2025年7月2日

北陸電力株式会社

白山発電所のリプレース完了に伴う出力変更

当社は、白山発電所（石川県白山市白山町）におけるリプレース※１が完了し、本日（７月２日）より発電所出力を110kW増加させた営業運転を開始しましたので、お知らせします。

このたび、当社が2023年２月より改修工事を進めてきた手取川水系手取川の白山発電所において、運転開始に伴う必要な検査等を終えリプレースが完了したことから、本日より営業運転を開始しました。

当社グループでは、新中期経営計画において電源の脱炭素化の取組みの一つとして再生可能エネルギー電源の発電所出力を2030年代早期に+100万kW以上(2018年度対比)の開発目標を掲げており、その目標達成に向けて、既設水力発電所の改修や既存設備の有効活用等を行い、発電所出力の増加に取り組んでおります。

なお、性能確認試験において発電所出力が110kW増加できることを確認し、この出力変更に伴う、電気事業法の規定※2に基づき「発電事業変更届出書」を2025年６月18日に経済産業大臣へ届け出しております。

当社は、引き続き、再生可能エネルギーの導入拡大などにより、脱炭素社会の実現に積極的に取り組んでまいります。

＜発電所概要＞

発電所名
発電所出力
増加発電電力量
CO２排出量削減効果※4

白山発電所
1,580kW
（110kW増）
約100万kWh/年※3
約460トン/年

以上

別 紙：白山発電所の概要

※１ 水車・発電機等の全面的な更新工事
※２ 電気事業法の規定（第27条の27第3項、第4項）
発電事業の届出事項に変更がある場合、経済産業大臣への届出が必要
※３ 一般家庭約370世帯の年間使用電力量に相当
※４ 当社2023年度調整後CO

発 電 所 諸 元
運 転 開 始 年 月
昭和 12 年６月
水車型式
立軸単輪単流半渦巻カプラン水車
発 電 機 型 式
立軸三相交流同期発電機
主機台数
１台
発 電 所 出 力
1,580kW（110kW 増）
最 大 使 用 水 量
30.00m3/s

以上