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2025-07-31 00:00:00 更新

バイオマスポリカーボネート樹脂製品が大阪・関西万博で展示するパイプオルガンに採用[帝人]

2025年7月31日


バイオマスポリカーボネート樹脂製品が
大阪・関西万博で展示するパイプオルガンに採用


帝人グループでプラスチックの成形などを手掛けるテイヨー株式会社が製造したバイオマスポリカーボネート樹脂製のパイプが、世界初のバイオプラスチック製の パイプオルガンに採用されました。当パイプオルガンは、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)の「大阪ヘルスケアパビリオン」で開催されている「リボーン チャレンジ」エリアに8月19日から8月25日まで展示される予定です。


大阪・関西万博で展示されるバイオプラスチック製のパイプオルガンは、地球温暖化問題や海洋プラスチック問題などの解決にプラスチック業界の技術やアイデアが貢献できることを示すシンボルとして、一般社団法人西日本プラスチック製品工業協会の企画「バイオプラスチックで REBORN」に参画したプラスチック成形メーカー8社(*1)が製造しました。


(*1)旭化工株式会社、株式会社泉製作所、角一化成株式会社、サカエ株式会社、佐原化学工業株式会社、 株式会社三共プラス、株式会社昭栄精化工業、有限会社不動プラスチックス製作所


このたび採用された樹脂製のパイプは、同参画企業からの要請を受けたテイヨーがマスバランス方式(*2)を適用した帝人のバイオマスポリカーボネート樹脂を用いて製造したものです。石油由来のポリカーボネート樹脂製のパイプと比較して、製品のライフサイクル全体における温室効果ガスの排出量削減に貢献することや、テイヨーがさまざまな長さや直径のパイプを製造可能な技術を有していることが評価されて採用に至りました。


(*2)マスバランス方式:原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料(例:バイオマス由来原料)と
そうでない原料(例:石油由来原料)を混合させる場合に、特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対し、その特性の割り当てを行う手法。出典:環境省、経済産業省、農林水産省、文部科学省「バイオプラスチック導入ロードマップ」(令和3年1月策定)


帝人グループは、環境負荷低減につながるソリューションの提供を進め、長期ビジョンである「未来の社会を支える会社」を目指すとともに、持続可能な社会の実現に貢献していきます。


以上


【報道関係のお問合せ先 】
帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 TEL:(03)3506-4055

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