2025 年 9 月 1 日
株式会社良品計画
株式会社 JERA
良品計画と JERA が再生可能エネルギー発電事業会社「MUJI ENERGY」を設立 株式会社良品計画(以下「良品計画」、本社:東京都⽂京区、代表取締役社長:清水 智)と、株式会社 JERA(以下「JERA」、本社:東京都中央区、代表取締役会長 Global CEO:可児 行夫、代表取締役社長 CEO 兼 COO:奥田 久栄)は、共同出資により、太陽光発電の開発などの再生可能エネルギー発電事業を行う特別目的会社である「合同会社 MUJI ENERGY(ムジエナジー)」(以下「MUJI ENERGY」)を本日9 月 1 日(月)設立しました。
気候変動が深刻化する中、CO2 排出量の削減は喫緊の課題と捉え、良品計画は 2030 年までにグループ全体の温室効果ガス排出量(スコープ 1、2)を 2021 年 8 月期⽐で 50%削減することを目標に掲げています。JERAは、「JERA ゼロエミッション 2050」を掲げ、再生可能エネルギーとゼロエミッション火力により、2050 年時点で、国内外の JERA の事業から排出される CO2 を実質ゼロにすることを目指しています。
今後、エネルギー需要は高まることが予想されており、気候変動への影響を最小限にするためには、再生可能エネルギーの活用を増やしていく必要があり、良品計画と JERA は、共に太陽光発電によるエネルギー創出を進めることといたしました。太陽光パネルの設置においては、地域の景観や自然環境に最大限配慮しながら取り組んでいく必要があります。
良品計画と JERA は、気候変動対策やこれらの課題に対して責任を持って真摯に対応するため、発電事業会社MUJI ENERGY を設立しました。JERA の太陽光発電所の新規開発・保守のノウハウを活用して、地域生活者への配慮、水環境保護、生物多様性の観点から独自の開発基準を設け、全ての発電所の開発候補地に対する現地視察を実施、評価した上で、太陽光発電所を設置することにしました。MUJI ENERGY が生み出した環境価値は、JERA の子会社である株式会社 JERA Cross を通じたバーチャル PPA※1 により、良品計画が全量を取得し、無印良品のテナント店舗などにおける電力消費による CO2排出量の削減に活用していきます。
MUJI ENERGY は、設立から 1 年間で 13MW 規模の太陽光発電設備の開発を予定しています。これは良品計画の年間電力使用量の約 20%に相当し、年間約 8,000 トンの CO2排出量が削減される⾒込みです。
MUJI ENERGY は太陽光発電所の開発・運営を通じて、再生可能エネルギーの導入拡大を進めるとともに、地域・社会課題の解決と脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
参考:2025 年 6 月 25 日:プレスリリース(良品計画と JERA が再生可能エネルギー発電事業会社「MUJI ENERGY」設立を合意〜発電により創出した環境価値を JERA Cross 経由で供給し、無印良品の店舗の CO2 排出量削減に活用〜) ■合同会社概要
名称 合同会社 MUJI ENERGY(ムジエナジー)
所在地 東京都港区⻄新橋一丁目 18 番 17 号
代表者 の役職
・氏名 職務執行者 社長 横濱 潤 事業内容 再生可能エネルギー発電および電気供給事業と、それらに付随関連する事業
設 立 年 月 日 2025 年 9 月 1 日
出資⽐率 株式会社良品計画 80%※2
株式会社 JERA 20%
※1 「バーチャル PPA」とは、再生可能エネルギー発電所由来の電力および環境価値のうち、環境価値のみを長期間に渡って供給する契約※2 良品計画の出資⽐率が 80%のため、MUJI ENERGY は良品計画の連結子会社となる