2025 年9月16日
西部ガス株式会社
クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」へTruck to Ship方式でLNG燃料を供給しました
~北部九州の主要港においてLNGバンカリング体制を構築~ 西部ガス株式会社(以下、「西部ガス」)は、9月12日、博多港中央ふ頭5号岸壁(福岡県)に入港中のクルーズ客船「飛鳥Ⅲ※1」へ、Truck to Ship方式※2でLNGバンカリング(LNG燃料の供給)を実施しました。西部ガスがTruck to Ship方式でクルーズ客船へLNGバンカリングを実施するのは、今回が初めてとなります。
西部ガスはこれまで、長崎港、佐世保港、伊万里港、門司港において、LNGローリやISOタンクコンテナを活用したLNGバンカリングを実施し、北部九州でのLNGバンカリングの実績と知見を積み上げてきました。今回、西部ガスとして初めて博多港でのLNGバンカリングを実施したことで、北部九州の主要港でLNGバンカリングサービスを提供可能な体制を構築したことになります。
西部ガスグループは、2050年のカーボンニュートラル実現を目指して策定した「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」において船舶燃料のLNG転換を具体的な取り組みの一つとして掲げ、天然ガスシフトによる低炭素化に取り組んでいます。今後も、2050 年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを一歩ずつ着実に実行することを通じて、お客さまおよび地域社会の持続的発展に貢献できるよう努めてまいります。
※1 飛鳥Ⅲ
郵船クルーズ株式会社(日本郵船グループ)が運航するLNGを含む3種類の燃料に対応するエンジンを搭載するクルーズ客船
※2 Truck to Ship 方式
LNG ローリ車等と燃料供給を受ける船をホースで繋いで燃料を供給する方法
≪飛鳥ⅢへLNGを供給している様子≫
≪北部九州主要港における西部ガスのTruck to Ship方式でのLNGバンカリング実績≫
以 上