本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。
環境省では、日本国内の地中熱利用の普及実態把握のため、平成22年度から2年毎に全国の地中熱利用システムの設置状況を調査しています。
この度、令和6年度の調査結果がまとまりましたので公表いたします。
環境省では引き続き、地中熱利用の普及実態把握のため本調査を行うとともに、地中熱利用の更なる普及促進に取り組んでまいります。
調査対象:環境省の過年度調査で回答のあった事業者(施主、設計者、工事会社 等)・大学・地方公共団体及び
インターネットでの検索結果により地中熱利用に関する実績を有する事業者・大学
調査期間:2024年11月~2025年2月
調査方法:調査票を電子メールで送付・回収
回収結果:依頼数338、回答数174(回収率約51.5%)
集計方法:4月~翌3月を1年とし、2024年3月までの設置件数を集計
地中熱利用システムの設置件数は合計9,188件であり、令和4年度調査から427件増加しました。このうち利用方法別で最も多いのはヒートポンプ方式の3,436件であり全体の37.4%を占めます。次いで水循環の2,342件で25.5%、空気循環の2,293件で25.0%、熱伝導の877件で9.5%、ヒートパイプの240件で2.6%となっています。
方式別、都道府県別、導入箇所別の詳細な集計結果や過年度の調査結果は添付資料及び下記URLを参照願います。
今年度調査及び過年度調査の掲載場所:https://www.env.go.jp/water/jiban/survey.html
環境省 水・大気環境局 環境管理課 環境汚染対策室
情報提供:JPubb