本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。
1. 環境省からの拠出金により、国際連合工業開発機関(UNIDO: United Nations Industrial Development Organization)は、2022 年度からアフリカにおける二国間クレジット制度(JCM: Joint Crediting Mechanism)のパートナー国において優れた脱炭素技術等を活用して温室効果ガスを削減し、日本の貢献に応じてJCM クレジットの獲得を目指すJCM プロジェクトの早期形成支援を行っています。
2. このたび、JCM を活用した案件として、「セネガル共和国ジャムナジョ(Diamniadio)の食品冷蔵施設における自然冷媒を使用した省エネ型冷蔵施設及び太陽光発電の導入」がUNIDO により採択されましたので、お知らせします。
環境省と国際連合工業開発機関(UNIDO)は、2020年に様々なステークホルダーと連携しつつ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成という共通の目標に向け、両機関の緊密な協力を促進することを目的とした共同宣言に署名しました。これを踏まえ、UNIDOは、2022年度から、日本国環境省からの拠出金により、アフリカの二国間クレジット制度(JCM: Joint Crediting Mechanism)パートナー国において優れた脱炭素技術等を活用して温室効果ガスを削減するとともに、日本の貢献に応じてJCMクレジットの獲得を目指すJCMプロジェクトの日本企業による早期形成支援を行っています。
このたび、JCMを活用した案件として、「セネガル共和国ジャムナジョ(Diamniadio)の食品冷蔵施設における自然冷媒を使用した省エネ型冷蔵施設及び太陽光発電の導入」がUNIDOに採択されました。
(1)プロジェクト名 | セネガル共和国ジャムナジョ(Diamniadio)の食品冷蔵施設における自然冷媒を使用した省エネ型冷蔵施設及び太陽光発電の導入 |
(2)プロジェクト実施国 | セネガル共和国 |
(3)導入技術概要 | 食品冷蔵施設における自然冷媒を使用した省エネ型冷蔵施設及び太陽光発電の導入 |
(4)想定される排出削減量 | 約1,305 tCO2/年 |
【参考1】二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)
途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価し、日本の削減目標の達成に活用するものです。
環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室
情報提供:JPubb