2025 年 6 月 30日
商 工 中 金
レーザー核融合発電で国産エネルギー創出を目指す
株式会社EX-Fusionを金融面からサポート 商工中金は、事業性の判断が難しく、収益化に時間の要する分野に取り組むスタートアップ企業の皆さまを、関係機関と連携しながら、積極的にサポートしています。
商工中金(スタートアップ営業部)は、株式会社EX-Fusion(本社:大阪府吹田市、代表者:松尾 一輝)に対し、研究開発費等に必要な資金として3億円の融資枠を開設しました。
同社は、レーザー核融合発電の実現を目指すスタートアップ企業です。大阪大学と共同で、レーザー核融合商用炉の実現に必要なレーザー照射システムの実証研究を進めています。
今回同社は、調達した資金を活用し、レーザー核融合発電の研究開発を加速させ、商用化を目指します。
商工中金は、経営者や外部機関へのヒアリングを通じた綿密な事業性評価を実施し、同社の強みや財務上の課題を共有。同社の取組みが、環境負荷の少ない新たな発電方式の実用化につながるものと考え、本融資契約を締結しました。なお、本件は経営者保証に関するガイドラインに則り無保証としています。
商工中金は、創業ステージにあるスタートアップ企業の皆さまの支援を通じ、経済の発展に貢献してまいります。
【株式会社EX-Fusion(エクスフュージョン)の概要】
所在地 大阪府吹田市山田丘2-8
代表者 松尾 一輝
従業員数 62人(2025年7月現在)
設立 2021年7月
業種 レーザー核融合発電技術の開発
【「 レーザー核融合」イメージ】