2025 年 9 月 10 日
東京電力ホールディングス株式会社
東京都中央卸売市場との 「再生可能エネルギーマネジメント事業構築に係る連携協定書」の締結について 当社は、東京都中央卸売市場と「東京都中央卸売市場における再生可能エネルギーマネジメント事業構築に係る連携協定書」(以下、「本連携協定」)を本日、締結しましたのでお知らせします。
本連携協定に基づき、当社は東京都中央卸売市場施設(以下、「市場施設」)の再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)調達向上とエネルギー利用を最適化するエネルギーマネジメント実現に向けた調査等を実施します。
具体的には、各市場施設における太陽光発電設備等の導入、エネルギーマネジメントシステム(以下、「EMS」)等による再エネ※1と蓄電池※2を組み合わせたピークカットや再エネ余剰の蓄電池充電等に関する調査・検討を行います。
また、この調査・検討に併せて、蓄電池と EMS を組み合わせた際のより高度なエネルギーマネジメントの実現可能性についても検討していきます。
当社は、東京都をはじめ、お客さまの多様なエネルギー活用にお応えする市場開拓力と課題解決に向けた技術力・提案力を生かして、今後も持続的なカーボンニュートラル社会の実現に向けた再エネ電源の導入拡大と、より安全な蓄電池と EMS 設備を活用した需給調整等の取り組みを推進してまいります。
また、電力利用の安定性と信頼性を確保しながら、地域や企業の脱炭素化を支援し、エネルギーの地産地消による再エネ率の向上やレジリエンス強化の取り組みを加速してまいります。
※1 オフサイトでの発電を含む
※2 最新の安全規格 JIS C4441 および当社が独自に設定した高い安全基準に適合した蓄電池設備を想定
【エネルギーマネジメントのイメージ】
特記事項:本図は施策検討中のイメージであり、今後、設計等の進捗により変更する可能性があります。
以上