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2025年5月23日
九州電力株式会社
芙蓉総合リース株式会社
芙蓉オートリース株式会社
国内で初めて特別支援学校向けリフト付きEVスクールバスの定額制サービスを北九州市で開始します
-再エネの活用による電気バス運行等により、学校教育施設のゼロカーボン化に貢献-
九州電力株式会社(以下、九州電力)、芙蓉総合リース株式会社及び芙蓉オートリース株式会社(以下、芙蓉リースグループ)は、カーボンニュートラルの実現に向けた取組みの一環として、電気バス導入を検討される自治体や民間企業向けに、車両やエネルギー関連サービス等をパッケージで定額制(サブスクリプション)にて提供する「九電でんきバスサービス」を展開しています。
この度、福岡県北九州市教育委員会が運行する特別支援学校向けスクールバスの電動化事業に本サービスが採択され、同市と8年間の業務委託契約を締結しました。特別支援学校向けリフト付きスクールバスの電動化は、国内初の事例です。
北九州市は、2022年4月に周辺自治体とともに環境省の脱炭素先行地域に指定されるなど、「ゼロカーボンシティ」として様々な事業を展開しており、同市教育委員会が運行する特別支援学校スクールバス(全7校、運行車両台数25台)のうち、更新時期を迎えるディーゼルバス1台を電動化し、その導入効果を検証するための事業者を公募していました。
本事業では、日中の学校施設でのEVバスの待機時間を活用し、再生可能エネルギーによる電力(以下、再エネ電力)で充電することで、CO2フリーな運行を行います。また、基礎疾患等を有する特別支援学校の子供たちへの、非常災害時における電気バスからの給電による管理医療機器等の使用など、電気バスの多目的活用とその効果を同市と共同で検証します。
九州電力は、日中のEVバス充電による施設の電力ピークを極力抑制しつつ、再エネ電力を最大限活用するための「エネルギーマネジメントシステム(EMS)」の導入をはじめ、電気バス導入による環境価値や経済効果をより高める取組みを、同市と共同で実施する予定です。
九州電力と芙蓉リースグループは、九電グループが保有するエネルギーサービスや充放電マネジメント等の知見と、芙蓉リースグループが強みとするモビリティ分野のリース・ファイナンス等に関する知見を掛け合わせることで、あらゆる地域における自治体や民間企業等の運輸・交通部門のEV化推進などを通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。
以上
国内で初めて特別支援学校向けリフト付きEVスクールバスの定額制サービスを北九州市で開始します-再エネの活用による電気バス運行等により、学校教育施設のゼロカーボン化に貢献-(印刷用)(235KB)
情報提供:JPubb