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2025-12-04 10:00:00 更新

水車ランナ更新により奥只見発電所3号機の出力が増加しました~国内最大の一般水力発電所 更なる出力増~

2025年

プレスリリース

水車ランナ更新により奥只見発電所3号機の出力が増加しました
~国内最大の一般水力発電所 更なる出力増~

2025年12月4日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)は、奥只見発電所(所在地:福島県南会津郡檜枝岐村)において、3号機の水車ランナを更新しました。本更新により、発電機出力を120,000kWから126,000kWへ6,000kW増加させ、これにより、発電所の最大出力は566,000kWとなりました。(1,2号機120,000kW×2台、3号機126,000kW、4号機200,000kW)

  • 国内一般水力発電所最大

奥只見発電所3号機には、コンピューターを用いて水車内部の水の立体的な流れをシミュレーションする技術を利用し、翼形状を最適化した水車ランナを適用しました。これにより、水車発電機のエネルギー変換効率が高まり、許可された水利使用条件(水車の落差や最大流量)を変更せずに発電機出力を6,000kW増加させることが可能になりました。今後、他号機や他の水力発電所においても、水車ランナや発電機などの機器の更新を進め、発電効率の向上と水力エネルギーの増大を図っていきます。

Jパワーは、引き続き発電効率を高める工夫や技術開発を通じて、未開発地点の新規建設、老朽化の進む主要設備の一括更新工事等を推し進め、J-POWER "BLUE MISSION 2050"で掲げるカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの拡大に積極的に取り組んでいきます。

奥只見ダム

水車ランナ吊り込み状況

  1. 奥只見発電所概要(3号機水車ランナ更新後)
  2. 所在地福島県南会津郡檜枝岐村
    出力566,000kW
    最大使用水量387.0m3/s(1~4号機合計)
    ダム奥只見ダム(堤長480m、高さ157m)
    運転開始1960年12月(4号機増設2003年6月)
  3. 奥只見発電所位置図

以上

添付書類

本文(PDF:254KB)


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