2025 年4月25日
株式会社静岡銀行
東京電力エナジーパートナー株式会社
「しずぎんウインドパーク東伊豆風力発電所」由来の実質再生可能エネルギーの調達を開始
~静岡県内由来の環境価値活用を促進~ 株式会社静岡銀行(本社:静岡県静岡市、代表取締役頭取 八木 稔、以下「静岡銀行」)と東京電力エナジーパートナー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 長﨑 桃子、以下「東京電力 EP」)は、本年4月1日より、東京電力EPが調達する電力にFIT非化石証書※1を活用した「実質再生可能エネルギー電力※2」を、静岡銀行の一部店舗で使用する取り組みを開始しました。
※1 再生可能エネルギーや原子力など、非化石電源由来の電気から環境価値を分離し、証書化して取引を可能にしたもので、トラッキングにより電源種や発電所所在地などの属性情報が明らかとなります。
※2「再生可能エネルギー以外の電源から発電された電気」に、当該電気の量に相当する再生可能エネルギー電源由来の非化石証書を使用することにより、需要家が使う電気を実質的に再生可能エネルギーとみなすことができます。
今回、活用するFIT非化石証書は、東京電力リニューアブルパワー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 永澤 昌、以下「東京電力 RP」)が保有する「東伊豆風力発電所」(所在地:静岡県東伊豆町・河津町、以下「本発電所」)由来のものです。静岡銀行では、調達した実質再生可能エネルギー電力を、本発電所近郊の稲取支店を含む19店舗で使用することで、富士川以東に位置する静岡県内の店舗の電力需要は、概ねCO2排出量実質ゼロの電力により賄われることになります。
また、静岡銀行は本発電所のネーミングライツを取得し、愛称を「しずぎんウインドパーク東伊豆風力発電所」としました。国内企業が、最大出力10,000kWを超える風力発電所のネーミングライツを取得するのは初めてとなります(東京電力EP調べ)。
なお、ネーミングライツの取得費用の一部は、東京電力RPを通じ、本発電所の周辺地域での、防災をはじめとした地域貢献活動等に利用される予定です。
静岡銀行と東京電力 EP は、今後も、地域におけるカーボンニュートラルへの取り組みを加速させ、持続可能な社会の実現に向けて連携してまいります。
<しずぎんウインドパーク東伊豆風力発電所の概要>
所在地 静岡県賀茂郡東伊豆町・河津町
単機最大出力 1,670kW
基数 11基
最大出力 18,370kW
本発電所内の様子