2025 年4月28 日
北陸電力株式会社
富山新港火力発電所 LNG2号機の建設に向けた
事前調査および設備設計の開始について 当社は、富山新港火力発電所LNG2号機の建設計画を決定の上、事前調査および設
備設計を開始することとしましたので、お知らせいたします。
当社は、供給力の確保と火力電源の低炭素化を両立する方策として、高経年化が進んでいる富山新港火力発電所石炭2号機および休止中の1号機(石油)を廃止し、最新鋭の高効率ガスタービン・コンバインドサイクル発電設備となるLNG2号機を建設する計画の検討を開始するとともに、環境影響評価手続き(配慮書送付)を開始しました。
(2025年2月27日お知らせ済)
建設計画の検討開始以降、技術事項、経済性などの総合的な事業性評価を進め、このたび、富山新港火力発電所LNG2号機の建設計画を決定の上、事前調査および設備設計を開始することとしました。
今後、設備の詳細検討を進め、地元の皆さまおよび関係各所のご理解・ご協力を頂きながら、2033年度運開を目指して計画を進めてまいります。
なお、LNG2号機を新設することで、当社全体として年間のCO2排出量を200万トン程度削減※することが期待できます。
当社としては、カーボンニュートラル達成に向けたロードマップに基づき、将来的に、カーボンニュートラル燃料(水素・アンモニア)等への転換やCO2回収・有効利用・貯留(CCUS)技術の導入等を進め、2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、引き続き、最大限取り組んでまいります。
※出力60万kW級の火力発電所を石炭からLNGに置き換えた場合の試算値
■富山新港火力発電所LNG2号機建設計画概要
所在地 富山県射水市堀江千石1番地
発電方式 コンバインドサイクル発電方式
出力 約60万kW
使用燃料LNG
着工時期 2029年度(予定)
運転開始時期 2033年度(予定)
【建設スケジュール(予定)】
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.rikuden.co.jp/press/attach/25042810.pdf?1745821976