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2025-06-06 13:00:00 更新

姫路第二発電所での水素混焼発電実証~混焼率30%の達成~

姫路第二発電所での水素混焼発電実証
~混焼率 30%の達成~


2 0 2 5 年 6 月 6 日
関西電力株式会社


当社は、これまで国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募する「グリーンイノベーション基金事業/大規模水素サプライチェーンの構築プロジェクト」に「既設火力発電所を活用した水素混焼/専焼発電実証」として採択を受けており、2025年4月から姫路第二発電所において水素混焼発電の実証を開始しております。


【2025年3月28日お知らせ済み】


当社は、本日、姫路第二発電所において、事業用大型ガスタービンを活用した、混焼率30%(体積比)の水素混焼発電を日本で初めて達成いたしました。


そして、本実証で発電した電力の一部については、4月から万博会場へ供給しております。


水素は、燃焼時にCO2を排出しないことから、ゼロカーボン社会の実現に向けて大きな役割を果たすエネルギー資源として期待されています。


引き続き、姫路第二発電所の既設ガスタービン発電設備を活用した本実証を進め、水素発電の運転・保守・安全対策等、水素発電に関する運用技術を確立することで、ゼロカーボンロードマップに基づいた取り組みを推進し、2050年のゼロカーボン社会の実現に貢献してまいります。


添付資料:既設火力発電所を活用した水素発電の実現に向けた取組み


以上


添付資料


既設火力発電所を活用した水素発電の実現に向けた取組み


1.本事業の概要


「FSフェーズ」、「設計・製作フェーズ」、「実証フェーズ」の3段階に分け、運転・保守・安全対策など水素発電に関する運用技術の確立を目指します。


なお、各フェーズに関する取組みの概要は、以下の通りです。


【FSフェーズ】2022年度完了


・水素発電実証にかかる技術課題およびその解決方法、事業費、既設火力発電所の改造範囲等の検討を実施。


【設計・製作フェーズ】2024年度完了


・FSフェーズを踏まえ、水素発電実証に必要となる関連設備の詳細設計や製作、据付、既設火力発電設備の改造を実施。


【実証フェーズ】2025年度取組み中


・水素発電の運転・保守・安全対策等、水素発電に関する運用技術確立を目指して実証を実施。


2.水素混焼発電実証 全体写真


以上


情報提供:JPubb

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