母島における再生可能エネルギー100%電力供給に向けた実証開始について

2025 年 8 月 8 日
東京電力パワーグリッド株式会社

東京電力パワーグリッド株式会社（本社：東京都千代田区 代表取締役社長 社長執行役員：金子禎則、以下「東電 PG」）は、東京都（東京都知事：小池百合子）、小笠原村（小笠原村長：渋谷正昭）と、小笠原村母島における再生可能エネルギー100%電力供給（以下、「再エネ 100%供給」）に向けた実証を 8 月 29 日から開始します。

当社は、2018 年 12 月に東京都、小笠原村、東電 PG の 3 者で協定を締結後※、小笠原村母島における太陽光発電設備と蓄電池等（以下、「再エネ発電設備等」）の設置事業に着手し、自然環境調査や小笠原の自然環境の専門家の意見等を踏まえ、希少な動植物等に影響を及ぼすことがないよう、景観にも最大限配慮しながら慎重に工事を進め、再エネ発電設備等の設置を完了しました。

本取り組みでは、東京都が目指す「ゼロエミッションアイランド」の実現、および小笠原村が目指す「自然と調和したサステイナブルアイランド」の実現に向けた取組の一環として、１年のうち半分程度の期間で、再生可能エネルギーのみでの電力供給を実施することを目指し、再生可能エネルギー100%の電力供給を実現するために新開発した技術を活用した 3 年間の実証に取り組んでまいります。

当社は、引き続き電力の安定供給に努めるとともに、最先端技術を活用しながら、持続可能な社会に貢献する送配電ネットワーク事業者として、再生可能エネルギーの更なる導入拡大に貢献してまいります。

※ 2018 年 12 月 21 日公表「母島における再生可能エネルギー100％電力供給に向けた協定締結について

https://www.tepco.co.jp/pg/company/press-information/press/2018/1511826_8687.html

＜別紙＞実証設備構成と新開発技術等の概要

以上