、このポスターというかロゴはすごくいいと思います。やっぱりね、パッと見た瞬間に「GUNMA2029」、ここがまさに大会なんですよということを示せるし、あとこの温泉マークを使うというアイデアもすごく良くて、非常にセンスいいなと思いましたね。しかもピクトグラム、あれも全部温泉にかけているというのも、すごくいいなと。これは申し訳ないけど、全国一の温泉県は大分県じゃなくて群馬県。もう1回言いますね、大分県じゃなくて群馬県だということを示す意味でも、すごくこれはいいなと思っているので、個人的には大変評価をしています。

(記者)
先ほど県民アンケートでは認知度向上も課題ということで、これから盛り上げていきたいというところもあると思いますが、知事としてもどう盛り上げていきたいかなど、デザイン発表もありましたが、そこからの意気込みをいただければ。

(知事)
これはなかなか大変で、おそらく他の国スポを見ていないけど、おそらくこんな感じなんじゃないかと思うんですよね。やっぱり国スポ・全スポは全体的に国民の関心も下がっているという中で、ただ主催するからには盛り上げていかなければいけない。まだあと3年あるから、会見だけじゃなくて、いろんなツールを活かして、特に群馬県は動画サイトの発信力が全国1位なんで、こういうところでもしっかり活用したいと思いますし、ぐんまちゃんも認知度上がっていますので、ありとあらゆるツールを使って、とにかく発信していくということに尽きるんじゃないでしょうか。Newさん、何か知恵ありますか。

(大塚副知事)
ちょっとこれから(考えたいと思います)、すみません。

(知事)
後でだって。これからだった。

●中東情勢について
(記者)
案件外で、中東情勢に関してです。毎週伺っているんですけれども、県内経済の影響は、その後いかがかなというところです。

(知事)
産業経済部長、どうぞ。産業経済部長からまず報告させます。

(産業経済部長)
毎週質問いただいてありがとうございます。今まで申し上げておるんですけれども、このところ県内企業ですとか団体の方にお話を伺うと、少し声が大きくなってきている。ただ、具体のこういったことでというような相談はなかなかなくて、やっぱりまだ不安だというところが大きくなってきています。

具体的なもので、新しい情報ですと、運送会社さん、自社で「インタンク」と言っているんですけれども、給油設備を持っているようなところ、そこへの給油については、ちょっと今断られるケースが出てきているというような話も伺っております。事態が長期化してきているということもありますので、米国関税対策のための支援パッケージを新年度の予算も反映させてリニューアルのうえ、今ホームページの方にアップいたしましたので、県内事業者の方におかれましては、どの事業が使えるかということの視点で、それをご覧になっていただければなと思っております。

(知事)
この問題がいつ解決に向かうかということによるんですけれども、すでにこの時点で結構国際経済に、世界経済に大きな影響があると思うんですよね。あと1、2カ月ということになったら、結構シリアスな影響になってくると思うんですよね。とにかく産業経済部長が常に群馬県の経済の流れとか企業のいろんな状況をヒアリングしてもらっているんで、そういうのを受けながらなんですけど、必ず影響出てくると思うんですよ。今日、私の耳に入ってきたのは運送関係で、これはもう完全に物流に影響してくるということなので、いろんなところにいろんな影響が出てくると思うので、よくまず我々としては群馬県の中身をウォッチしながら、さっき言ったように、ここから政府がいろんな緊急対策を場合によって打っていくので、それと合わせて最も効果的なやり方で考えていくと。その前にできることとしては、今日さっき産業経済部長が言ったように、例の物価高でつくった仕組みとかも使っていければということだと思います。

(記者)
ありがとうございます。今部長がお話しいただいたものを整理すると、要するに米国関税のようにつくっていた支援パッケージを中東情勢にも拡大するみたいな・・・

(産業経済部長)
来年度予算も含めてリニューアルをしたということで、影響というかその対策としては、ほぼほぼ似ているものなのかなと感じております。県関連でいきますと産業支援機構、こちらの方には、よろず支援拠点がございます。その中に今その関係で、中東、ウクライナ情勢、原油高というような形での、相談窓口をつくっておりますので、そちらの情報も収集しながら、今後、例えばどんな対策会議ですとか、本部なんかも視野に入れて検討していきたいと思っております。

(記者)
ホームページを更新して、要するに公にしたのっていつからですか。

(産業経済部長)
本日です。

(記者)
今日からですね。分かりました。

(知事)
今日から?

(産業経済部長)
はい、今日からです。今日からリニューアルしております。

(知事)
もう決めたんだよね、リニューアルは。

(産業経済部長)
リニューアルをして、メニューを作ってホームページにアップしております。

Newさんのひとこと

(知事)
それではNewさん(大塚副知事)が待ち構えていますので、「Newさんのひとこと」をお願いします。

●群馬県警察公式防犯アプリ「ぐんまポリス」について
(大塚副知事)
先ほど記者さんのご質問でも庁議の話が出ましたけど、今週の火曜日の庁議で、実は県警の丸山本部長からご紹介があった案件を、県民の皆さんにも知っていただきたいということで私からご紹介したいと思います。

県警で、公式の防犯アプリというのを作成して、もうすでにアプリ市場、AppleだとかAndroidの市場で、無料でダウンロードできるものが出ています。こちらをご覧ください。「ぐんまポリス」というもので、ぜひここにお集まりの記者の皆さんや、会見の中継をご覧いただいている方にぜひ一度試していただきたいです。私も実は庁議が終わって、早速ダウンロードしてみたら結構いいアプリでして、使い勝手もいいですし、得られる情報も大変我々の生活に役立つ情報だと思っています。特に私が一押しなのは、これが一つの画面なんですけど、ちょっと(スライドが)見にくくて申し訳ないですが、この県庁のあたりの地図なんですね。これを見ていただくと、どういった犯罪が最近起こっているか、このあたりで起こっているのは、自転車盗みたいなものが相当多いんですけれども、認知時間なので正確な発生時間ではないかもしれませんが、例えば何月何日の夜の間にこういう自転車盗が起こりましたよとか、そういったことが出てきます。

もう一つは交通事故の発生状況については、こちらはより具体的な、どの交差点で何月何日の何時ぐらいにこういう事故が起こったのかという情報が出てきますので、ぜひ一度皆さんお試しいただいて、特に自分の住まいのそばであるとか、あるいは職場のそばであるとか、いつも通勤通学に使っていらっしゃるところで、どういう危険性があるのかということをご確認いただくと、我々も県警もこういった情報を使って防犯対策に努めているつもりではありますけれども、ぜひ県民の皆様方にもご自身で使っていただいて、防犯にお役立ていただければということを考えております。

詳細については、QRコードはないんですけど、群馬県警察本部の生活安全部の生活安全企画課に必要があればお尋ねいただければと思っております。ぜひお試しいただければということでご紹介させていただきました。ありがとうございました。

(知事)
ありがとうございました。Newさん、これ、こういうメインキャラクターみたいなものが出てくるわけね、この(アプリの)中に。この「ジョモ子」とか、強引な名前の付け方がいいなって思いません?

(大塚副知事)
なんか馬のキャラクターもいたはずなんですね。

(知事)
これは牛じゃない?

(大塚副知事)
これはどっちも牛ですね。馬もいるはずなんです。これの他にですね。

(知事)
ということで、今、Newさんから解説がありました。馬もいるそうです。ということで、今日も1時間超えましたが、皆さんお付き合いいただきましてありがとうございました。

知事メッセージ

最後に一言だけ、ちょっと私の方から加えてお話をしたいことがあります。県民の皆さん、ご存じのとおり、群馬県は、デジタル・クリエイティブ産業の創設を目指していろんなことを準備してまいりました。今日は、先の議会での審議についてもいろいろお話をさせていただきましたが、最も印象的だったことについて、例の湯けむりフォーラムの問題について挙げたんですけれども、もう一つ大事なことがあって、今回、デジタルクリエイティブスクールのプレスクール開設の予算を、県議会の方に認めていただきました。これは本当に我々にとって大きな、私は、ちっちゃいですけど大きな一歩だと思っています。

今日は、このスライドをお見せしながら、いわゆるデジタル・クリエイティブ産業のエコシステムみたいな話をさせていただいたんですけれども、ここでデジタル・クリエイティブ産業の拠点化プロジェクトという話をしたんですけれども、2040年までと書いてあるんですけど、産業集積をつくっていくというのはなかなかもちろん時間もかかるし、人材育成も時間がかかるんですけれども、要は、デジタル・クリエイティブ産業をつくるということはどういうことか。究極の目的は、群馬県のあらゆる産業をデジタル・クリエイティブ化することなんですね。いろんな方々のご意見もあって、例えばアニメ、ゲーム、漫画、これがどれほどの市場があったとしてもね、こういうものをやることによって、他の産業にどう波及させていくかという、もうちょっと具体的なストーリーが必要なんじゃないかという問題意識が我々にもあって、ここからそういうことをよく具体的に練り上げていきたいと。例えば、クリエイティブ産業ができる、あるいはそのつくる過程で他の産業にどういうふうに波及していくか、それが農業なのか製造業なのか分かりませんが、こういうところをしっかり見せることによって、より県議会にも県民の皆さんにもご理解をいただけるんじゃないかと思っています。

来年度は、相当大変なんですけれども、知事の未来構想フォーラムを35市町村でやっていきます。そもそも総合計画のアップデートでかなり変わる部分があるので、こういうことも説明していきたいと思いますが、例えばこういう、まだ中身を今練っている状態なんですけれども、こういうクリエイティブ拠点化についての説明も、ここで、35市町村でできればなと思っています。その点ちょっと、この会見をご覧になっている県民の皆さんにもお伝えしておきたいと思います。

ということで、今日は1時間15分になりましたが、今回も、記者の皆さんに大勢残っていただいてありがとうございました。この「やばい」高校、大泉高校が開発したヨシストローと、このキクラゲ、これにぜひ、注目をしていただければと思います。以上です。ありがとうございました。

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。

このページに関するお問い合わせ先

メディアプロモーション課報道係
〒371-8570前橋市大手町1-1-1
Tel:027-226-2175

お問い合わせフォーム


情報提供:JPubb

プレスリリース一覧に戻る