2025年5月13日
関 西 電 力 株 式 会 社
株式会社気象工学研究所
株式会社ニュージェック
株式会社 KANSO テクノス
タジキスタン国におけるダム・水力発電の効率化に向けた調査事業の開始関西電力株式会社、株式会社気象工学研究所、株式会社ニュージェック、株式会社KANSOテクノスの4社(以下、関西電力等)は、経済産業省から受託※したタジキスタン共和国(以下、タジキスタン国)におけるダム・水力発電の効率化に向けた調査事業を本日から開始します。
タジキスタン国は中央アジアの南東部に位置し、国土の90%以上を山岳地帯が占め、東部には世界有数の氷河が広がるなど、水資源が豊富な国です。
タジキスタン国の年間発電電力量の90%以上は水力で発電しており、タジキスタン国にとって水力発電は不可欠なものですが、水力発電量が増加する夏季は周辺国に電力を輸出する一方、厳しい寒さにより電力需要が増大する冬季は、河川水量の減少等による電力が不足する課題を抱えています。
関西電力等は、それぞれの知見と技術力を活かし、タジキスタン国におけるダム・水力発電の効率化に資するマスタープランの策定およびアクションプランの検討を行うことにより、水力発電所の運用効率化による水力発電量の増大、水資源の有効利用、さらには中央アジア諸国のカーボンニュートラルの実現等に貢献してまいります。
※経済産業省が「令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業委託費(中央アジア・コ ーカサスとの経済連携強化に向けた戦略策定及び我が国企業の海外展開促進等調査)における マスタープラン策定等調査事業」を公募し、気象工学研究所等が応募、3月31日に採択され、5月2日に経済産業省の公募事務局(委託事業者)であるアーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社と再委託契約を締結。
以上
別紙:タジキスタン国におけるダム・水力発電の効率化に向けた調査事業の概要
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https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2025/pdf/20250513_1j.pdf