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<経済産業省同時発表>
1. 環境省は、国立環境研究所等とともに、経済産業省及び国際エネルギー機関(IEA)が6月20日に開催した「LNG産消会議2025」に登壇し、打ち上げ予定の温室効果ガス観測衛星GOSAT-GWのデータを活用し、LNG(液化天然ガス)サプライチェーンからのメタン漏洩防止に関する国際的取組に貢献する旨を発信しました。
2. また、本会合の成果文書の一つとして、経済産業省、JOGMEC (エネルギー・金属鉱物資源機構)、国立環境研究所及び環境省により、国連環境計画の国際メタンガス排出観測所(UNEP-IMEO)と協力したLNGバリューチェーンからのメタン削減に関する技術協力とデータの透明性に関する共同声明が発表されました。
3. 本共同声明に基づき、環境省及び国立環境研究所は、GOSAT-GWのデータをUNEP-IMEOに提供し、同データは、メタン排出の監視と対策のための国際的な情報提供システムにおいて活用される予定です。
【添付資料】
・ Joint Statement on Technical Collaboration and Data Transparency on Methane Abatement from LNG Value Chain
1.日程:令和7年6月20日(金)
2.場所:東京
3.参加者:国際エネルギー機関(IEA)加盟国、液化天然ガス生産国及び消費国の政府及び企業、国連環境計画その他の関連国際機関など
4.公式ウェブサイト:LNG産消会議2025 (LNG Producer-Consumer Conference 2025)
<共同声明フォトセッションの様子>
【写真提供:経済産業省】左から、UNEP-IMEO Meghan Demeter MARS Programme Manager、資源エネルギー庁 村瀬長官、環境省 土居地球環境局長、国立環境研究所 木本理事長、JOGMEC 高原理事長
環境省、国立環境研究所、UNEP-IMEOは、GOSAT-GWからのデータが利用可能になった場合、その利用について協力し、UNEP-IMEOはGOSAT-GWからのデータをUNEP-IMEOのメタン警報・対応システム(MARS)に統合する。
・ 環境省ウェブサイト
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/gosat.html
・ 経済産業省ウェブサイト
https://www.meti.go.jp/press/2025/06/20250623002/20250623002.html
環境省 地球環境局 総務課 気候変動観測研究戦略室
情報提供:JPubb