リチウム蓄電池等の適正処理について 2025年4月18日

リチウム蓄電池は、破損・変形により、発熱・発火する危険性があり、多くの地域の廃棄物処理施設で火災等が起きています。

不要になったリチウム蓄電池やリチウム蓄電池を使用している製品は、お住まいの市町村のごみ捨てルールに従って、適正に捨ててください。

なお、事業所や工場から出る場合は、分別して、処理が可能な産業廃棄物処理業者に委託してください。

○リチウム蓄電池について

リチウム蓄電池は、電気を大容量に蓄えることができ、スマートフォン、デジタルカメラ、モバイルバッテリー、加熱式たばこ、ノートパソコン、コードレス掃除機など、身近な小型電子機器に使用されています。

○処理過程における発火事故について

リチウム蓄電池は、中に燃えやすい液体が入っていることから、破損や変形により発熱・発火する危険性が高く、廃棄時に可燃ごみや不燃ごみに混入することで、その処理過程において、発火する事例が相次いでおり、火災も発生しています。

このため、リチウム蓄電池を含む小型充電式電池の処分は、適正に処理を行う必要があります。

○廃棄方法について

リチウム蓄電池やリチウム蓄電池を使用した製品を廃棄する場合は、お住まいの市町村のルールに従って適正に捨ててください。

またリチウム蓄電池の回収については、リサイクルBOXを設置しているリサイクル協力店をご利用ください。

＜注意点＞

※発煙・発火のリスクを低減するため、電池切れの状態で排出してください。

※製品から取り外しが簡単にできない場合は、無理に取り外そうとすると、発煙・発火の危険性がありますので、分解はせず、市町村のルールに従い、製品のまま排出してください。

※膨張や変形、液漏れなど破損したリチウム蓄電池の廃棄については、お住まいの市町村に必ず問い合わせください。

＜リチウム蓄電池を設置しているリサイクル協力店＞

一般社団法人JBRC:『協力店・協力自治体』検索

○参考