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2025-09-08 00:00:00 更新

レジリエンス社会の実現に向けたリスクファイナンスの国際標準規格策定への挑戦-防災、気候変動適応、経済安全保障、産業サプライチェーン、社会インフラ、スマートシティ領域等におけるリスクファイナンス国際標準規格策定-

【解説】
レジリエンス社会の実現に向けた
リスクファイナンスの国際標準規格策定への挑戦


―防災、気候変動適応、経済安全保障、産業サプライチェーン、 社会インフラ、スマートシティ領域等におけるリスクファイナンス国際標準規格の策定ー


1 防災に関する標準化活動について


防災国際標準規格は、国連防災世界会議の「仙台防災枠組2015-2030」を生かすべく、日本が主導して開発する防災関連のISO国際規格群のこと。この防災の標準化では、先進国及び発展途上国の異なる状況、現インフラの補強及び新インフラの導入、一つの地域及び複数の連携した地域、を考慮して、コミュニティインフラの活用による防災の基本枠組み、及び関連する個別の防災技術・サービスを検討しています。


防災国際標準規格は、2020年度頃に企画、構想がなされ、国内委員会が組織されました。その後は国際舞台ISOに活動の場を移し、世界中で標準規格獲得の競争がなされいてるSustainable cities and communitiesを中心に防災国際標準の規格開発を進めてきました。


2024年に「防災の概念」規格が発行に⾄り、この基本的考え方の下、事前防災投資を促すファイナンスのための「リスクファイナンス規格」、事前防災投資を支えるデータ基盤のための「防災情報規格」といった、基盤的な規格の開発作業が進捗しています。また、個別分野として、地震計・スマートメーター、災害食といった個別防災事業分野の規格化も進みつつあります。これまで体系化されてこなかったこれら防災国際標準規格が、徐々にパーツが揃い下記の体系となりつつあります。


「防災の概念(ISO37179)」規格が謳う「事前防災投資」の基本的考え方の下、「ファイナンス(ISO37116)」


「防災情報(ISO37193)」という2つの基盤的な国際規格の活用が、日本の防災ソリューションの需要拡大を後押しすること、さらに具体的に、個別防災ソリューション分野の規格が、その分野での具体対応を後押しすることを目標としています。


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.dbj.jp/upload/dbj_news/docs/79add829af10f7685fe01ee52b9f1638_1.pdf


情報提供:JPubb

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