JERAと西部ガスによるひびきLNG基地の戦略的活用などに関する提携合意について

2025年4月22日

株式会社JERA
西部ガス株式会社

株式会社JERA（以下、「JERA」）と西部ガス株式会社（以下、「西部ガス」）は、このたび、LNGの安定的な確保をより強固にするとともに、グローバルビジネス推進を実現するため、ひびきLNG基地の戦略的活用などに関する提携について合意しました。

両社は、以前より、日本のエネルギーセキュリティー向上への貢献に向けたLNG安定確保にかかる協力などについて検討しておりました。西部ガスが2024年11月に国内の天然ガス需要への対応や安定供給の向上などを目的に３号タンクの増設を含むひびきLNG基地の能力増強を決定したことを契機に、両社のLNG安定確保の強化などを具体的に実現するために合意したものです。

JERAは、本合意に基づき、ひびきLNG基地の3号タンクの活用が可能となり、再生可能エネルギーの大量導入や季節間電力需要格差により増大する電力需給の変動などへの対応力の向上が期待できます。
西部ガスは、3号タンク増設による需要獲得や安定供給への対応だけでなく、JERAと3号タンクを活用することで両社のLNGの相互融通が可能となり、基地の安定的な事業運営と収益の確保が図れます。

さらに両社は、ひびきLNG基地の立地的優位性を活かし、アジアをはじめとするグローバルビジネスの推進により、収益の拡大を図ってまいります。
加えて、水素などの次世代燃料を含む長期的かつ広範囲なエネルギービジネスの推進も両社で検討していきます。

両社は、このたびの合意を通じて、日本のエネルギー安定供給およびアジアをはじめとしたグローバルな脱炭素化とエネルギー問題の解決に貢献してまいります。

詳細につきましてはこちらをご参照ください。

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以上