七尾大田火力発電所2号機 木質バイオマスの混焼比率拡大について2025年4月21日
北陸電力株式会社
当社は、カーボンニュートラルの実現といった社会課題の解決に向け、本日(4月21日)より、七尾大田火力発電所2号機において、木質バイオマスの混焼比率を15%に拡大させた発電を開始しましたので、お知らせいたします。
当社は、2010年9月より、七尾大田火力発電所2号機において、石炭の一部を木質バイオマスで代替する「木質バイオマス混焼発電」を実施しております。
責任あるエネルギー事業者として、安定供給を前提に、電源の脱炭素化を着実に推進するため、七尾大田火力発電所2号機において、混焼拡大に必要な燃料貯蔵サイロの建設工事や発電設備の改造工事を進めてきました。
この度、改造工事が完了し、運転開始に必要なすべての試験および検査が終了したことから、本日(4月21日)より木質バイオマス混焼比率を拡大させた発電を開始しました。
当社としては、「電源の脱炭素化」をはじめ「お客さま・地域の脱炭素化支援」にも積極的に取組み、北陸地域のカーボンニュートラルを推進してまいります。
■混焼発電拡大の概要
対象設備七尾大田火力発電所2号機(出力70万kW)
バイオマス混焼比率15%
バイオマス発電電力量7.5億kWh/年
CO2削減量 約50万t-CO2/年 ※
※バイオマス発電電力量相当の石炭消費量が削減されるとして試算
別 紙:七尾大田火力発電所 木質バイオマス混焼設備概要
七尾大田火力発電所 木質バイオマス混焼設備概要
以上
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