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2025-11-20 00:00:00 更新

低消費電力・高精度な抵抗測定機能を搭載した16ビットマイコン『S1C17W11』のサンプル出荷を開始

商品情報

2025年11月20日

LEDやブザーの昇圧駆動など複数機能を1チップで実現

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、低消費電力で高精度な抵抗値測定機能を搭載した16ビットマイコンの新製品として、『S1C17W11』を開発し、このたびサンプル出荷を開始します。

『S1C17W11』P-VQFN048-0707-0.50

近年、高齢化の進行や在宅医療の普及、環境モニタリングニーズの高まり、さらに持続可能な社会を目指すSDGsの取り組みにより、電池駆動で長時間動作するセルフヘルスケア機器や小型計測機器の需要が増加しています。こうした機器に求められるのは、高い測定精度、長寿命駆動、小型・低コスト化です。一方で、汎用マイコンに外付けのアナログ回路や表示回路を組み合わせる従来の設計手法では、部品点数や消費電力が増え、製品の設計・評価・量産立ち上げにかかる工数とコストが膨らむ課題があります。

『S1C17W11』は、こうした市場課題に応えるため、エプソン独自の低消費電力技術とCR発振型A/D変換器(RFC)*1をはじめとする計測向け回路、ならびに表示とインターフェイスを1チップで集積したシングルチップマイコンです。外付け部品を削減し、機器の小型化・省電力化を実現するとともに、評価負荷や開発工数の低減を支援します。

エプソンは「省・小・精」の技術による省エネルギー化や高い信頼性のあるマイクロデバイスの提供を通じてさまざまな社会課題に対応し、今後も持続可能な社会の実現を支援してまいります。

本製品の特長

  • CR発振型高精度A/D変換器(RFC)
    • 抵抗値を周波数に変換し、24ビット相当の高精度な計測カウンター*2で周波数を計測することで、体温計や水質計など抵抗値に依存するセンシング用途での高精度化を支援します。

本製品の概仕様

製品名

S1C17W11

CPUコア

エプソンオリジナル16ビットRISC CPUコア S1C17

フラッシュメモリー容量

48Kバイト

RAM容量

2Kバイト

EEPROM容量

128バイト

R/F変換器

変換方式 CR発振型, 24ビットカウンター

変換チャネル数 1チャネル

対応センサーと接続可能センサー数

DCバイアス抵抗性センサー 2個 (max.)

ACバイアス抵抗性センサー 1個 (max.)

測定用基準電源:専用電源回路による内部生成

発振回路

700kHz(Typ.)内蔵発振回路

32kHz(Typ.)内蔵発振回路

4M(max.)/ 2M / 1M / 500k / 384k / 250kHz 内蔵発振回路

4.2MHz(max.)矩形波またはサイン波入力

LCDドライバー

20セグメント × 1~4コモン

LCD電源

1/3バイアス電源内蔵 (内蔵昇圧/抵抗分圧を選択可能)

外部電圧を印加可能(内部抵抗により外部電圧を分圧可能)

サウンドジェネレーター

ブザー出力機能 出力周波数: 512Hz~16kHz 1ショット出力機能

メロディー生成機能

ブザー/LED駆動用電源昇圧回路

出力電圧 VDD電圧 × 2 ≦ 5.0V(Typ.)

SNDA2出力端子(BZOUT, #BZOUT)のI/O電圧

LED駆動用電源としても使用可能, 出力電流 10 mA(max.)

シリアルインターフェイス

UART:1ch / SPI:1ch / I²C:1ch

入出力ポート

入出力ポート24ビット(max.)、出力ポート:1ビット(max.)

電源電圧検出回路

VDDまたは外部電圧 32レベル(1.15V~3.2V)

タイマー

16ビットタイマー:3ch

16ビットPWMタイマー:2ch

ウオッチドッグタイマー

消費電流(標準値)

SLEEPモード:109nA

HALTモード:1.3μA(32kHz内蔵発振)

RUNモード:90μA(IOSC=ON)、4μA(OSC1=ON)、

160μA(OSC3=ON)

電源電圧

VDD動作電圧:1.2~3.6V

Flash書き換え時VDD動作電圧:2.2~3.6V

(書き換え用電圧VPP: 7.5V外部印加または内部生成)

EEPROM書き換え時電圧:2.2~3.6V(書き換え用電圧VPP: 内部生成)

*1 抵抗値変化を発振周波数に変換し、測定用発振と基準発振の差を比較することで、最大24bit相当の高精度測定を容易に実現する計測回路。
*2 発振回路から出力されるパルス(周波数)を一定時間内で数え上げることで、周波数を高精度に計測する回路。
*3 従来は電源電圧VDD(最大約3.6V)までしか印可できなかったが、本回路ではVDDを昇圧し最大5.0Vを生成可能。これによりブザーやLEDのより高出力な駆動を実現した。
*4 不揮発性メモリーの一種で、電気的にデータの書き換えや消去が可能。電源を切ってもデータを保持することができる。

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情報提供:JPubb

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