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【発表項目】
知事会見を動画で見る(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
1番目は、「大韓民国におけるトッププロモーションの実施」です。
万博の開催そして神戸空港の国際チャーター便の就航を契機としたインバウンドの誘客拡大を図るために、8月19日から21日までの2泊3日で韓国を訪問させていただきます。
内容としては主に2つでございまして、1つ目が観光のトッププロモーションということで、ソウルで現地の旅行会社やメディアなどを対象にしまして、兵庫の観光、フィールドパビリオンであったりとか、兵庫の食、温泉、そしてゴルフのPRの他、日本酒の試飲会を行うなど、インバウンドの誘客のためのプロモーションを実施したいというふうに考えております。
2つ目が慶尚南道との国際交流の推進ということになります。
本県の友好交流先である慶尚南道との交流を行っていくということで、これまで青少年交流やスポーツ交流、そして、観光交流など、多岐にわたる交流実績がありました。
それを踏まえて、さらなる交流促進を深めていくということが大事だというふうに思っております。
慶尚南道の知事と意見交換をしまして、友好交流の強化に関する合意書を締結したいというふうに考えております。
神戸空港から出発をしまして、ソウルの仁川経由で入っていくということになります。
今年は日韓国交正常化から60周年を迎えるという年になります。
この機会をとらえまして、韓国を訪問し、兵庫県への誘客をさらに促進するということが大事ですし、友好交流・姉妹都市を含めまして、海外との結びつきを強固なものにすることで、さらなる本県の発展につなげていきたいというふうに考えております。
2番目は、「兵庫県×セブン-イレブン・ジャパン「関西うまいもんフェア兵庫編」の開催」です。
兵庫県は民間企業等と連携をしまして、県内の農水産物の知名度向上や販路拡大を推進していくということとしております。
(株)セブン-イレブン・ジャパンさんとは包括連携協定をかねてから結んでおりまして、今回兵庫県産の食材を利用した商品を販売していただけるということで、「関西うまいもんフェアの兵庫編」を開催するということになりました。
フェアの売上げの一部は兵庫県に寄附をされまして、本県の農林水産業の振興に活用させていただくということを予定しております。
開催期間はここに書いていますとおり、8月19日から9月1日までということになっています。
関西2府4県内のセブンイレブン2798店舗、これは7月末現在ですけれども、そこで販売を実施していただけるということになります。
食材はチラシもありますけれども、県産のもち麦、それから黒大豆、それから魚のしらす、それから淡路のレモンなどを使用していただいているということで、メニューは全部で8種類あります。
主なものとしては、加東市のもち麦を使用した「もち麦もっちり!梅しらすおむすび」や、「淡路島産レモン使用レモンケーキ」、こういった様々なメニューを開発していただきました。
セブンイレブンの皆様には大変感謝申し上げたいというふうに思っております。
もち麦、それから淡路のしらすを組み合わせた商品であったりとか、もちもち食感が楽しめる健康感のあるおむすびなどでございます。
資料に記載のないメニューもありますので、ぜひ購入いただいて食べていただければというふうに思っております。
それから3ページになりますけれども、兵庫県内の店舗ではHYOGOアサ@プロジェクトということで、朝を大切にしようというプロジェクトを数年前からスタートしていますけれども、朝ご飯をしっかり食べるということとか、朝に活動する朝活をしっかりやっていきましょうというプロジェクトを進めております。
そのプロジェクトも連携しまして、フェア商品である「もち麦もっちり!梅しらすおむすび」と、「黒豆きなこクリームフランス」、これは朝のおすすめのメニューとして提案していただけるということですので、健康的でしっかりと満足感のあるメニューにより、ぜひ朝の時間を応援していきたいというふうに考えております。
フェアの開催にあたりましては、メディアの皆さん向けの試食会も開催するということになっていますので、ぜひご案内するのでご賞味いただきまして、兵庫県産品のPRにぜひご協力をいただきたいというふうに思っていますのでよろしくお願いします。
今回のフェアを通じまして、1人でも多くの方に兵庫県産のおいしいものを知っていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
3番目は、「エネルギー地産地消×里山再生ひょうごプロジェクトの推進~太陽光発電設備及び木質バイオマスボイラー導入補助申請の受付開始~」です。
2050年のカーボンニュートラルの達成に向けまして、これまでの取り組みを加速化するために、環境省の交付金を活用しまして、兵庫の「エネルギー地産地消×里山再生ひょうごプロジェクト」を推進していきたいというふうに考えております。
この度、「エネルギー地産地消×里山再生ひょうごプロジェクト」のうち、住宅ではない非住宅用の太陽光発電設備と、それから木質バイオマスボイラーの導入の補助の募集を8月から開始したので、それをお知らせしたいというふうに考えております。
プロジェクトは大きく分けて2つあります。
1つ目は、地域に根差した太陽光発電の導入の加速化というものになります。
太陽光発電の導入を進めている都市部においては、現在は太陽光発電の導入が鈍化しているという状況にありますので、市や町と連携しまして、住宅用、それから住宅用でない非住宅用の自家消費の太陽光発電の導入を支援していくというものです。
それから2つ目が、伐採した木を里山のバイオマスを活用したエネルギーの地産地消の実現に向けていきたいというふうに考えております。
主に中山間地では、里山の担い手不足などにより、手入れが行き届いてないということになっています。
里山林が荒廃しまして、結果としてCO₂の吸収量が減少するとか、あとはやはり今水が渇水しているという状況になっていますけれども、やはり山の保水力をしっかり維持していくということが、現在のような雨が少ない時期においても、川の流量や湧水を安定的に確保していく、維持していくという意味でも大変重要ですので、やはり森林管理の適正化というものが非常に大事なポイントだというふうに思っています。
そのためには、やはり木材の適正な利活用というものが大事です。
そんな中で木質バイオマスのボイラーの導入を支援させていただいて、エネルギーの創出と、それから活用を生み出すことで地域内で経済循環を作って、エネルギーの地産地消のサイクルを作っていくということが大事だというふうに思っております。
こうした取り組みが地域のモデルとなって、市や町で水平展開していけばいいなというふうに考えております。
プロジェクトは国に認められた令和11年度までの5年間かけて実施するというものになります。
このプロジェクトを推進していくために3つの事業を進めていくということになります。
まず、自家消費型の非住宅用の太陽光発電設備につきましては、導入が進んでない県内の中小企業をメインターゲットとしていくということで、PPAであったり、リースとか、企業の屋根を利活用していただいて、設置したりとか、あとはソーラーカーポートの設置に対して補助をしていくということをやっていきたいというふうに考えております。
それから、補助額はPPA、リースによる屋根置き型の太陽光発電設備導入については補助上限100kWで、1kW当たり5万円ということになりまして、あとソーラーカーポート型については補助上限500万円で事業費の3分の1を補助するということを予定しております。
それから、木質バイオマスボイラーの導入については、県内の事業者を対象に上限4000万円で事業費の3分の2を補助するというものになります。
いずれも8月1日からの募集を開始しておりますので、詳細はホームページに記載しておりますので、ぜひ導入を希望される方はご確認いただきたいというふうに思っております。
CO₂の削減に向けた取り組みについても大きな一歩をこの取り組みを通じてやっていきたいというふうに思いますので、皆様のご理解をよろしくお願いします。
4番目は、「兵庫県特定外来生物対策本部の設置」です。
特定外来生物は日本固有の種ではなく、貿易などを通じて海外から来た生物というものが様々な種類で増えているという状況があります。
それが農山村の環境であったりとか、サクラの木などに大きな影響を及ぼしてきているというものは昨今大変課題になってきています。
ただ一方で、なかなか我々の対策を1つ1つしながらも、その取り組みの結果としての分布の拡大が収まるという様子はないということがありますので、今回新たに全庁横断で対応していくために、兵庫県特定外来生物対策本部を設置するということとしましたので、お知らせをさせていただきたいというふうに思っております。
兵庫県は港湾であったりとか、空港を擁するなど国内外の交通の要衝になっておりますので、多くの外来生物が侵入、定着するという環境にあります。
今回、2つの種類を重点的にやっていくということを予定しておりまして、1つがナガエツルノゲイトウ、これは平成元年に尼崎市で発見されて以降徐々に広がってきていて、現在県内の16市町で発生が確認されております。
これは農業への影響というものも大変深刻になってきているというものになります。
それからもう1つがここに書いているクビアカツヤカミキリです。
これは比較的最近で、令和4年に明石で確認されて以来、現在で県内の9市で確認がされておりまして、これもさらなる分布の拡大が懸念されているということになっております。
今回、知事をトップとさせていただいて、県の環境部、それから農林水産部など、部局横断的にやっていく、それから各出先機関、地域単位でも取り組みをしっかりやっていくということが必要だと思いますので、対策本部会議を設置するということにさせていただいております。
対策本部では、主に先ほど言いましたとおり、ナガエツルノゲイトウやクビアカツヤカミキリ、これについては全庁横断で検討し対策の強化を図っていきたいというふうに考えております。
特定外来生物の影響や被害の度合いは地域によって異なることから、地域の実情を踏まえた対策を実施していくというために、発生が確認された場合には、地域ごとに県民局・県民センターに地域部会を設置しまして、対策をしっかりと進めていきたいというふうに考えています。
その上で、対策本部会議に取り組みをフィードバックするということで、優良事例の横展開や様々な取り組みの検討を広げていくということにつなげていきたいというふうに考えております。
2ページ目になりますけれども、対策本部構成としては知事が本部長、そして副知事が副本部長ということで、それ以外には関係部長、主に環境部長それから農林水産部長、土木部長が中心となってやっていくということになります。
それから各県民局・県民センター単位でもやっていただくことになりますので、それぞれの長も本部員とすることを予定しております。
それから、やはり幹事会的なものが大事だと思いますので、本部に加えて樹木を管理する施設を所管している関係部の総務課長も準本部員として参画いただくということになります。
本部の設置は8月8日、そして同じ日に第1回本部会議を開催、公開でやりたいというふうに思います。
第1回の会議では、会議の趣旨やスケジュール、これまでの対応や現状の課題、そして必要となる対策について共有した上で、地域部会の設置についても協議をしていきたいというふうに考えております。
特定外来生物は一度拡大してしまうと、これまでもそうでしたけれども、今日のSSHでもアルゼンチンアリであったりとか、特定外来生物の研究をされている高校生などもおられましたが、一度拡大してしまうと対応が困難になるということで早期の対応が必要だということです。
対策本部では、これまでの対応で得られた知見やノウハウを共有しながら、スピード感ある対応が実効性を持ってできるように司令塔としての機能役割を果たしていきたいというふうに考えております。
特定外来生物の拡大防止は、今がまさに大事なポイントだと思いますので、県としても全力で対策に邁進していきたいというふうに思いますので、農業従事者の方や市民・県民の皆さんにも、何卒様々な面での通報へのご協力であったりとか、そういったところをお願いしたいというふうに思いますのでよろしくお願いします。
私からは以上です。
幹事社:
質問の前に幹事社として1点。
昨日、新聞労連の方から、質問を理由にした誹謗中傷は市民の知る権利を損ねるという声明文が出されました。
声明文では、この知事の定例会見で質問した記者に対する投稿がインターネット上で繰り返されたことや、過去にも他社の記者が知事への取材で中傷の対象になっていると指摘し、質問を理由に多数の中傷を受けることが常態化すれば、心身への圧迫により、取材活動の萎縮を招き、知る権利が損なわれると記載しています。
記者クラブとしても記者に対する誹謗中傷や人格攻撃、会社などに電話が来る状況によって、本来報じるべき内容の取材ができなくなることや、質問や行動にためらいが生まれることを懸念しています。
知事定例会見の場は、県の政策や知事の政治的見解を聞き、国民や県民の知る権利に答える場であるということを改めて述べさせていただきたいと思います。
共同通信:
質問に移りたいと思います。
韓国のトッププロモーションについて、このトッププロモーションが、この時期になった理由とか狙いとかがもしあれば。
知事:
ちょっと聞こえなくて、すみません。
共同通信:
このプロモーションが、この時期になった理由とか、万博とかの絡みがあるのかもしれませんが、狙いがあればお願いしたいんですけれども。
知事:
やはり、毎年、海外出張における国際交流というものは、させていただいたりしております。
今回はやはり神戸空港の国際チャーター便がスタートしたということもありますし、それから、これから韓国との関係で、夏場を中心に兵庫県に誘客をしていきたいというふうなこともありますので、この時期に開催をさせていただいたということですね。
共同通信:
現状での韓国からの兵庫への誘客がどのくらいあって、このプロモーションを成果としてどのくらい誘客を伸ばしたいか。
知事:
もう一度、すみません聞こえなくて。
共同通信:
誘客をこのプロモーションで伸ばしたいかなどの目標があれば、お願いしたいです。
知事:
今手元に数字がないので申し訳ないのですけども、韓国からの兵庫県、神戸への観光客というものは、おそらくアジア各国の中で多い方だというふうには思います。
今、万博が開催されていますので、ぜひその機会などを中心に関西に来られる方が増えてきているということを期待していますけども、これからさらにですね、プロモーションなどを通じてやっていくことで、韓国からの兵庫、神戸への観光客というものを誘客していくということが大事だと思っています。
特に、兵庫県は日本でも有数のゴルフ場であったりとか、温泉地、それから日本酒の魅力が溢れる県ですので、特にゴルフツーリズムという形で、ゴルフを趣向される特にアジア各国の方というものは大変増えてきていますので、そういった意味では兵庫県はまだそこの取組みをしっかりやっていくことは大事かなというふうに思っていますね。
共同通信:
冒頭で発言した新聞労連の声明についてお聞きします。
声明文は昨日付で出されたものなんですけれども、知事自身お読みになったかどうかまず伺えますでしょうか。
知事:
お手元にもいただきましたので、拝見はさせていただいております。
共同通信:
拝見したということで、声明文では知事に対しても、質問した記者や誹謗中傷にさらされる現状をどう考えるのか、報道の自由を尊重する観点で踏み込んだ見解をすべきですとか、今こそ事態を改善するための言葉を発する必要があるというふうに求めているんですけれども、見解があればお願いしたいと思います。
知事:
冒頭お話しいただいたとおり、やはり私としてもこの定例会見というものは、記者さんが、今日もそうですけども、県政の課題について発表させていただいて、それに対する質疑をさせていただくという場であるというふうに思っています。
そこには私自身も、これまでも質疑に対応させていただきました。
やはり、取材の自由それから報道の自由というものは、当然に守られるべきであるというふうには考えております。
それからこれまでから繰り返し述べさせていただいたり、県としても発信しているとおり、人の心を傷つける誹謗中傷を、それは決して行うべきではないということは、これまでも繰り返し述べさせていただいておりまして、SNSを利用されるすべての皆様に、改めて私からもお願いしたいというふうに思っていますね。
共同通信:
記者が質問を理由に、中傷や人格攻撃を受けるということに対しての見解はいかがでしょうか。
知事:
ですからこの場というものは、ネット等で中継されているというものになっておりますが、私としても、記者さんからの質問や質疑に対して、きちっと回答させていただくということが大切な場だというふうには思っていますので、そこは引き続きしっかりやっていきたいというふうに思っていますね。
共同通信:
記者が質問したことで中傷を受けるというのは、するべきではないという前提に立った上での今のご見解という理解をすればよろしいでしょうか。
知事:
ですから、冒頭言わせていただいたとおりですね。
やはり報道の自由や取材の自由というものは当然守られるべきだというふうに考えております。
そして、人の心を傷つける誹謗中傷というものは決して行うべきではないという思いで、これまでも強く発信していますので、改めてSNSを利用されるすべての皆様にお伝えしたいというふうに思いますね。
産経新聞:
県庁のホームページのさわやか提案箱で、知事に対して「ぶっ殺すぞ」などとメッセージを送った男が昨日、脅迫の疑いで逮捕されました。
知事に危害を加えるような脅迫があったということですけども、受け止めをお願いします。
知事:
警察による捜査により、私への危害を示唆する投稿を繰り返したという人物が逮捕されたというふうに伺っております。
危害を加えるという投稿というものは、公務の円滑な遂行だけじゃなくて、やはり県民の皆さんそして職員の安全にも影響を及ぼしかねない事案だったということもありましたので、やむを得ず警察に対応をお願いしてきたということです。
県警の対応には感謝申し上げたいというふうには思っています。
今後も県として、必要に応じて適切に対応していきたいというふうに思いますね。
産経新聞:
誹謗中傷のことでお伺いします。
これまで議会とか会見などで、誹謗中傷をやめるように強く踏み込んだメッセージを発信するように、何回も求められたと思うんですけども、誹謗中傷は決して許されないなど、知事のメッセージとしては一般論に留まってきたかと思いますが、一般論に留まってきた理由をお伺いします。
知事:
ですから、私としては、SNSを利用されるすべての方にお伝えするということがすごく大事だというふうに思っていますので、そういった意味で、SNSを利用される方、それ以外の方も含めて、やはり人の心を傷つける誹謗中傷、それから事実ではないということを投稿したりするということは、決して良くないということですから、それはこれまでも繰り返し、自分としてもしっかりと伝えさせていただいたつもりですし、今、デジタルサイネージだったりとかホームページで、私からのメッセージも出させていただいていますけれども、スポーツ選手などと連携して、そういったところをしっかりPRしていくということをやっていますので、県としても、私個人としても、しっかりやっているというふうに考えています。
産経新聞:
一般論を繰り返し発信するという対応が、知事にとっては限界になるということでしょうか。
知事:
ちょっともう一度、聞こえない。
産経新聞:
一般論を繰り返し発信することは、知事にとっては限界の対応ということでしょうか。
知事:
ですから、今申し上げたとおり、SNSを利用されるすべての方に、やはり誹謗中傷とか、そういったよくない使い方をやめるべきだということを伝えるということが、県としては大事なことだというふうに思っています。
産経新聞:
先ほども触れられたと思うんですけど、知事自ら動画に出て誹謗中傷の啓発メッセージを出されていましたけど、自ら出て発信されたというのは、知事選以降、デマに基づいた誹謗中傷が行われたり、文書問題とか知事の支持、不支持を巡って世論が分断されているとかそういった状況も念頭にあってのことなのでしょうか。
知事:
ですから、今日も申し上げたとおりですね。
SNSにおける誹謗中傷ですね、これはやはり、社会において深刻化しているという状況がやはりありますので、それは県としても、県民の皆さんそしてSNSを利用されているすべての皆さんに、SNSを適切に利用していきましょう、誹謗中傷や事実ない投稿はやめましょうということをしっかり伝えていくということが本当に大事だというふうに思っています。
産経新聞:
知事が出られた動画なんですけど、YouTubeでの再生回数が、先ほど確認したところ約930回ほどに留まっていたんですけども、ご自身のSNSなどで改めて再投稿するなどして、広く呼びかけたりするお考えはありますか。
知事:
県として対応していくというものですので、それぞれの媒体ですね、デジタルサイネージであったりとか、県のサイトなどで、しっかりPRしていくということが大事だと思います。
産経新聞:
ご自身のSNSへの投稿は今のところ考えていないということですか。
知事:
ですから、県としての投稿などをしっかりやっていくということが組織としての対応だというふうに思っていまして、そういったところも含めて適切に対応していきたいというふうに思っていますね。
産経新聞:
最後1点伺わせてください。
4カ月ほど前なんですけど、4月23日の会見で。
知事:
ちょっとすいません、聞こえない。
産経新聞:
4月23日の会見で、誹謗中傷の防止啓発キャンペーンに関する質疑の中で、知事の発言で、積極的に街頭やいろんなイベントで啓発をしたいというふうにおっしゃっていたんですけど、これまで街頭に出たり、啓発されたりはされたのでしょうか。
知事:
ですから、デジタルサイネージは街中などにありますので、そういったところで啓発をしてくということはまずスタートしていますし、今後も必要に応じて、適宜やっていくということだと思いますね。
産経新聞:
街頭とかイベントでは、何か啓発はされたんでしょうか。
知事:
これは県としてやっていくというものですから、私がやるケースもあれば部局としてやっていくケースもありますし、私が実際にやるということもあれば、デジタルサイネージで、繰り返しになりますけども、動画を流したり、バスでも確か動画を流していると思いますので、そういった様々な手段を講じて、対応していくということが大事だというふうには思っていますね。
毎日新聞:
知事と国会議員の懇談会の件で改めて伺います。
知事は年3回これまで行われてきた懇談会を廃止するということなんですけれども、担当課によると、全国でいうと知事が年2回出席されるのは3分の2ぐらい(注:全国の約3分の2の都道府県が知事出席で説明会を開催、うち年2回開催のところと年1回開催のところがある)。
1回が残りの大半、それから一部が、知事が出席せずに一部というような対応されているというふうに聞きました(注:上記のとおり)。
まず、業務改善という趣旨は分かるんですけれども、例えば災害時とかですね、そういう非常時の場合に、政治家同士の直接の繋がりや日頃の信頼関係というものは非常に生きてくるということが多々あると思うんですが、今回のように、年3回やっていたのを減らすというのは別に、全くやめてしまうと、必要に応じて個別にやるという形で、コミュニケーションが取れるんでしょうか。
そのあたりどういうふうな判断があったのか改めて教えていただけますか。
知事:
年3回実施してきたということは、兵庫県が突出して多かったですし、他の県でも、そもそもやめていると、やってないというところもあります。
そういった県が、確か大阪とか宮城もやめたというふうに聞いていますけども、そういった県も含めてですね、国会議員などや中央省庁との連携というものはできていないかというと、それぞれのやり方で、しっかりやっているというふうに思いますし、そういった意味では、国会議員との説明会というものだけじゃなくて、様々な形で、私であったりとか、私以外の事務方も含めて、東京事務所長もいますから、国会議員との連携や密な対応というものは適切にやってきていますし、それはこれからもしっかりやっていけるというふうには思っていますね。
毎日新聞:
知事が今挙げられた大阪とか宮城ですけれども、大阪の吉村知事は日本維新の会という国政政党のトップであり、宮城の村井知事はですね、自民党の県議を10年やられた後に、5期20年知事をされていて、そういう意味ではもう国会議員との連携というのは当然できているとは思うんですけれども、いわゆるホットライン的なこと含めてですね、斎藤知事の場合、正直申し上げましてですね、今、政権与党との関係も、県の国会議員との関係も必ずしも良好とは言えない状況でやめてしまうというのは、非常に兵庫県的にリスクがあるように思うんですけれども、そのあたりどんなふうに考えられているんでしょうか。
知事:
特にリスクがあるとは思っていません。
先ほど申し上げたとおり、様々な形で国会議員や中央省庁との連携というのはしてきていますし、今週末も但馬地域で道路の意見交換会、要望がありますけども、そこでも国会議員の方もご出席いただいて、道路行政についてこういった道路が必要であったりとか、財源の必要性というものをお伝えさせていただく場もあって、それは私も出席をする予定ですので、本当に政策単位、事業単位でしっかりと県としての考え方、それから県としての要望を伝えていくということは、できてきていますし、これからも全く問題なくできていくというふうに考えていますね。
神戸新聞:
先ほど産経新聞からも質問があった県警の発表事案なんですけども、知事を脅迫したとして逮捕される事案がありましたけれども、これはやむを得ず、警察に対応を依頼してきたということだったんですけれども、被害届自体は知事が出してらっしゃるんでしょうか。
知事:
そうですね。
私として出していると思いますね。
神戸新聞:
このほかに被害届を出しているものというのはありますでしょうか。
知事:
ちょっと数は分からないですけど、これまで400件を超える殺害とか危害を加えるケースが去年からありましたので、都度、都度、被害届であったりとか、警察への相談というものはさせていただいていると思いますね。
神戸新聞:
少なくとも10数件とか20数件とかという被害届をもう既に出していらっしゃるということなんでしょうか。
知事:
そうですね。
そこまでの件数かどうかは別ですけども、やはり内容に応じて警察に相談させていただきながら、これは被害届を出したほうがいいかどうかというのは、適切に対応させていただいていますね。
神戸新聞:
現状もですね、誹謗中傷とか人格攻撃というものは続いているかと思うんですけども、それに対しては、どういうふうに対処をされていかれるお考えでしょうか。
知事:
人を傷つける誹謗中傷であったりとか、危害を加えるというような脅迫というものは、やはり誰もがすべきではないというふうに考えていますので、SNSにおける誹謗中傷、それから脅迫など人を傷つける行為というものは誰に対してもやるべきではないということを、すべての皆様にお伝えしたいというふうに思います。
神戸新聞:
知事がですね、SNS上の誹謗中傷をやめるようにという、先ほどおっしゃっていただいたような一般論についてもこれまでもずっと出してこられて、5月にもSNSで出されて、8月にも出されたかと思うんですけども、今回の事案が6月の発生事案で、さらに今、時事通信が誹謗中傷を受けているというところは、現在も行われていてですね、その立場に関わらず、人格攻撃とか誹謗中傷が相変わらず行われていてですね、県政上重要な課題かと思うんですけれども、今回でいうと、知事が被害者でもあって、一般論だけではなかなか効果が薄いのかなと思うんですけども、踏み込んだメッセージを改めて出すというお考えはあるんでしょうか。
知事:
ですから、SNSにおける誹謗中傷ですね、それから殺害予告のような人に危害を加えることを匂わせるような投稿とか発信、それらはやはり決してすべきではないというふうに思いますね。
これはこれまでも、SNSにおける誹謗中傷などについてはすべきではないということを、先ほどのご質問でもありましたけども、様々な形で発信してきましたし、これからもしっかりやっていきたいというふうに思います。
神戸新聞:
先ほど新聞労連の声明の中では、コメントの中で、報道の自由、取材の自由を守ることが大事だというふうにおっしゃられたかと思うんですけども、今回の場合だと、会見の質問に対して人格攻撃等が出ていると。
報道とか取材の自由を守るためには何が必要だというふうに知事は考えていらっしゃるでしょうか。
知事:
ですから、こういった会見の場でもですね、記者さんからの質問に対して、適宜答えさせていただいております。
こういった会見の場というものも1つの大事な、取材の自由や報道の自由を守っていく場として大事だと思っていますし、何よりも先ほどご指摘いただいたとおり、報道の自由や取材の自由というものは大切にしていかなければいけないというふうに私自身も思っていますし、そのためにも、やはり、様々な機会ですね、今日も記者会見をさせていただいておりますけども、そういった機会というものは大切にしていくということが大事だと思います。
神戸新聞:
機会という意味ではなくてですね、報道とか取材の自由を守るための環境として、記者会見としてどういう環境が必要だというふうに思っていらっしゃるかということなんですが。
知事:
ちょっと聞こえない。
神戸新聞:
記者会見のですね、行われている環境としてですね、こういう誹謗中傷が行われているような環境で、報道の自由とか取材の自由が守られるのかという趣旨なんですけども。
知事:
ですから、報道の自由や取材の自由というものは大切にすべきだというふうな考えでしっかりいきたいというふうに思います。
それから、人の心を傷つける誹謗中傷ですね、これは誰に対しても誰もがすべきではないというふうに思っていますので、特にSNSを利用される方には改めてお願いしたいというふうには思いますね。
神戸新聞:
会見を巡ってですね、知事に対しても殺害予告があったりとか、記者に対する人格攻撃があるということ自体が異常事態だと思いますし、専門家も異常事態だというふうに指摘もしていますし、先月、知事は「会見はできる限り自分は適切に対応しているし、適切に行われている」というふうにおっしゃっていたかと思うんですけども、知事自身が脅迫を受けた事態でも、会見を正常に行われているというふうに思いますでしょうか。
知事:
ですから、記者会見の場というものは、基本的に週に1回、限られた時間になりますけども、開催をさせていただいております。
私としては、記者さんからの質問にできるだけ答えることはしっかり答えていくという形でやらせていただいております。
報道の自由や取材の自由は大事だというふうには思っています。
関西テレビ:
誹謗中傷に関連してお伺いしたいんですけども、記者に対するものに限らず、SNS上で特定の個人に対する誹謗中傷が非常に多く見受けられます。
このような事態が起きている理由というのは知事としてはどう思われますでしょうか。
知事:
やはりSNSを利用される方や様々な場面で、人の心を傷つけるような誹謗中傷とか、そういった事実でないということを述べられるという方というものが、やはり後を絶たないということは、大変深刻な状況だというふうに思っていますね。
やはり、社会として、SNSというものは利用の仕方によっては、各個人がですね、情報の民主化ということで、それぞれの方が様々な形で情報発信をして、それが地域の活性化であったりとか、良い面で使われるということが望ましいんだと思いますけども、やはり人の心を傷つけたりとか、あとは殺害予告といった脅迫とか、そういった形で使うというものは決して良くないというふうに思いますので、そういった使い方をしないようにするということは、引き続きしっかりと呼びかけていきたいというふうに思いますね。
関西テレビ:
特に兵庫県政を巡る問題で、知事を支持する層、それから知事に反対する層の2つの層の間でも、多く特定の個人を攻撃するような、SNS上で攻撃するような事態が起きていますけども、どうしてこの兵庫県政を巡る問題で、このような特定の個人を攻撃するような攻撃が多いと思うのか知事のご意見を伺わせてください。
知事:
個別の投稿に関する表現内容については、行政の長としてのコメントは差し控えたいという前提になりますけども、やはり、SNSにおける誹謗中傷など、そういった行為というものは、すべての人が誰に対してもやるべきではないということを、私としてはもうこれまでしっかりと届けているつもりですので、これからもしっかりお伝えしていきたいというふうに思います。
関西テレビ:
個別の投稿に、行政の長としてコメントできないということは承知をしたのですけども、ただ、兵庫県で起きている問題、兵庫県政を巡る問題が起きているというところで、それに関してなぜこういうことが兵庫県政を巡る問題で起きているのかという、知事の見解をお聞かせいただきたいです。
知事:
ですから、表現の自由というものの中で、様々な方がSNSなどですね、発信や投稿されるということは、表現の自由の観点から非常に大事で尊重されるべきだというふうには思いますけども、やはり人の心を傷つける誹謗中傷やですね、事実ないということを発信するということは決して良くないので、我々県行政としては「そういったことをしないでください、できるだけSNSの利用の仕方を心がけましょう」ということを伝えるということが、我々ができることだというふうに思っていますね。
関西テレビ:
あと、斎藤知事個人のSNSでは発信せずに、県として発信されるということですけども、やはり影響力の大きい、フォロワーの数も多い斎藤知事個人のアカウントで、発信されてもいいのかなと思うんですけども、そのあたり、なぜ知事個人のアカウントで発信されないのか、改めて教えていただけますでしょうか。
知事:
私は、個人として今SNSをやらせていただいていますので、どのような発信をするかというものは、私が個人としての表現の範囲の中で、適切にやらせていただいているということですね。
県としては、県広報のSNSなどを活用して、誹謗中傷すべきではないですよという発信は、これまでもしっかりやらせていただいておりますので、これは県の行政としてしっかりやっていくということが、県の責務として大事だというふうに考えていますね。
読売新聞:
今年1月、市町との懇話会で、SNSの誹謗中傷の防止を巡って、共同声明を出すという話がまとまったかと思うんですけども、その後もう半年以上経ってですね、未だにまとまっていないということで、市長会の酒井会長は文書問題の混乱もあって、現在保留中ということをおっしゃっているようなんですけども、ただ一方で、今、誹謗中傷も止まない中で、共同声明について知事のお考えをお願いします。
知事:
SNSにおける誹謗中傷や人の心を傷つける行為というものは、すべきではないということは、今日もそうですけど、私はしっかりとこれまでも伝えさせていただいております。
市長会(、町村会)との共同声明については、確か川西市の越田市長から市町との懇話会の場で提案がありまして、我々としては、県としての案を既にお伝えをして、あとは市長会側の調整だというふうに思っていますので、酒井市長をはじめとする市長会側に聞いていただければいいなというふうに思いますね。
読売新聞:
県として、基本はまとめていただきたいというお考えでしょうか。
知事:
市長会の方には、我々としてはこの案でいきたいです、ということは既にお伝えしていますので、市長会側がどうして今に至っているのかというところは、私よりも、市長会側に取材をしていただければいいと思いますけれども、我々が発信させていただきたいと思っていた趣旨はですね、既に様々な場で伝えさせていただいておりますので、市町との共同声明の内容というものは、既に我々としては伝えさせていただいているというふうに思っていますけども、市長会側が調整つくのであれば、それはできるだけ早く出していくということは大事だと思います。
読売新聞:
別件で、弊社の参院選の出口調査でですね、斎藤知事の支持率について調べました。
支持するが46%で支持しないが50%と。
支持しないが4ポイント上回ったという結果になったんですけども、昨年11月の知事選で再選されてから約9ヶ月ほど、県政を担われてきたわけですけども、4ポイント支持しないを上回っているという結果も踏まえて、何か反省すべき点とか、今後改善すべき点がありましたらお願いします。
知事:
私自身は昨年11月に再選をさせていただいてから、県政については、自分として、全力でやらせていただいたということです。
私を支持する、支持しない含めて、様々なご指摘やご批判はあると思いますけども、そういったものはやはりしっかり真摯に受け止めて、私としては引き続き、ちょっと抽象的になってしまいますけれども、自分ができる県政運営というものをこれからもしっかりやっていくということが、県政への責任の果たし方だというふうに思っています。
読売新聞:
出口調査で特徴的な結果がありまして、SNSとか動画投稿。
知事:
ちょっと聞こえない。
読売新聞:
先ほど申し上げた出口調査の関係で、参考にしたメディア別のデータがあるんですけど、SNSと動画投稿サイトを参考にした人は68%が知事を指示されている、非常に高い支持率だということですね。
一方で、新聞やテレビを選んだ人は、61%とか59%が不支持、つまり支持しない方が非常に高いというところなんですけども、ちなみに知事ご自身は、選挙とか政治の問題について主にどんなメディアを参考にされていますでしょうか。
知事:
私はどれというものが決まっているわけではないですけども、一応コメントとしてはすべてのメディアをですね、参考にさせていただきながら、考えていくということです。
すいません、ちょっと抽象的になりますけども。
読売新聞:
今のお話はまさにメディアリテラシーのお話にも通じるかと思うんですけども、今、現状見るとSNS派が知事の支持を。
知事:
ちょっと聞こえない。
読売新聞:
SNSをよく見ている方は知事の支持が多くて、一方で新聞とかテレビを見ている方は不支持が多いという一見分断が生じているようにも見えるんですけども、ただ一方で、そういう現状を踏まえれば、メディアリテラシー、メディアをいかにそれぞれの方が分析して、情報を取り入れるかというところが非常に重要になってくるかと思うんですけども、知事の考えとして、メディアリテラシーをもし推進するのであれば、何かアイデアレベルのものでも結構なんですけど、今後こういうことに取り組んでみたりとか、こういう政策をやってみたらどうかとか、何かお考えがありましたらお願いします。
知事:
世代によって情報の把握の仕方というものが変わってきているというものがあると思います。
やはり今の若い世代の方はテレビや新聞は、例えば新聞であったら購読してないとか、テレビをそもそも見ていないという方も増えているというのは、よく言われることですけども、メディア含めてどういった形で自分が情報を取るのかというのも、これももちろん個人の自由というところもありますので、それを行政として「ああしなさい、こうしなさい」ということはなかなか言えない面があると思いますが、世の中にはSNS以外にも、多様なメディア、新聞やテレビなども含めて、ラジオもですけど、あるということをやはりしっかり様々な形で伝えていくと。
それは県の広報の中で、テレビや広報紙やラジオを通じて伝えさせていただいているものもあると思いますし、場合によっては若い世代の方々との会議などの中で、学生未来会議とかというのもやってきていますので、そういった中で、様々なメディアを参考にしていくということのある意味大切さも含めて、共有したり伝えていくということはやっていきたいなとは思いますね。
読売新聞:
最後1点だけ。
先ほどの出口調査の続きでもう1点特徴があって、知事の支持率が非常に若い方、18歳から30歳代ぐらいの方は58%とか55%と非常に高いんですけども、一方で60歳代は41%、70歳以上は34%と、非常に高齢層の方は支持率が低いという、くっきりと特徴が出ています。
今日も外で辞めろコールが続いていたりとかですね、誹謗中傷も今、県政を巡ってずっと続いているという異常事態が続いているんだと思うんですけども、この状況を踏まえると、非常に世代間の分断とか県民の分断が深まる一方のように見えると思うんですけども、知事はこの現状、分断が深まっていると捉えていらっしゃいますでしょうか。
知事:
民主主義ですから、ある政治家に対して支持する、支持しないというのは、もちろんそれぞれの方の判断だと思いますので、それは、それぞれの方の判断を尊重していくということが大事だとは思いますけれども、私としては様々なご指摘やご批判ですね、そこは真摯に受け止めていくということが大事だと思いますし、一方で応援していただいている方もおられます。
そういった声をしっかり受け止めながら、自分としては、県政運営をですね、しっかりやっていくということが大事で、具体的には予算や政策、これは11月の再選後も着実に予算も条例もですね、基本的には議会に成立していただいて、事業執行はできていますから、そういったところは県民の皆さんにご理解いただけるようにしていきたいというふうに思いますね。
読売新聞:
つまり、分断が深まっているように見えるんですけれども、その辺の認識はどうですか。
知事:
いろんなご指摘やご批判というものは、当然私は県の知事という立場ですから、それは甘受しなければいけないところもあるとは思いますね。
だからそれは、いろんな県民の皆さんの声だとは思いますね。
それを受け止めながらも、やはり県としては、県民の皆さんにとっての大事な施策、若い世代の方の支持のお話もありましたけども、若者向けの施策もしっかりやっていきたいですし、当然高齢者の方に対する施策、医療、福祉、介護とか、そういったこともしっかりもちろんやっていくということが大事だとは思っていますね。
朝日新聞:
今の読売新聞さんの質問で聞き方を変えさせていただきます。
今、外でもこういうふうにデモが続いていて、いわゆる文書問題への知事の対応の批判が根強くあるという側面もあるのかなと思うんですけども、知事とされましては、このような形含めて、様々な形で、批判が依然として続いているということをどういうふうにとらえてらっしゃいますか。
他県でも、当然知事への批判というのは、それぞれの県であると思うんですけれども、このような形で批判が発現するというか、現象として起こっているというのは異例だと思うんですけども。
知事として、これを例えば望ましくない状態で何とかしないといけないと思っていらっしゃるのか、それともご自身としての見解はもうすでに述べたとおりだから、もうこれ以上どうしようもないなと思っているのか、どのようにとらえてらっしゃるんでしょうか。
知事:
ですから、先ほど述べさせていただいたとおりですね。
当然、私は県の知事という立場ですから、様々なご批判やご指摘というものは当然あるものだというふうに思っていますね。
一方で、応援していただいている方もおられるということですので、そういった様々な声は、真摯に受け止めていくということが大事だと思います。
大事なのは、県政運営をしっかりやっていくということですので、これから夏場になりますけれども、来年度予算編成というものも少しずつスタートしていくということで、幹部職員などとの政策に関する協議というものも本格化していきますので、そういったことを通じて、県民の皆さんにとってのよりよい県政をやっていくということが大事だというふうに思っています。
それに全力で対応して尽力していくのが、私の責務だというふうに思っています。
朝日新聞:
そうしますと、文書問題への対応というと、もう知事とされては終了しているという、そういうご認識ということなんでしょうか。
知事:
文書問題に関する対応について、それからこの場でもご質問等ありますけども、これまで会見の場や県議会の答弁など、常々説明してきました。
そこでは、これまでから文書問題については、県として適正適切に対応してきたという旨をお伝えさせていただいていますので、私としてはそういう認識でいますし、この場も含めまして、今後文書問題に関して質問があった場合もですね、我々としては、文書問題については、県として適正適切に対応してきたという旨をですね、これは繰り返しになりますけども、答えさせていただくということはご理解いただきたいと思いますね。
朝日新聞:
情報漏えい問題に関しては、給与カットの議案を議会に提出されていて、6月議会で継続審査ということになりましたけれども、その6月議会の終了後、現在まで、県議会側とのコミュニケーションというのは、どのように図っておられるんでしょう。
知事:
これから夏場で政策提言の場とかありますので、そういった機会などを通じて、議会側とのコミュニケーションを図っていくと。
そして、私だけじゃなくて、部局などもですね、常日頃から議会側とのコミュニケーションは密に図っていますので、そういったことをやっていけば問題ないというふうに思います。
朝日放送:
今日午前に554人分の署名と、あと知事に辞職を申し入れる要望書が北海道の男性の方から提出されました。
まずそれは、内容は確認されましたでしょうか。
知事:
そういった要望があったということは承知はしていますね。
朝日放送:
その要望に対する知事の受け止めは。
知事:
先ほど申し上げましたとおり、私は知事という立場ですから、様々なご指摘やご批判があるということは受け止めていかなければならないというふうに思っていますね。
今回、要望書をちょうだいしたということは、真摯に受け止めていきたいというふうに思います。
一方で、本日、同じタイミングになっているのかもしれないですけども、県内外の方ですね、1077名にのぼる方々から、県政の躍動をより前に進めていただきたいという署名も、秘書課がいただいたということです。
様々なご指摘を真摯に受け止めながら、しっかりと県政の躍動をより強く前に進めていくということが、私の今の考えでございますので、今ご質問いただいたそういった要望があったと同時に、県政をしっかり前に進めていってほしいという1077名にのぼる署名があったということもですね、お伝えさせていただきたいというふうに思います。
朝日放送:
その1077人の方の、知事を応援される趣旨だと思うんですけれども、そちらの署名の方を先に確認されたということですか。
知事:
先ほどご質問あった署名があるということを、そういった提出があるということは事前に聞いておりますね。
朝日放送:
その内容は確認はされていませんか。
知事:
それどちらですか。
朝日放送:
知事に対する辞職を申し入れる方のですね。
知事:
ですから、そういった要望があるということは承知しています。
朝日放送:
人数というのは、ご存知でしたか。
知事:
554名ですかね。
朝日放送:
それも事前にご存じだったと。
知事:
それはそういったものが提出されたということは、報告は受けています。
一方で、1077名の方々から、兵庫の躍動をより強く進めてほしいという要望もあったという報告も受けましたので、こういった両方の考え方、ご支持される方と私に対する批判もあるということは、真摯に受け止めていき、そして県政の躍動より前に強く進めていくということが大事だというふうに思っております。
朝日放送:
今年度に入ってからも、知事に対する辞職の申し入れ、議会でもありましたけど、相次いでいると思うんですけれども、それについての受け止めはいかがでしょうか。
知事:
様々なご指摘やご批判というものは、私は県知事という立場ですから、それはやはり、受け止めなければいけない、というふうに思っていますね。
朝日放送:
知事に対する脅迫容疑で逮捕されたという事案なんですけれども、知事に対する脅迫で逮捕されて、一方で、知事を批判をしている側の方々に対する、SNSを中心に誹謗中傷、身体・生命に危害を加える趣旨も見受けられるんですけれども、知事を批判されている側に対する誹謗中傷や脅迫に対する警察の対応をどのようにされるべきだと思いますか。
知事:
それは、まずは警察に聞いていただきたいと思いますね。
私は、今回、これまで、去年も含めて450件ぐらいの殺害や危害を加えるものというのを、受けてきましたけれども、その都度、私自身だけじゃなくて、県職員の皆さんにも危険が及ぶ可能性があるので、やはりそこはその都度、警察に当事者として、やらせていただいたということです。
SNSにおける誹謗中傷や危害を加えるということはやってはならないというふうには思いますし、やはり当事者の方々が、警察や、弁護士さんなどにしっかり相談をされるということが大事だというふうに思いますね。
朝日放送:
質問の趣旨としては、警察がどう対応するかではなくて、知事が警察がどう対応すべきか。
知事:
ごめんなさい、聞こえないです。
朝日放送:
警察がどう対応すべきかというのを知事ご自身がどう考えられるかという質問だったんですけれども。
知事:
ですから、警察は被害届や、刑法に関する犯罪が察知された場合には、適切に捜査などをしていくということだと思いますね。
そこは警察に聞いていただければと思います。
朝日放送:
今日、前回までと比べて、知事、こちらの記者側の質問を聞き返される場面が多いと思うんですけれども、その原因はなぜですか。
知事:
ちょっと聞き取りにくい場面がありました。
朝日放送:
なぜ聞き取りにくいんですか。
知事:
聞き取りにくい状況があるからじゃないですかね。
朝日放送:
どういった状況ですか。
知事:
聞き取りにくいということです。
これ以上お答えは一緒になりますので。
朝日放送:
なぜ聞き取りにくくなっているのですか。
それは説明できないのですか。
知事:
聞き取りにくい状況に、聞き取りにくいというだけですので、聞き取りをもう一度言ってくださいということをさしていただいているというだけです。
朝日放送:
いや、原因を尋ねています。
知事:
これ以上同じ答えになりますので繰り返しになります。
次の質問をお願いします。
朝日放送:
外部の抗議の声が大きくなっているからと推察するんですけれども、なぜ大きくなっていると思いますか。
知事:
それは、私は様々な批判やご指摘というものは真摯に受け止めていくということが大事だと思います。
朝日放送:
なぜ大きくなっているかという原因を伺っているのですが。
知事:
ですから、同じ答えになって申し訳ないんですけども、様々な批判やご指摘というものは真摯に受け止めていきたいというふうに思います。
フリー記者A:
さっきの関西テレビさんの質問でちょっと、信じられない答えが出たので確認したいんですが、知事の斎藤元彦と書いてあるXのアカウントは、個人で運営されていらっしゃるのですね。
知事:
私のSNSについては、私が個人として運営をしています。
フリー記者A:
ただ、知事個人のアカウントということで、兵庫県知事のアカウントではなくて、個人斎藤元彦さんのアカウントという認識で大丈夫ですか。
知事:
兵庫県知事である斎藤元彦のアカウントですね。
フリー記者A:
ということは、知事失職はどの立場でツイートされておられたんです。
知事:
過去のことについては、答える立場というか必要もありませんので、適切に運用しておりました。
フリー記者A:
そのアカウントで、7月30日に、熱中症が増えているということで緊急安心センターひょうごについてツイートされているのを覚えてらっしゃいます。
知事:
#7119についてはしっかりPRしてきたと思います。
フリー記者A:
#7119についてツイートできるのに、なぜ言論弾圧が繰り広げている原因の、誹謗中傷をやめろと、SNSで書けないんですか。
知事:
SNSの私個人としての運用については、適切に対応させていただいています。
フリー記者A:
あなた個人のやつですから自分の裁量でやっているってことですね。
知事:
熱中症については、県民の皆さん一人一人に注意をしていただきたい。
これは命に関わることでもあるので、発信をさせていただいたということです。
フリー記者A:
この1年間、兵庫県で繰り広げられた光景は、熱中症と同じほど誹謗中傷があって、人が死ぬということなんじゃないでしょうか。
知事:
SNSにおける誹謗中傷というものなどですね、やはり運用はすべてのSNSを利用されている方が、適切にやっていくということが大事だと思いますし、県のXなどですね、様々な形で、県民の皆さんなどに周知、PRというものはしてきていますので、それはこれからも引き続き、しっかりとやっていきたいというふうに思います。
フリー記者A:
個人斎藤元彦のツイートではやらないと。
斎藤元彦さん個人としては、誹謗中傷問題が大きくないというふうに認識されていることを理解いたしました。
知事:
ですから、私はこの場でもお伝えしていますし、SNSについては適切に誹謗中傷などはすべきではないということは伝えていますので、その点は申し上げます。
フリー記者A:
熱中症はSNSで書けるけれど、誹謗中傷はSNSで書けないということですよね。
ですよね。
あと2つあるので、無駄な言葉を紡がないでください。
文書問題について、先ほど朝日の記者の質問に対してですね、適正適切であると、これからもその答えを繰り返していくということだったんです。
そこを正確に引用するとね、あなたがどう発言されたかというと、適正であり適切であったとの認識であると訴えてきたと、これからも訴えてくると、いうふうにおっしゃっておられるんです。
これ主観を訴えているというふうにご自分で認めになっておられるんですが、その主観の根拠は一体何なのか教えていただけますか。
知事:
ですから、その問題について、私は、文書問題については、県として適切適正に対応してきたということをお伝えさせていただくということを申し上げています。
フリー記者A:
という認識であるということを伝えてもらっても何の価値もなくて、大人の世界なんですから、根拠添えましょうよ。
知事:
ですから、文書問題についてはこれまで県議会や各種委員会などでご説明もしてきていますし、これまでから県として適切に対応してきたということです。
フリー記者A:
説明ないからみんな聞いているんですよ。
わかりました、根拠がまだないということで、理解いたしました。
知事:
最終的には司法の場で判断されるということも含めて、県としては適切に対応してきたということでご理解いただきたいと思います。
フリー記者A:
大丈夫です。
最後に国会議員に対する県政の説明を省いたという件で1個だけ聞かせてください。
渡海紀三朗衆議院議員が、この3年間の斎藤県政と国政の関係は私の方から見て健全とは思わなかった。
斎藤さんの大好きな県立大学の無償化の問題とか、議会の説明も記者会見の後だったりとして無茶苦茶であると、渡海さんが去年の11月にFacebookで、あの温厚な渡海衆議院議員が、あなたのコミュニケーション能力の低さ、兵庫県政と斎藤元彦知事が在職することによって、国会議員との連携不足を指摘されておられます。
この指摘が現職の衆議院議員側からある中で、国会議員との連携を職員だけに任せるということが、県政と国政の連携の円滑さをキープできると思いますか。
知事:
はい。
国会議員とのコミュニケーション、連絡については私以外も含めて、これまでも適切にやってきましたし、適切にやっていきたいと思います。
全く問題ないと思います。
フリー記者A:
適切じゃないって言われている声があると言っています。
渡海さんは根拠のない批判をされているということですかね。
知事:
個別の議員のSNSなどの発信に対するコメントは控えます。
ArcTimes:
知事が記者の質問が聞こえないのは、スピーカーを知事の方に向ければいいだけかと、こちらには相当聞こえていますので、記者の質問ですね、そうすればいいと思います。
先週の時事通信の記者の質問、あれは私、非常に重要だと思うので、その部分を聞きたいんですが、まず読み上げて、それを質問していきますが、「先週もここで質問してその後会社にクレームの電話が鳴りやまずに、私は県政の担当を外れることになりました。記者が会見で質問して、即日炎上して、翌日には配置替えが決まる。そういうことが兵庫県では起きます。これをまた成功体験として、またネットの人たちがこぞって兵庫県に集まってくると。兵庫県は、そういう遊び場になっていると私は思います。そうすることで、記者が萎縮して、職員や議員が萎縮していくわけですけれども、斎藤知事が推し進めている風通しのよい職場は、それで実現するのでしょうか。」
それで実現すると思いますか。
これを放置して実現すると斎藤知事は思いますか。
知事:
報道の自由や取材の自由は当然に守るべきものだと思いますし、あとはSNSにおける誹謗中傷などはすべきではないかという考えは、今日も述べさせていただいたとおりでございます。
県政についてはしっかりと前に進めていきたいと思います。
ArcTimes:
質問を続けます。
「それでまともな県政運営に繋がるのでしょうか。いつも震源地にいるのは知事です。知事しかこの状況を変えられないと私は思っています。知事は、この状況を問題に思っているようにも、変えようと思っているようにも見えません。」
私自身もそう見えません。
知事は、この状況を変える意思があるんでしょうか、変えようと思っているんでしょうか、こういうことをいつまでも続けようと思っているんでしょうか。
知事:
ですから、様々なご指摘やご批判は、真摯に受け止めていくということが大事だと思いますし、何よりも、やはり、今日も政策の説明をさせていただきましたが、政策をしっかりやっていくということが大事で、そういった意味では、予算も条例もですね、不妊治療や様々な当初予算も成立していますし、県政は問題なく進めていっているというふうに思いますね。
ArcTimes:
知事は、今日の会見で、取材・報道の自由は守られるべきと私も思うとおっしゃいました。
この時事通信の記者の悲痛な叫びだと思いますけれども、それは報道の自由が守られていない、斎藤知事に質問したことによって、その質問は、私は全く正当なもので、7月22日の会見は私もいましたから、その質問に繋げて、私もその日質問しました。
その質問した記者がですね、報道の自由が守られていないと。
斎藤知事に、これに対して何かメッセージを具体的に発してくれないかと、そういうことを聞いているわけですけれども、斎藤知事はこの場で一般論ではなくて、一般論で犬笛を吹くのではなくて、そういう時事通信の記者に対して誹謗中傷をやめてくださいということを言っていただけないでしょうか。
知事:
ですから、今日述べさせていただいたとおりですね。
ArcTimes:
ということは、答える気もないということですね。
知事:
何遍もお答えさせていただいていますので、報道の自由、取材の自由は大切に守られるべきものだと。
誹謗中傷はすべきでないということを全ての皆様にお伝えしたいということですね。
ArcTimes:
知事、何度も答えていると言っていますけど、私は今聞いたのは初めてで、知事は報道の自由は守らなきゃいけないと。
報道の自由は守られていないから、知事が報道の自由を守るべきだと思うんだったら、ここで時事通信の記者、他の記者、我々を含めた記者に対するですね、今回の質問についての批判、誹謗中傷をやめてくださいと言えばいいだけでいいじゃないかというふうに聞いたのは、今日が初めてですけれども、それについてちゃんと答えていただけないでしょうか。
ずっと答えてきてないですよ。
知事:
ですから、取材の自由や報道の自由というものは、守られるべきものだということですね。
誹謗中傷などは、やはりSNSを通じてするということは、すべての方がすべきではないということは、はっきり申し上げておきたいとは思いますね。
ArcTimes:
一般論で続けて、犬笛を続けると理解しました。
最後に、知事、今日何度も出ていますけれども、ご自身で脅迫を受けたことについては被害届を出して、それに対して司法が対応するということになりました。
これは、知事は自分自身でそうやって被害届を出したわけですから、誹謗中傷される恐ろしさというのは分かってらっしゃいますよね。
だから被害届を出したわけですよね。
それが、他者、自分以外の、特に自分に対してチェックする側の記者に対する誹謗中傷については、全く何も感じないんでしょうか。
知事:
ですから、誹謗中傷をするということはSNSを利用される方にとっては、すべきではないということ、それから、私はやはり危害を受けそうになった予告があったので、もうこれは当事者として警察などに相談させていただくということはさせていただいております。
やはりSNSにおける誹謗中傷などですね、困っておられる方については弁護士などですね、場合によっては、行政機関などにも相談窓口ありますので、そこをしっかりやっていただくということが大事だというふうに思いますね。
ArcTimes:
当事者というのは、知事も当事者ですし、誹謗中傷を受けた、炎上した時事通信の記者も当事者です。
その当事者に対して、まさにメッセージを発せられるのは、知事だけなんですけれども、まさに震源地だと言って、知事はメッセージを発しない限り、具体的にですね、これは止めないし、メッセージを発していない知事は、わざと一般論を言うことによって、この事態をさらに犬笛によって悪化させているとしか思えないんですが。
それでも、ここで一般論しか言わない、または、もう答えましたとしか言わないんでしょうか。
当事者としてつらい思いは分かっているわけですから、もう一方の当事者が悲痛な叫びを上げているときに、何かしよう、人として何か言葉を発しようとは思いませんか。
知事:
ですから、やっぱりSNSにおける誹謗中傷などは、決してすべきではないということですね。
それは、改めてお伝えしたいですし、これからもしっかりお伝えしていきたいというふうに思います。
SNSにおける誹謗中傷で悩んでおられる方については、やはり弁護士などを通じて、場合によっては警察などに相談したり、被害届を出すということが大事になりますので、1人で抱え込まずにですね、弁護士会であったりとか、行政の相談窓口に、しっかりと相談をぜひしていただきたいと思いますし、我々もそういった相談窓口というのはしっかりお伝えしていくということが大事だと思います。
いずれにしましても、SNSにおける誹謗中傷などについては、すべてのSNSを利用されている方にはですね、しないでいただきたいということを改めてお伝えしたいというふうに思います。
ArcTimes:
この期に及んで一般論でしか答えない知事に本当に驚きました。
犬笛を吹き続けるとことに本当に驚きました。
質問を終わります。
フリー記者B:
誹謗中傷を続けている時事通信の記者への誹謗中傷が発端になった、立花氏あるいは新田氏が問題だというふうに思われないでしょうか。
一般論に留まるんじゃなくて、今回の時事通信の記者への攻撃、誹謗中傷の発端になった立花氏や新田氏は問題だというふうにお感じになってないんでしょうか。
知事:
個別の投稿について、私は承知してないですので、コメントは控えたいと思いますし、行政の長として、個別の投稿などに対するコメントや、表現や内容については、コメントは行政の長として差し控えたいと思います。
フリー記者B:
個別じゃなくて、新聞労連が問題にしたぐらいの全国的な問題の発信源、具体的な名前出して、立花氏、新田氏を批判しないとおかしいんじゃないですか。
誹謗中傷をやめてくださいと言っているわけですから、なんでやらないんですか。
知事:
個別の投稿などについてのコメントは、私は行政の長ですから、差し控えたいと思いますが、やはり人の心を傷つける誹謗中傷については、SNSを利用されるすべての方に対してですね、改めてSNSにおける誹謗中傷についてはしないようにということをお伝えしたいと思っています。
フリー記者B:
知事選で世話になったから立花氏、新田氏への批判は控えているんじゃないですか。
選対会議でも、立花氏の2馬力選挙について勝手にやってもらったらいいんじゃないのと、姫路市の高見市議はおっしゃっていましたけど、世話になった人には甘く見ると、甘い対応をすると、名前を挙げて批判、抗議することはしないと。
こういうことじゃないですか。
知事:
ですから、SNSにおける誹謗中傷についてはすべきではないということを、これまでもこれはお伝えしてきていますし、やはりすべての皆様にお伝えしたいというふうには思います。
フリー記者B:
今回の件で、具体的に名前を挙げてやめてくださいと言わないと、意味ないじゃないですか。
知事:
ですから、私は行政の長ですので、個別の投稿に対するコメントについてはやっぱり控えていくということが大事だと思いますが、やはりSNSにおける誹謗中傷ですね、そういったことは、すべての皆様がすべきではないということは、これからも繰り返しお伝えしていきたいというふうには思いますね。
お問い合わせ
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