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プレスリリース
2025年5月15日
東邦ガス株式会社
東邦ガス株式会社(社長:山碕 聡志)は、三重県津市において建設を進めてきた当社初となる系統用蓄電池※1を導入した「津蓄電所」の建設工事※2を完了し、本日から運用を開始します。特別高圧における系統用蓄電池事業は、中部地方では初※3です。
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて導入が進む再生可能エネルギーは、時間帯や天候、季節により発電量が大きく変動し、電力需給に影響を及ぼす可能性があるため、これらの変動に対応できる調整力として系統用蓄電池に対する期待が高まっています。
当社は、自社で系統用蓄電池の運用を行い、自社の調整力として活用するとともに、各種電力市場※4での取引を通じ電力の安定供給に寄与することで再生可能エネルギーの普及促進を図り、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献してまいります。
※1 蓄電池を電力系統に直接接続して充放電を行うもの。電力が余った時に充電し、電力が不足した時に放電することで、再生可能エネルギーの出力変動に対する需給を調整し、電力の安定供給への貢献が可能。
※2 資源エネルギー庁の令和3年度補正予算「再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池等導入支援事業」における補助金を活用して導入したもの。
※3 東邦ガス調べ。
※4 需給調整市場、日本卸電力取引所、容量市場など。
<蓄電所の概要>
名称 | 津蓄電所 |
所在地 | 三重県津市雲出鋼管町6番地の1 |
蓄電池種別 | 日本ガイシ製NAS®電池 |
最大出力 | 11,400kW |
容量 | 69,600kWh |
津蓄電所の全景
以 上
>情報提供:JPubb