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2025-07-29 00:00:00 更新

静岡ガス&パワー富士発電所、5基、6基目のガスエンジン発電設備の増設を決定

2025 年 7 月 29 日


静岡ガス&パワー富士発電所、
5 基、6 基目のガスエンジン発電設備の増設を決定
再エネ主力電源化に向けた系統安定化への貢献


静岡ガス株式会社(代表取締役 社長執行役員 松本尚武)のグループ会社で、電力事業を展開する静岡ガス&パワー株式会社(代表取締役 取締役社長 藤田猛)は、同社が運営する静岡ガス&パワー富士発電所※1において、最大出力が合計 15,600kW となるガスエンジン発電設備 2 基の増設工事を行うことを決定しました。2025 年度冬に着工、2027 年度中の運転開始を予定しています。


同発電所は、既存設備(出力 32,610kW)に、今回ガスエンジン発電設備 2 基(出力15,600kW)を増設することで、出力は最大 48,210kW となります。電力調達における自社発電比率を向上させ、電力の安定供給と調達コストの低減化・平準化を図ります。発電した電力は「SHIZGAS でんき※2」として地域のお客さまに販売するほか、容量市場※3や需給調整市場※4にも供出します。


近年、天候によって発電量が左右される太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの導入促進により、電力需給の調整力がより一層重視されています。今回、機動性に優れたガスエンジン発電設備を増設することにより、容量市場や需給調整市場を通じ、電力系統のバランス調整力を供出することで、電力供給の安定性向上に貢献します。


静岡ガスグループは今後も、安定的なエネルギー供給体制を強化するとともに、カーボンニュートラル社会を見据えた取り組みを推進し、持続可能な社会の実現と地域社会のさらなる発展に貢献してまいります。


※1 所在地は静岡県富士市蓼原。2016 年 4 月から運営開始。ガス発電以外の電源として、地域の工場が発電した際の余剰電力を調達するなど、電力の地産地消を推進している。


※2 2016 年 4 月から 50Hz 地区、60Hz 地区それぞれで販売開始。『おうちプラン 1』『おうちプラン 2』 『低圧電力』『節約応援プラン』『うちっち 500 プラン』『おうち電化プラン』の 6 種類の料金プランを提供。2025 年 4 月にお客さま数 10 万件を突破した。


※3 将来の電力供給力を確保するため、先の発電能力に対して対価を支払う市場


※4 電力の需給バランス調整を行うために必要となる調整力を取り引きする市場


【今回増設するガスエンジン発電設備】
メーカー
川崎重工業株式会社
機種
カワサキグリーンガスエンジン KG-18-T
出力
7,800kW/基
発電効率
51.0%


【増設後の発電能力】
既存設備の出力計 32,610kW
今回増設した設備の出力計 15,600kW
最大合計 48,210kW


以上


情報提供:JPubb

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