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2025-08-06 00:00:00 更新

住宅太陽光発電サービス「すみふ×エネカリ」超軽量・薄型太陽光パネル設置の実証実験開始~住宅への太陽光パネル導入・拡大に向けて~

2025年8月6日
住友不動産株式会社
住友不動産ハウジング株式会社
東京電力エナジーパートナー株式会社
TEPCOホームテック株式会社


住宅太陽光発電サービス「すみふ×エネカリ」
超軽量・薄型太陽光パネル設置の実証実験開始


~住宅への太陽光パネル導入・拡大に向けて~


住友不動産株式会社(以下「住友不動産」)、住友不動産ハウジング株式会社(以下「住友不動産ハウジング」)、東京電力エナジーパートナー株式会社(以下「東京電力EP」)、TEPCOホームテック株式会社(以下「THT」)は、本日より、「すみふ×エネカリ」の新商品提供に向けて、戸建住宅への超軽量で薄型な太陽光パネルを用いた実証実験(以下、「本実証」)を開始いたします。


本実証では戸建住宅へ超軽量で薄型な太陽光パネルを接着工法にて設置し、商品化への実現性を検証いたします。


住友不動産と東京電力EPは2021年に締結した脱炭素リードプロジェクト協定のもと、太陽光発電設備および蓄電池の普及を促進する太陽光発電サービス「すみふ×エネカリ」を新築戸建住宅および既存戸建住宅のまるごとリフォーム「新築そっくりさん」において提供しております。


これまで既存戸建住宅への太陽光パネルの設置は設置場所の制約や、耐震補強工事などの初期コストが導入障壁としてありました。本実証により、超軽量で薄型な太陽光パネルを住宅へ設置することの実現性が確認されれば、既存戸建て住宅のお客さまにとって、より導入しやすい新商品の提供が可能となります。将来的には、戸建住宅に加え集合住宅やビルへも新商品の展開を検討し、あらゆるお客さまにとって導入しやすい太陽光パネルを提供することで、エネルギーの地産地消を促進し、暮らしの安心に貢献してまいります。


今後も、住友不動産グループと東京電力グループは脱炭素社会の実現に向けて取り組んでまいります。


本実証の概要
2025年8月6日より開始


超軽量・薄型
太陽光パネル
戸建木造住宅
J・アーバンコート
モデルハウス(千葉県成田市)


【本実証での検証内容】


①超軽量・薄型太陽光パネルの施工性・耐久性の確認
②戸建住宅屋根との相性・デザイン性の確認
③北面設置パネルの変換効率・防眩性の検証


■ 本実証の背景


2050年カーボンニュートラル達成に向けて、家庭部門での脱炭素化が喫緊の課題となっております。また、近年の物価の高騰や激甚化する災害は、家計と暮らしに深刻な影響を与えております。


こうした状況から、発電時にCO2を排出せず、災害による停電時にも電気を使用できる住居用太陽光発電設備導入の重要性は高まっており、国や自治体による太陽光パネル設置の普及促進・義務化も進んでおります。太陽光発電は環境負荷低減、電力の自給、防災性強化の基幹設備であり、安心して導入できる環境整備が急務となっております。


住友不動産と東京電力EPは、2021年9月に脱炭素を先導するプロジェクトを共同で企画・実施する「脱炭素リードプロジェクト協定」を締結するとともに、THTにおいて戸建住宅への太陽光発電設備および蓄電池の普及を促進する「すみふ×エネカリ」を開発し、新築戸建住宅のみならず、戸建まるごとリフォーム「新築そっくりさん」事業でも販売しております。


■本実証について


1.概要


2025年8月6日(水)より、THTが、株式会社電巧社が提供する超軽量・薄型太陽光パネル「フレキシブルソーラーG+」を、住友不動産グループが運営・管理する「住友不動産の注文住宅 J・レジデンスモデルハウス」(木造2階建、東京都武蔵野市)と、「住友不動産の注文住宅 J・アーバン コートモデルハウス」(木造2階建、千葉県成田市)の屋根に設置します。


住友不動産グループと東京電力グループは、①超軽量・薄型太陽光パネルの施工性・耐久性の確認、②住友不動産の戸建て住宅屋根との相性・デザイン性の確認、③北面設置パネルの変換効率・防眩性の検証を行い、2026年6月に商品化を目指してまいります。


超軽量・薄型太陽光パネル
J・レジデンスモデルハウス(東京都武蔵野市)


2.各社の狙い


住友不動産グループ


住友不動産株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:仁島 浩順)住友不動産ハウジング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加藤 宏史)


2021年より「すみふ×エネカリ」を提供開始し、新築戸建住宅を中心にご好評いただき、これまで約4,000件のお客様へサービスを提供しております。


しかしながら、これまで既存戸建住宅への太陽光パネルの設置には、設置場所の制約や、耐震補強などの初期コストが導入障壁となっており、本実証を通じ、薄型・軽量・デザイン性を両立させ、既存物件への導入障壁を軽減する商品化へと繋げてまいります。


東京電力グループ


東京電力エナジーパートナー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長崎 桃子)TEPCOホームテック株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:青木 貴洋)


東京電力グループは、実際の住宅に設置する施工方法、施工性、耐久性の検証を行ってまいります。また、発電量が少ないことに加え反射を防ぐ機能(防眩性)が求められる北面設置での変換効率を測定するほか、狭小屋根でも効率的な設置が可能か検証し、新サービスの商品化に向けて取り組んでまいります。


【参考】


■ 「すみふ×エネカリ」とは


「すみふ×エネカリ」は、住友不動産が施工する新築戸建住宅、既存戸建住宅に初期費用ゼロ、月々定額のサービス利用料で太陽光発電設備と蓄電池を導入し、設備修理・更新をサポートするサービスです。


戸建住宅の太陽光発電設備と蓄電池の普及を力強く推進することで、日本国内における住宅用太陽光発電設備の追加設置容量のポテンシャルを最大限に活かしてまいります。再生可能エネルギー発電量の増加にとどまらず、再生可能エネルギー発電の拡大に伴い課題となっている電力需給の調整にも貢献し、お客さまの発電した電力の一部の環境価値を集約・活用することで、日本の脱炭素社会への移行に大きく寄与いたします。


住友不動産グループ
・注文住宅を施工、既存戸建住宅をリフォーム(「新築そっくりさん」事業)
・「すみふ×エネカリ」導入を促進
・お客さまに、大規模災害の停電時にも「ずっと安心」をお届け


東京電力EPグループ
・太陽光発電設備・蓄電池を設置、修理・交換サポートを提供
・太陽光発電で発電された電気の内、自家消費分の環境価値を集約・活用


■ 「すみふ×エネカリ」とは(続き)


<特長・お客さまメリット>


◎「初期費用ゼロ」~設備導入時の金銭的負担を軽減~
「すみふ×エネカリ」では太陽光発電設備と蓄電池を「初期費用ゼロ」で設置可能とし、導入時の金銭的負担を大きく軽減してまいります。


◎「ずっと安心」 ~設備修理・更新サポートでご不安解消~
24時間365日のコールセンター体制のもと、設備故障時の修理・交換をサポートすることで、大規模災害時の停電下でも電気が使える「安心」をご提供してまいります。


■ 各社の脱炭素実現への取り組み


住友不動産グループ


住友不動産グループはあらゆるステークホルダーと協働し、環境保全に寄与する活動に積極的に取り組んでおります。


東京電力グループ


東京電力グループは、東京電力グループ環境方針のもと、エネルギーサービスを通じて、カーボンニュートラルの実現、持続可能な社会づくりに貢献します。


<本件に関する報道関係者お問い合わせ先>
住友不動産株式会社 広報部 TEL 03-3346 -1042
東京電力エナジーパートナー株式会社 広報企画グループ TEL 050-3116-3147
TEPCOホームテック株式会社 経営戦略本部マーケティンググループ TEL 03-6847-5687

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