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2026-01-06 00:00:00 更新

AIグラス市場に向けてTDK AIsightを立ち上げ、新型超低消費電力DSPマイコンを発表

AIグラス市場に向けてTDK AIsightを立ち上げ、
新型超低消費電力DSPマイコンを発表


- TDK AIsightはフィジカルAI向けにTDK の独自技術とアイインテント/トラッキングのソリューションを提供。
- AIグラス向けにマイクロコントローラ、ステートマシン、ハードウェアCNNエンジンを統合した次世代超低消費電力DSPプラットフォーム「TDK AIsight SED0112」を展開開始。
- TDK AIsightのソリューションをCESで展示(TDKブース #15803)。


2026年1月6日


TDK株式会社(社長:齋藤 昇)は、AIグラス向けソリューション事業を加速させるために「TDK AIsight」を立ち上げ、新たに本格展開することを発表します。TDK AIsightは、物理世界を感知・理解するフィジカルAIと生成AIを組み合わせることで、直感的で使いやすいAIグラスの実現に貢献します。TDKの90年にわたる技術革新とベンチャースピリットを基盤に、カスタムチップ、カメラ、AIアルゴリズムを開発し、エンドツーエンドのシステムソリューションを提供します。アイインテント(視線意図検出)やアイトラッキング(視線追跡)といったソフトウェア技術と、センサやバッテリー、受動部品などTDKのコア技術を組み合わせることで、より高付加価値なユーザー体験の実現を目指します。なお、AIsightはAI(人工知能)とeyesight(視覚)に組み合わせた造語に由来しています。


TDK AIsightの次世代マイクロプロセッサ「SED0112」は、AIグラス向けに設計された、マイクロコントローラ、ステートマシン、およびハードウェアによる畳み込みニューラルネットワーク(CNN)エンジンを統合したデジタル信号処理(DSP)プラットフォームの最新製品です。SED0112に搭載されたハードウェアCNNアーキテクチャは、特にアイインテント(視線意図検出)処理に最適化されています。本マイクロコントローラは、超低消費電力のDSP処理機能を備え、eyeGenI™センサをサポートするとともにホストプロセッサへ接続します。SED0112は、低消費電力処理の実行をオーケストレーションするTDK AIsightのeyeGI™ソフトウェアとアルゴリズムをサポートしており、あらかじめ設定した条件が検出されるまではホストプロセッサを低電力またはオフ状態に保つ使い方が可能です。この次世代マイクロプロセッサは、省電力機構をサポートし、フロー制御を簡素化し、センサや複数の異なる解像度の映像センサに対応します。サンプルはTDK AIsightのウェブサイトを通じて入手可能です。


「TDK AIsightは、AIグラスのユーザーと、会話や、画像、動画、音楽などの新たなコンテンツやアイデアを生み出す革新的なAIである生成AIをつなぐ、画期的な技術を構築するシステムソリューション企業となります」とTDK AIsight CEOのテ・ウォン・リーは述べています。「当社はTDKの多様な技術を結集し、コンテキスト認識、情報の記録と呼び出し、画像解析、状況認識をシームレスに融合するソリューションを構築することで、より魅力的なユーザー体験を提供していきます。」


TDKの代表取締役社長執行役員CEOである齋藤昇は、次のように述べています。「TDK AIsightは、AIエコシステムへの貢献という当社の戦略を具現化したものであり、コンシューマー向けにも産業向けにもソリューションを展開できる、当社の成長において重要な役割を果たします。フィジカルAIは、TDKがAIエコシステムへ貢献する上での戦略的な領域のひとつであり、さまざまなTDKのセンサや技術を通じて、デバイスやシステム、インフラが物理世界を感知・理解・相互作用を可能にします。これより、自律型ロボット、ウェアラブルなど進化の著しいコンシューマーデバイス、インテリジェントな製造現場などにおいて、人や物理的プロセスを通じてユーザーの状況を把握するようなパーソナライズされたAIを提供することができます。TDK AIsightは、このような取り組みを前進させるための当社の戦略のひとつです。」


CES 2026(2026年1月6日〜9日、米国ネバダ州ラスベガス/ラスベガス・コンベンションセンター セントラルホール、ブース #15803)でのTDK株式会社およびグループ会社への取材については にご連絡ください。TDK AIsight に関する詳細は、 TDK株式会社および同社の全技術ポートフォリオに関する情報は をご覧ください。


用語集


Physical AI(フィジカルAI):さまざまなセンサやアクチュエータからのデータを直接処理することで、機器やシステムが物理世界を感知・理解・相互作用できるようにする人工知能の領域。


Generative AI(生成AI):会話、物語、画像、映像、音楽など、新たなコンテンツやアイデアを生成できるタイプの人工知能。


AI:Artificial Intelligence(人工知能)


DSP:Digital Signal Processor(デジタル信号処理プロセッサ)


CNN:Convolutional Neural Networks(畳み込みニューラルネットワーク)


主な用途


AIグラス
スマートグラス(AR、ソーシャルメディア向け)
産業用グラス


SED0112の主な特長


パッケージ:正方形 4.6 mm × 4.6 mm
統合された最適化ニューラルネットワーク(ハードウェア)エンジン搭載
カメラ対応:
4× SES0111(アイセンサー)
1× SES0113(コンテクスチュアルセンサー)


TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、エレクトロニクス業界のグローバルテクノロジー企業であり、イノベーションリーダーを目指しています。 ブランドアイデンティティの新しいタグライン「In Everything, Better」のもと、TDKは生活、産業、社会のあらゆる側面でより良い未来の実現を目指しています。90年にわたり、「創造によって文化、産業に貢献する」という社是に基づき、TDKは電子機器の中から世界の発展に貢献してきました。先駆的なフェライトや時代を象徴するカセットテープにはじまり、最先端の受動部品、センサ、バッテリーによってデジタル時代でつながる世界を支え、サステナブルな未来への道を切り拓いています。TDKのベンチャースピリットによって融合することにより、世界中の情熱的なチームメンバーが、私たち自身、お客様、パートナー、そして世界のためにより良いものを追求しています。TDKの最先端技術は、産業用途、エネルギーシステム、電気自動車からスマートフォンやゲーム機まで、あらゆるものに活用され、現代生活の中心にあります。


TDKの多様で最先端の製品ポートフォリオには、受動部品、センサおよびセンサシステム、電源、リチウムイオン電池や全固体電池、磁気ヘッド、AIおよびソフトウェアソリューションなどがあり、その多くが市場をリードしています。製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambda、TDK SensEI、ATLがあります。現在、TDKはAIエコシステムを重要な市場と位置付け、自動車、ICT、産業機器分野におけるグローバルネットワークを活用し、幅広い分野で事業を拡大しています。2025年3月期の売上は約2兆2,050億円、従業員総数は全世界で約105,000人です。

情報提供:JPubb

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