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2025年5月29日
アズビル株式会社
アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、株式会社堀場製作所(本社:京都市南区吉祥院宮の東町2 代表取締役社長:足立正之)が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の助成事業として採択された「需要変動が大きい産業向け設備連携制御型エネマネ技術の開発」(以下、本事業)の実現に向け、当社の制御技術を活用し連携します。
azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」の理念の下、事業を通じた持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を実践することで自らの中長期的な発展を確実なものとし、企業価値を持続的に向上させることを目指しています。また、5月13日に発表した新中期経営計画において、「進化」と「共創」を通じて“azbilグループらしい事業モデル”を強化していくことを掲げています。その一環として、株式会社堀場製作所のNEDO助成事業に参画し、研究開発現場をよく知る堀場製作所と、当社が持つ強みを融合することで新しい価値を生み出し、社会課題解決に貢献します。
本事業は、NEDOが推進する「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム*1」において、従来手法の運用では難しかった研究開発現場の省エネルギーに切り込むものです。2023年7月の採択から、堀場製作所がインキュベーション研究開発(実用化開発の事前研究)フェーズでの研究を続ける中で、目標としていた自動車などの研究開発現場における大幅な省エネルギー効果(約45%*2)達成の見通しが立ち、社会実装に向けた実用化開発フェーズへ移行。アズビルはこの実用化開発フェーズから本事業に参加し、エネルギー需要に応じた最適な設備運用を実現する連携制御システムの開発を担当します。研究開発設備や空調・熱源設備の各システムを効率的に連携・制御することにより、省エネルギー達成を支援します。
azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、事業を通じて持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献ができる技術とサービスをお客さまに提供してまいります。
*1「省エネルギー技術戦略」(資源エネルギー庁、NEDO)において重点的に取り組むべき分野として特定した「重要技術」を中心に、2040 年に高い省エネルギー効果が見込まれる技術開発を支援し、我が国における脱炭素社会を実現しつつ、産業競争力の強化をめざすプログラム
*2 堀場製作所の旗艦工場「HORIBA(ホリバ) BIWAKO(ビワコ) E(イー)-HARBOR(ハーバー)」(滋賀県大津市)内にある、自動車メーカーの研究開発現場を再現した「E(イー)-LAB(ラボ)」でのシミュレーションに基づく推定値
*掲載されている情報は、発表日現在のものです。
アズビル株式会社 コミュニケーション部広報グループ
TEL:03-6810-1006
情報提供:JPubb