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2025-09-18 00:00:00 更新

第22回「次世代の太陽光発電システム」シンポジウムにて 「Innovative PV 奨励賞」を受賞

2025 年 9 月 18 日


太陽ホールディングス株式会社


第22回「次世代の太陽光発電システム」シンポジウムにて 「Innovative PV 奨励賞」を受賞


太陽ホールディングス株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:齋藤 斉、証券コード:4626、以下「太陽ホールディングス」)の研究本部 企画部企画課 森井 南美は、2025 年 7 月 2 日(水)~4 日(金)に開催された、一般社団法人日本太陽光発電学会主催の、第 22 回「次世代の太陽光発電システム」シンポジウム(第 5 回日本太陽光発電学会学術講演会)において、太陽光発電ならびにその関連分野の発展に貢献しうる優秀な講演論文を発表した35 歳以下の若手会員に対し授与される「Innovative PV 奨励賞」を受賞いたしました。


太陽ホールディングスグループでは、これまで 18 基の水上太陽光発電施設を開設し、太陽ホールディングスの国内エレクトロニクス事業及び医療・医薬品事業における外部購入電力消費量相当を発電しています。本講演論文では、太陽ホールディングスグループ事業に関連するテーマである「太陽光発電設備の水上設置が水質に与える影響」について、2014 年から2023 年までの 10 年間の分析結果を発表しました。水上太陽光発電所は、管理者が不足する農業用ため池の活用として受け入れられている一方で、水温低下や水質の悪化など設置水域への影響が懸念されています。そこで、水上に太陽光発電設備が設置された池において、水質の長期的な推移を観測した結果、発電設備の設置前後で水質に著しい変化がないことが確認できました。また、調査対象のため池においては夏に水面の一部が植物で覆われ、弱藻臭が確認されていましたが、発電設備設置の翌年以降、臭気の異常が確認されなくなったという変化を報告しました。


一般に太陽光パネルは温度が上昇すると発電量が減少する性質がありますが、水上設置型は水面の冷却効果により太陽光パネルの温度上昇を抑えることができるため、陸上設置型に比べて発電効率の点で有利といえます。今後も太陽ホールディングスグループでは、再生可能エネルギーの普及促進などを通じて気候変動課題に対応するとともに、自然関連課題にも幅広く取組み、持続可能な社会の実現を目指します。

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