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住友重機械搬送システム、東京港初の遠隔操作RTGを搬入～水素燃料電池換装型でカーボンニュートラルポート実現にも貢献～

2025年06月24日

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住友重機械搬送システム株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：斎藤信也、住友重機械工業株式会社100%出資、以下「住友重機械搬送システム」）は、東京港初となる遠隔操作RTG（タイヤ式トランスファークレーン）を青海公共コンテナターミナルに搬入しました。本遠隔操作RTGは水素燃料電池換装型であり、換装することでCO2排出量ゼロを実現します。

■東京港初の遠隔操作RTGについて
住友重機械搬送システムは「東京港青海地区青海公共ＣＴ遠隔操作ＲＴＧ導入事業」において、計26基の遠隔操作RTGを東京都から受注しており、4回に分けて納入するうちのSTEP1として8基を青海公共コンテナターミナルに搬入しました。遠隔操作RTGを導入することで、オペレータの労働環境改善や操業における生産性向上、現場の安全性向上などの実現に貢献します。

■水素燃料電池換装型について
本遠隔操作RTGはエンジン発電機を水素燃料電池に換装することができます。国土交通省が目指す“脱炭素化の取組を進めることで国際競争力のある港湾を形成すること”を目的として水素供給インフラが整備され水素燃料電池が導入される場合、換装することでCO2排出ゼロとなり、カーボンニュートラルポートの実現に貢献します。
※換装前においても従来のSYBRID SYSTEM®（蓄電装置と小型エンジン発電機の組合せ）を高性能化したSYBRID SYSTEM®＋（蓄電装置を大容量化しエンジン発電機をさらに小型化）を搭載しており、従来比約7割のCO2削減が可能です。

■今後のスケジュールについて
STEP2：2027年8月までに7基、STEP3：2028年11月までに6基、2030年2月までに5基の納入を予定しており、STEP1～STEP4で計26基を納入します。

住友重機械搬送システムは2005年に世界初となる遠隔操作RTG実操業を達成して以降、お客様のニーズに寄り添うことを第一とし数十基を超える遠隔操作RTGを納入してきました。今後とも港湾業界の発展に貢献するべく、さらなる遠隔操作技術の向上に取り組んでまいります。

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