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2025-05-12 15:00:00 更新

Blue Yonder、Pledge Earth Technologiesの事業を取得、国際基準に準拠した二酸化炭素排出量の認証レポートが可能に、End-to-Endのサプライチェーンプラットフォームをさらに拡充

2025 年5⽉12⽇


Blue Yonder、Pledge Earth Technologies の事業を取得、 国際基準に準拠した⼆酸化炭素排出量の認証レポートが可能に、End-to-End のサプライチェーンプラットフォームをさらに拡充


サステナビリティ推進の加速で、⼆酸化炭素排出量やサプライチェーンの 効率性向上を図るための包括的なインサイトを提供


パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執⾏役員 プレジデント・CEO:樋⼝ 泰⾏ 以下、パナソニック コネクト)の 100%⼦会社でEnd-toEnd のデジタルサプライチェーン変⾰のリーディングソリューションプロバイダーである Blue Yonder(ブルーヨンダー、本社:⽶国アリゾナ州スコッツデール)は、英ロンドンおよび⽶ダラス⽇時 2025年5⽉1⽇、Pledge Earth Technologies Ltd.(プレッジ・アース・テクノロジーズ、以下Pledge)の事業を取得した※1ことを発表しました。これには実荷主(BCO)、企業のサプライチェーン責任者、および物流サービスプロバイダー(LSP)のための、グローバルなサプライチェーン・サステナビリティソリューションが含まれます。 これにより、今後Blue Yonderの強⼒なプラットフォームは、顧客が⾃社および取引先やサプライヤーの物流における⼆酸化炭素(CO2)排出量を 国際的に認められた基準で報告・監視できる機能を備え、さらに拡充されます。


※1 事業のみの取得であり、企業⾃体は取得しておりません。


Pledge は、企業のサプライチェーン組織およびLSPがサステナビリティに関する⽬標や Scope 3 の排出報告要件を満たすためのソフトウェアソリューションを提供しています。2021年に英国で設⽴されたPledgeは、貨物の排出量の測定と報告のしやすさと透明性をもたらし、企業が確実に CO2 排出量を測定・管理し、その削減に取り組むことを可能にします。


Pledge の機能は、物流サプライヤーからの出荷データの収集・交換を⾃動化し、空運、陸運(トラック、鉄道、艀など)、海運および物流ハブを含むすべての輸送⼿段で認証され追跡可能な排出量計算を実現します。Blue Yonder の顧客は、既存の Blue Yonder ソリューションにこの新機能を追加することで、スマートフレイトセンター(SFC※2)によって開発されたグローバル物流排出協議会(GLEC)のフレームワークに準拠し、国際標準化機構(ISO)14083:温室効果ガス に沿った正確かつ信頼性の⾼い排出量報告を受け取ることが可能になります。


※2 https://smartfreightcentre.org/en/about-sfc/about-us/


Blue Yonder の最⾼サステナビリティ責任者であるSaskia van Gendt(サスキア・ヴァン・ゲント)は次のように述べています、「正確な排出量を容易に定量化できることは、顧客のサステナビリティ施策にとって⾮常に⼤きな成果です。しかしそれだけにとどまらず、その情報を活⽤して何ができるかが重要です。物流業務が環境に与える影響をより深く把握することで、企業はコスト削減策を⾒出し、物流サービスプロバイダーの輸送排出量に対する説明責任を強化し、改善すべき具体的な⾮効率性を特定して対策を講じることが可能になります。Blue Yonder は常に、顧客が End-to-Endのサプライチェーン全体を可視化できるよう⽀援してきましたが、この新機能は、よりスマートで効率的、かつ環境に優しいサプライチェーンを実現する道を切り開くものです。」


多くのカーボントラッキングツールは、単⼀主体のデータを追跡するように設計されており、キャリアネットワークと統合されていないため、ネットワーク効果を得られず、データの範囲や精度が制限されています。このデータをBlue Yonderプラットフォームに組み込むことで、既存のBlue Yonderソリューションにこの新機能を追加された顧客は、サプライチェーンの意思決定におけるタイムリーで正確な排出量への影響を把握できるようになります。これにより、End-to-End の輸配送・物流業務を管理し、CSRD、SBTi、CDPを含む※3各国の規制や報告義務に準拠した積極的な監査準備が可能になります。


※3 企業が持続可能性に関する情報を開⽰し、環境への影響を低減するための国際的なイニシアティブです。CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive)は 欧州連合(EU)が策定したサステナビリティに関する情報の開⽰義務を定めた規則、SBTi(Science Based Targets initiative)は科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減⽬標設定をサポート、CDP(Carbon Disclosure Project)は、環境への取り組みに関する情報を収集、分析、開⽰する国際NPO(⺠間⾮営利団体)であり、企業が環境への影響を公開するよう促すものです。


IDC の Sustainable Strategies and Technologies 部⾨ グローバル サステナビリティリサーチ&プラクティス の責任者であるBjoern Stengel(ビョーン・ステンゲル)⽒は次のように述べています、「Blue Yonderが今回戦略的にPledgeの機能を取得することは、現代のサプライチェーンおよびサステナビリティ管理の複雑な課題に取り組む上で⼤いに役⽴ちます。企業の社会的責任や ESG イニシアティブが不可⽋な時代において、認証された排出量レポートは⾼品質なデータの標準となっています。実績ある製品をプラットフォームにシームレスに統合することで、Blue Yonderは顧客をよりスマートで影響⼒のあるサステナビリティ管理へと導くでしょう。」


空⾞回送の回避や燃料消費の削減、資源・資材の有効活⽤など、CO2排出量の追跡といった定量的分析によって最適化できるサプライチェーン領域は無数にあります。この新機能により、企業は⾃社および取引先の操業から⽣じる CO2 排出量と⼤気汚染への影響を データに基づき明確に把握できるようになります。


Pledge の CEO兼共同創設者であるDavid de Picciotto(デビッド・デ・ピチオット)⽒は次のように述べています。「Pledgeでは、気候変動の闘いにおいてテクノロジーが強⼒な触媒であると信じています。Blue Yonderと⼒を合わせることで、私たちの活動範囲と影響⼒は倍増し、地球上で最⼤規模の企業サプライチェーンに、CO2排出量を測定・報告・削減するために必要なツールを提供できます。」


Pledge の豊富なサステナビリティおよびソフトウェアエンジニアリングの専⾨知識を有するチームは、Blue Yonderに加わり、グローバルサプライチェーン管理の変⾰という同社のミッションを⽀援します。この新機能は現在すべてのBlue Yonder顧客に提供されており、既存のPledgeの顧客も引き続きBlue Yonderによるサポートを受けられます。


【Blue Yonder について】


Blue Yonder は、End-to-End のデジタルサプライチェーン変⾰における世界的リーダーです。統合された AI 駆動のプラットフォームとマルチティアネットワークを備えたBlue Yonder は、企業の持続可能な経営や、利益の拡⼤、顧客満⾜を圧倒的な速度で実現できるよう⽀援します。Blue Yonderの最新のサプライチェーン⾰新と⽐類のない業界専⾨知識で、3,000以上の⼩売業者、製造業者、物流サービスプロバイダーがサプライチェーンの複雑性や混乱に⾃信を持って対処できるよう⽀援します。


https://blueyonder.com/jp/ja/


【パナソニック コネクト株式会社について】


パナソニック コネクト株式会社は 2022 年4 ⽉1⽇、パナソニックグループの事業会社制への移⾏に伴い発⾜した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約29,400名の従業員を擁し、売上⾼は1兆2,028億円(2023年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知⾒とソフトウェアを組み合わせたソリューションや⾼度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、⽣活インフラ、エンターテインメントのお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、⼈と⾃然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、⼀⼈ひとりが⽣きがいを感じ、安⼼安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を⽬指しています。


また、「⼈権の尊重」と「企業価値の向上」を⽬的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ⼀⼈ひとりがイキイキと⼒を発揮できる柔軟性の⾼い企業⽂化の改⾰に取り組んでいます。


▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com


▼パナソニック コネクトNewsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom


▼パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei


*「Blue Yonder」は、Blue Yonder Group, Inc.の商標または登録商標です。本リリース内で「Blue Yonder」の名称を使⽤して⾔及されている商品名、製品名、サービス名は、Blue Yonder Group, Inc.の商標であるか、もしくは所有物となっています。その他のすべての会社名および製品名は、関連する企業の商標、登録商標、サービスマークである場合があります。


*本プレスリリースはBlue Yonder⽶国本社発表のプレスリリースを抄訳し、⼀部、⽇本語の⽂章を加えています。


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情報提供:JPubb

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