2025 年 4 月 1 日
宇都宮ライトパワー株式会社
NTT アノードエナジー株式会社
宇都宮市の公共施設におけるオンサイト PPA による
再生可能エネルギー電力の提供について
・宇都宮ライトパワー※1株式会社(代表取締役:青木 克之、栃木県宇都宮市、以下、宇都宮ライトパワー)と NTT アノードエナジー株式会社(代表取締役社長:岸本 照之、東京都港区、以下、NTT アノードエナジー)は、栃木県宇都宮市(市長:佐藤 栄一、以下、宇都宮市)の「脱炭素先行地域」※2事業実施のため、宇都宮市の公共施設 5 施設(東市民活動センター、平石地区市民センター、清原地区市民センター、平石中央小学校、清原中央小学校)へ、オンサイト PPA※3による太陽光発電設備での再生可能エネルギー(以下、再エネ)の提供を 2025 年 4 月 1 日から開始します。
事業内容 宇都宮市は、2022 年 11 月に環境省の第 2 回脱炭素先行地域に採択され、提案事業「コンパクト・プラス・ネットワークによる脱炭素モデル都市構築~LRT 沿線から始まるゼロカーボンシティの実現~」を取り組んでいます。本事業において、LRT 沿線の公共・民間施設などに太陽光発電・蓄電池などを最大限導入するとともに、宇都宮ライトパワー(地域新電力会社)による再エネの一括調達と高度なエネルギーマネジメントを行い、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴う CO2 排出を 2030 年度までに実質ゼロをめざします。 また、LRT や電気バスなどを中心とした公共交通ネットワークの脱炭素化を図る「ゼロカーボンムーブ」の構築により、運輸部門の CO2 削減にも取り組んでおります。
宇都宮ライトパワーと NTT アノードエナジーは、宇都宮市の脱炭素先行地域事業に共同提案者として参画しており、今回の事業は、その一環として、オンサイト PPA の仕組みで、令和 5 年度の宇都宮市立ゆいの杜小学校に次いで、宇都宮市の公共施設 5 施設に太陽光発電設備を設置し、2025 年 4 月 1 日より再エネを提供するものです。5 施設における太陽光発電設備(パネル設置容量 179kW)の年間発電量は約 22 万 kWhとなり、温室効果ガス排出量の削減効果は、年間約89 トン、20 年間で約 1,780 トンとなる見込みです。また、各施設には蓄電池も設置しており、災害時のレジリエンス強化にも寄与します。
今後の展開について 宇都宮ライトパワーは、宇都宮市における脱炭素社会構築のシンボルとして、再生可能エネルギーの地産地消・普及拡大を推進するため、今後もさらなる太陽光発電設備等の導入を加速させていき、市内の自家消費率向上やレジリエンス強化を図ってまいります。
NTT アノードエナジーは、本スキーム(オンサイト PPA)などの活用による再エネの導入、地域内のエネルギーの需要と供給のバランスをはかる蓄電池や EV 充電サービスなどの導入および地産地消利用率向上サービスを通じて、宇都宮市をはじめとする全国の地方自治体、企業の脱炭素実現に向け貢献してまいります。
各社の主な役割
宇都宮ライトパワー
PPA 事業者
NTT アノードエナジー 太陽光発電設備保有者
公式ページ(続き・詳細)はこちら
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