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2025-05-20 15:00:00 更新

美浜発電所3号機の原子炉起動および調整運転の開始予定

2025年5月20日


関西電力株式会社


美浜発電所3号機の原子炉起動および調整運転の開始予定


第28回定期検査中の美浜発電所3号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)の原子炉起動および調整運転の開始予定等は次の通りです。


第28回定期検査開始 :2025年 3月 2日(実績)
原子炉起動 :2025年 5月21日
臨界 :2025年 5月22日
調整運転開始 :2025年 5月23日
本格運転再開(総合負荷性能検査終了):2025年 6月18日


以 上


(添付資料)美浜発電所3号機 第28回定期検査の概要
(別紙)美浜発電所3号機 第28回定期検査の作業工程


美浜発電所3号機 第28回定期検査の概要


1.主要工事


(1次系配管(加圧器逃がしライン)取替工事) (図-1参照)
1次冷却材系統につながる配管のうち、曲げ金型で芯金※を使用し加工した配管を、改良した曲げ金型で芯金を使用せずに加工した配管等に取り替えました。これは、国外の沸騰水型原子炉(BWR)プラントにおいて、芯金を使用して加工した配管の内面で応力腐食割れが発生した事象を踏まえ、予防保全として取り替えたものです。※配管を曲げる加工の際に、局所的な変形を抑制するために内部に差し込む金具


2.2次系配管の保全対策 (図-2参照)


当社の定めた「2次系配管肉厚の管理指針」に基づき、2次系配管282箇所(主要点検部位:224箇所、その他部位:58箇所)について超音波検査(肉厚測定)を実施しました。また、32箇所については、内面目視点検を実施しました。その結果、必要最小厚さを下回っている箇所および次回定期検査までに必要最小厚さを下回る可能性があると評価された箇所はありませんでした。


また、過去の点検において減肉傾向が確認された部位9箇所、配管取替時の作業性を勘案した部位43箇所、今後の保守性を考慮した部位76箇所の合計128箇所を耐食性に優れたステンレス鋼または低合金鋼の配管に取り替えました。


3.蒸気発生器伝熱管の渦流探傷検査結果


蒸気発生器3台(A、B、C)のうち、A、B-蒸気発生器伝熱管全数※について渦流探傷検査を実施し、異常のないことを確認しました。
※A:3,379本、B:3,382本、計:6,761本


4.燃料集合体の取替え


燃料集合体全数157体のうち57体(うち、36体は新燃料集合体)を取り替えました。


また、健全性確認のため、一部の燃料集合体の外観検査(63体)も実施し、異常のないことを確認しました。


5.次回定期検査の予定


2026年6月


以上


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2025/pdf/20250520_2j.pdf


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