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2025-07-01 11:00:00 更新

伊方発電所 使用済燃料乾式貯蔵施設の運用開始について

令 和 7 年 7 月 1 日


四 国 電 力 株 式 会 社


伊方発電所 使用済燃料乾式貯蔵施設の運用開始について


当社は、伊方発電所で発生した使用済燃料を青森県六ケ所村の再処理工場へ搬出するまでの間、一時的に貯蔵する施設として、伊方発電所の敷地内に、より安全性に優れた使用済燃料乾式貯蔵施設(以下、「乾式貯蔵施設」という。)を設置する工事を進めて まいりました。


本日、乾式貯蔵施設の運用を開始しましたのでお知らせいたします。 当社は、今後とも、伊方発電所の更なる安全性・信頼性向上に向けて不断の努力を 重ね、一層の安全確保に万全を期してまいります。


【乾式貯蔵施設の概要について】
乾式貯蔵施設は、乾式貯蔵建屋と乾式キャスクから構成しており、使用済燃料の冷却に水や電源を使用しない、安全性に優れた貯蔵方式です。


(1)乾式貯蔵建屋(図-1、2参照)


規模
・1棟(鉄筋コンクリート造り)
・東西:約40m、南北:約60m、高さ:約20m
貯蔵容量
・燃料集合体で約1,200体規模※
(乾式キャスクで45基分)


※使用済燃料に含まれる金属ウラン量としては、500トン・ウラン規模


(2)乾式キャスク(図-3、4参照)


乾式キャスクは、4つの安全機能(閉じ込め機能、臨界防止機能、遮へい機能、 除熱機能)を有し、使用済燃料を輸送容器に詰め替えることなく発電所外へ搬出することができます。(輸送・貯蔵兼用)


寸法
・高さ:5.2m、直径:2.6m
重さ
・約120トン (使用済燃料を収納した状態)
収納体数
・使用済燃料32体/基 (1,2号機燃料)
・使用済燃料24体/基 (3号機燃料)


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