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2025-06-02 05:00:00 更新

港湾のカーボンニュートラル化に向け、横浜港で実証開始〜水素燃料電池で稼働する荷役機械の現地稼働実証を開始〜

港湾のカーボンニュートラル化に向け、横浜港で実証開始
~水素燃料電池で稼働する荷役機械の現地稼働実証を開始~

令和7年6月2日

国土交通省では、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、カーボンニュートラルポート(CNP)の形成を推進しています。この一環で、横浜港において水素を燃料とする荷役機械の現地稼働実証を開始しました。

○国土交通省では、我が国の港湾や産業の競争力強化と脱炭素社会の実現に貢献するため、
脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化や水素等の受入拠点の整備等を図るカーボンニュー
トラルポート(CNP)の形成を推進しています。

○港湾のターミナルの脱炭素化を実現し、荷主や船社から選ばれる競争力のある港湾を形成
するためには、荷役機械の脱炭素化等に取り組むことが必要です。今後、荷役現場への導
入促進にあたり、まずは現地実証を行うこととし、これまで現地実証に向け準備を進めて
まいりました。(※1)

○この度、横浜港において、現地稼働実証を下記の通り開始しましたので、お知らせします。

○本実証や神戸港で実証中の水素エンジンで稼働する荷役機械の実証(※2)の結果を踏ま
え、港湾のターミナルにおいて水素を安全かつ円滑に導入するため、「水素を燃料とする
荷役機械の導入促進に向けた検討会(※3)」において、港湾の施設の技術上の基準の改
訂に向けた検討等を進め、水素を燃料とする荷役機械の導入拡大に向けた環境整備を行っ
てまいります。


1.実施場所
横浜港 南本牧ふ頭地区 MC-2

2.実施内容
1)タイヤ式門型クレーン(RTG:Rubber Tired Gantry crane)のディーゼルエンジン
発電機を水素燃料電池機へ換装(換装済み)
2)RTGへの水素充填
3)RTGによる現地稼働実証

3.事業実施スケジュール(予定)
令和7年度 :現地稼働実証(データ取得、分析等)
令和7年度~令和8年度 :港湾の施設の技術上の基準の改訂に向けた検討等

(参考)
※1 報道発表資料:横浜港・神戸港で水素を燃料とする荷役機械の現地実証を行います
https://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000446.html
※2 報道発表資料:港湾のカーボンニュートラル化に向け、世界初実証~水素エンジンで稼働する荷役機械
の現地稼働実証を開始~
https://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000522.html
※3 港湾>カーボンニュートラルポートの形成:水素を燃料とする荷役機械の導入促進に向けた検討会
https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_tk4_000107.html

添付資料

報道発表資料(PDF形式)

お問い合わせ先

(CNPの取組全般について)港湾局 産業港湾課 CNP推進室 後藤、増田
TEL:03-5253-8111(内線46-468、46-451) 直通 03-5253-8672
(横浜港の現地稼働実証について)関東地方整備局 港湾空港部 クルーズ振興・港湾物流企画室 福本、大木
TEL:(直通)045-211-7437

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