2026年1月27日
ヒューリック株式会社
「成田市駒井野蓄電所」、「浜松市三ヶ日町蓄電所」運開のお知らせ
― 系統用蓄電所開発 第1号・第2号物件 ― ヒューリック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:前田隆也、以下「当社」)は、脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギー事業として開発を進めておりました「成田市駒井野蓄電所」および「浜松市三ヶ日町 蓄電所」が、このたび運転開始いたしましたので、お知らせいたします。
(1)本取り組みの背景
国内では、2050年のカーボンニュートラルの達成に向け、再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)の導入拡大が進む一方で、不安定電源である再エネ比率が高くなることから、電力需給の変動に対応する「調整力」の確保が 必要となります。また、電力需要の少ない時間帯には、再エネ発電所の出力抑制が求められる課題が顕在化しております。系統用蓄電所(以下、「蓄電所」)は、再エネの余剰電力を充電と需給ひっ迫時の放電によって電力需給バランスを取ることで調整機能の役割を果たします。
(2) 系統用蓄電所の開発
当社は2025年に1月に本事業を開始した後、㈱アドバンスと蓄電所開発に着手、同年10月に「成田市駒井野蓄電所」、12 月に「浜松市三ヶ日町蓄電所」が運転開始いたしました。現在、後続案件の工事を進めており、2026年中に累計約20か所の蓄電所の整備が完了する見込みです。また、今回運転開始した蓄電所(2.0MW)の約 20 倍の規模となる大型(特別高圧)の蓄電所を複数件開発検討中であり、2029 年までに、累計 約 250MW まで開発を拡大する予定です。蓄電所(蓄電池)の充放電による「調整力」を、卸電力市場、需給調整市場、容量市場といった各電力市場で運用し、当社グループの発電事業・小売電気事業との連携を通じて、再エネ電力供給の安定化を進めてまいります。
成田市駒井野蓄電所
浜松市三ヶ日町蓄電所
今回運転開始した 2 物件は、植栽設置による計画地周辺への景観配慮や、防音壁設置による騒音対策、 基礎架台設置による水害等への災害対策工事を行うことで、レジリエンスを重視し、安全安心な蓄電所運営を 目指した施設設計を行っております。
施設の概要
施設名
定格出力
定格容量
電池種別
運 転開始時期
開発会社
蓄 電池運用者
成田市駒井野蓄電所
2.0MW
8.0MW
リチウムイオン電池
2025年10月
株式会社アドバンス
東芝エネルギーシステムズ株式会社
浜松市三ヶ日町蓄電所
2.0MW
8.0MW
リチウムイオン電池
2025年12月
株式会社アドバンス
ElectroRoute Japan株式会社
(3)今後の再生可能エネルギー・電力事業について
当社は2019年RE100*1に加盟以降、㈱アドバンスとの非 FIT*2太陽光発電の開発によって 2023 年にRE100 を達成し(新技術要件を満たす企業は世界で 3 社、国内では当社のみ)、再エネ事業を推進してまいり ました。2025 年 5 月に資本提携を開始したアストマックス㈱との小売電気事業での協業や、カナディアン・ ソーラー・インフラ投資法人への TOB を契機とした同グループとの再エネ・蓄電池事業の連携等によって、 さらなる再エネ事業の拡大を進めてまいります。
*1 RE100 : 「Renewable Electricity 100%」の略で、事業活動に必要なエネルギーを100%再生可能エネルギーとすることを目標に掲げる企業が加盟する国際的なイニシアティブ。
*2 FIT(制度) : 再エネを用いて発電された電気を、国が定める価格で一定期間電気事業者が買い取ることを義務付けた制度。 非FITはFIT制度(FIP制度を含む)を活用しないものを指しております。
この取り組みを通じて当社はSDGsの目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」および目標13「気候変動に具体的な対策を」に貢献します。
以上
本件に関するお問い合わせ窓口
ヒューリック株式会社 広報・IR部
TEL 03-5623-8102 FAX 03-5623-8125