アズビル、オンライン異常予兆検知システムBiG EYESを 関西電力の火力発電所4カ所に納入

2025年6月16日
アズビル株式会社

アズビル株式会社（本社：千代田区丸の内2-7-3 社長：山本清博）は、関西電力株式会社（本社：大阪市北区中之島3-6-16、社長：森 望）の火力発電所4カ所にオンライン異常予兆検知システム「BiG EYES™（ビッグアイ）」を納入したことをお知らせします。

関西電力は、国内火力発電所における発電設備の異常予兆を早期に検知するためにBiG EYESを導入し、2025年1月より稼働を開始しました。BiG EYESによる異常予兆の早期検知は電力供給の支障を未然に防ぎ、電力のさらなる安定供給と設備管理の合理化に寄与します。

当社と関西電力は2021年9月、火力発電所や大規模工場を主な対象に、AIを活用して異常の予兆を検知するBiG EYESを機能拡張した「BiG EYES plus™」の共同開発を開始しました。さらに、2023年6月よりBiG EYESおよびBiG EYES plusの導入・活用促進にかかる業務提携を進めています。発電事業者の関西電力が持つ火力発電の運用に関するノウハウと、計測・制御機器メーカーのアズビルが持つ異常予兆検知AI 開発・運用に関するノウハウを集約して、次世代の異常検知システムの社会実装を目指しています。

今回の関西電力4発電所へのBiG EYES導入は、上記のような業務提携のもとに実施される第1号案件となります。この導入を契機に、火力発電所や大規模工場等への「BiG EYES」および「BiG EYES plus」導入・活用促進を進め、大規模プロセスにおける運転管理、設備管理のDXを促し、労働力人口の減少に対応した運転管理、設備管理の最適化や自律化を実現していきます。

BiG EYESは、工場・建物のプロセス、設備、製品品質、環境変数（排水や大気など）を常時オンラインでモニタリングし、いつもと異なる動きを予兆の段階で検知するAIシステムです。製造プロセスや製造設備の異常予兆を早期に検知し、製品の品質向上や製造設備の安定運転に貢献します。

azbilグループは「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、他社との「共創」を通じた社会課題の解決や持続的な成長を目指し、今後もステークホルダーとの関係を構築してまいります。

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オンライン異常予兆検知システムBiG EYES

＜azbilグループの概要＞
社名：アズビル株式会社
所在地：東京都千代田区丸の内2-7-3
代表者：取締役 代表執行役社長 山本 清博
創業：1906年12月1日
事業内容：計測・制御機器の開発・生産・販売・サービス
URL：https://www.azbil.com/jp/

＜関西電力グループの概要＞
社名：関西電力株式会社
所在地：大阪市北区中之島3-6-16
代表者：取締役 代表執行役社長 森 望
創業：1951年5月1日
事業内容：電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業 等
URL ：https://www.kepco.co.jp/

過去のプレスリリース

2021年9月15日発表
「アズビルと関西電力におけるAIを活用し、火力発電設備を主な対象とした設備異常検知システムの共同開発について」
https://www.azbil.com/jp/news/210915.html

2023年6月19日発表
「アズビルと関西電力、AIを活用した設備異常検知システムの導入・活用促進に関する業務提携に合意」
https://www.azbil.com/jp/news/230619.html

※ BiG EYES、BiG EYES plusはアズビル株式会社の商標です。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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アズビル株式会社 コミュニケーション部広報グループ
TEL：03-6810-1006