木戸川第一発電所のリパワリング工事完了について〜水資源のさらなる有効活用に向け、リパワリング工事を実施〜
2025.12.18
再エネ
本文をPDFでダウンロード 当社木戸川(きどがわ)第一発電所(福島県双葉郡川内村、最大出力2,570kW)は、2023年2月から実施していたリパワリング工事
※が完了し、本日、営業運転を再開いたしました。
同発電所は1924年に運転を開始して以降、主に福島県内における電力の安定供給に寄与してまいりました。しかしながら、運転開始から約100年が経過し、高経年化が進んでいたことから、今後も継続して水資源を有効活用し、電力の安定供給に取り組んでいくため、リパワリング工事を進めてきたものです。
今回の工事では全面的に機器の更新を行い、その中でも水車発電機を2台から1台に統合し、機器操作のための動力を油圧式から電動式に変更したことで、メンテナンス性の向上による保守管理の省力化や、機器故障率の低減による停止期間の減少に寄与するものと考えております。また、水車発電機の効率が向上したことにより、年間で発電する電力量が約2%程度向上するものと見込んでおります。
当社といたしましては、引き続き、木戸川第一発電所の安定運転に努めるとともに、再生可能な純国産エネルギーである水力の有効活用に向けて、取り組んでまいります。
以 上
※ 主に、水車・発電機等の主要設備を一括更新する工事を指す。なお、工事に伴う出力の増減は問わない。
(別紙)木戸川第一発電所リパワリング工事の概要