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2025-04-18 00:00:00 更新

北ガス石狩風力発電所の運転開始について ~再生可能エネルギーの普及拡大で、カーボンニュートラルの推進へ~

北ガス石狩風力発電所の運転開始について ~再生可能エネルギーの普及拡大で、カーボンニュートラルの推進へ~2025/04/18

北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷、本社:札幌市、以下:北ガス)は、「北ガス石狩風力発電所」が2025年3月1日より商業運転を開始したことを受け、本日竣工式を執り行いました。

本発電所を通じて、新たなエネルギーモデルの確立と、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の普及拡大を進め、北海道における「エネルギーと環境の最適化による快適な社会の創造」を実現してまいります。

1.北海道の再エネを取り巻く状況
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けては、発電時にCO2が発生しない再エネの有効活用が必要不可欠です。特に北海道は多様なエネルギー源が豊富に賦存しており、再エネ活用に向けては全国随一のポテンシャルがあります。

2.再エネ普及拡大における課題
一方、再エネは発電量が季節や天候に左右されるという課題があります。発電量の急激な変化により需要と供給のバランスを崩さないよう、安定的に発電できる電源(火力発電)や蓄電池などと組み合わせ、再エネの出力を補うことが求められます。これが、コスト面や技術面において再エネ普及の課題の1つとなっています。

3.北ガス石狩風力発電所の特長
「北ガス石狩風力発電所」は、北ガスグループとして初めてとなる自社建設の風力発電所となります。この発電所は、前項で述べた再生可能エネルギーの課題を解決するべく、新たなエネルギーモデルの構築を実現するものです。

<北ガス石狩風力発電所の特長>
・風況に応じて変化する発電量に対し、異なる連携点にあるガスエンジンの火力発電所(北ガス石狩発電所)が自動で発電量を調整し、常に一定の発電量となるよう調整
・常に2,000kWの出力で送電網に接続することで、送電網の負荷を軽減

なお、「北ガス石狩発電所」は道内初のLNG火力発電所であり、燃料時のCO2排出が他の化石燃料より少ないことが特徴の1つです。

このように、再エネ電源と離れた地点の火力発電所で出力変動ができる技術を確立することで、道内における再エネ普及の後押しをしてまいります。

▲北ガス石狩風力発電所

4.北ガスグループの取り組みと今後の展望
北ガスは地域に根差すエネルギー会社として「エネルギーと環境の最適化による快適な社会の創造」をミッションに掲げ、北海道の低・脱炭素化を推進しています。再エネについては、2030年度までに取扱量15万kWを目指し、稼働済みの発電設備を取得・運用するなど積極的な導入を続けています。

また、北ガスはこれまでに道内8つの自治体とエネルギー利用に関する連携協定を結びました。地域に賦存する資源に着目し、地域の再エネを地域内に循環させるエネルギーの「地産地消」に取り組んでいます。

▲北ガスが所有する再エネ発電所

詳しくはこちらをご覧ください。

<竣工式の様子>


情報提供:JPubb

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