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2025-08-18 11:00:00 更新

堺市の一般廃棄物処理施設の廃棄物発電を活用した自己託送事業を落札

ID&E ホールディングス株式会社
2025 年8月18日


堺市の一般廃棄物処理施設の廃棄物発電を活用した自己託送事業を落札
-グループ初の自己託送事業に参入-


ID&E ホールディングス株式会社(本社︓東京都千代田区、代表取締役社長︓新屋浩明)のグループ会社である株式会社工営エナジー(本社︓東京都千代田区、代表取締役社長︓鷹尾伏亮、以下、工営エナジー)は、「三宝水再生センターほか1か所で使用する電気(自己託送※運用を含む)及び東工場非FIT余剰電力売払い」(堺市上下水道局発注[大阪府])を落札しました。本事業では、廃棄物処理施設で発電されたエネルギーを別の市営施設で最大限活用し、電力供給の安定化とコスト削減の両立をはかります。


なお、ID&Eグループが自己託送事業に参入するのは今回が初めてとなります。


※自己託送とは、自己が所有する発電設備で発電した電気を、一般送配電事業者が維持・運用する送配電ネットワークを経由し、同じく自己が所有する電気の使用場所へ供給するものです。


大阪府堺市では、従前から、堺市環境局が運営するクリーンセンター東工場第二工場で一般廃棄物の焼却時に発生する熱エネルギーを使って廃棄物発電を行い所内利用のほか近隣施設で活用するとともに、余剰分を小売電気事業者等に売却していました。


今回、上下水道事業の温室効果ガスの排出量削減とカーボンフリー電力の地産地消を図ることを目的として、工営エナジーが自己託送、負荷追従電力の調達、余剰電力の売電に伴う業務を行います。


余剰分の一部を堺市上下水道局が運営する下水処理場2カ所(三宝水再生センターおよび泉北水再生センター)に自己託送で供給します。これにより、市の事務事業による温室効果ガス排出量の削減および電力コストの低減が期待されます。


工営エナジーは、2023 年7月よりID&E グループ内の3拠点に対し、自社が運営する水力発電所から電力を供給することで、使用電力を再生可能エネルギー100%とする実証実験「NKRE100」に取り組んできました。本実証実験で得られたFIP電源のアグリゲート、需給管理や電力取引の知見を活かし、堺市の再生可能エネルギーの普及拡大に貢献してまいります。


ID&E グループは、今後もエネルギーを中心とした様々な社会課題に対して幅広くお客さまやパートナーのニーズに応え、新たな価値を創造・提供してまいります。


本業務の概要


案件名称
「三宝水再生センターほか1か所で使用する電気(自己託送運用を含む)及び東工場非FIT余剰電力売払い」


発注者
堺市上下水道局


期間
2025 年10月~2029年3月(自己託送期間︓2026年4月~2029年3月)


供給元施設 クリーンセンター東工場第二工場(発電設備定格出力︓12,600kW)


供給先施設
三宝水再生センター︓3,900kW
泉北水再生センター︓2,350kW


―本件に関するお問い合せ先―
ID&E ホールディングス株式会社 経営管理本部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email: c-com@n-koei.co.jp ホームページ:https://www.id-and-e-hd.co.jp/

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