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2025-03-27 00:00:00 更新

第11回 国際スマートグリッド大賞(ISGAN Award of Excellence 2025)の募集について(ご案内)

第11回 国際スマートグリッド大賞(ISGAN Award of Excellence 2025)の募集について(ご案内)

2025年3月27日

NEDOが参加しているInternational Smart Grid Action Network(ISGAN)はGlobal Smart Energy Federation(GSEF)と共同で、優れたスマートグリッド関連プロジェクトを表彰する「ISGAN Award of Excellence 2025」の対象を世界から広く募集します。

第11回目となる今回は、「系統運用を強化するための優れたソリューション」がテーマです。受賞者は、第16回クリーンエネルギー大臣会合(CEM16)の式典のほか、ISGANおよびGSEFのプログラムなどで正式に発表されます。

応募方法の詳細は、以下の公式ウェブサイトでご確認ください。

ISGAN公式ウェブサイト

▽ISGANとは
よりスマートでクリーンな電力系統の実現のため、国際エネルギー機関(IEA)の技術連携プログラムとして25か国と欧州委員会が加盟する国際的なネットワークです。
NEDOは、日本の代表として経済産業省とともに参加しています。
▽GSEFとは
スマートでクリーンな電力システムの構築に取り組む世界各国の民間企業・学術機関が連携する団体です。
ISGANは、GSEFと連携してISGAN Awardを実施しています。
▽ISGAN Awardとは
ISGAN Awardは、エネルギートランジションと電力系統の近代化のための新技術に焦点を当て、世界中のスマートグリッド関連プロジェクトの卓越性を表彰するものです。スマートグリッド関連のベストプラクティスを世界で共有し、他の市場、国、地域での実証済みのコンセプトを再現又は適応を促進することを目指して毎年開催されています。
受賞者には、プロジェクトに付与されたAwardを宣伝するなどの権利が与えられます。
なお、昨年は、米国でのレドックスフロー電池を用いたNEDO実証事業で住友電気工業が「ISGAN Award 2024」を受賞しました。(ニュースリリースはこちら

概要

▼表彰テーマ
「系統運用を強化するための優れたソリューション」
世界がカーボンニュートラルへの移行と再生可能エネルギーの統合を加速する中、系統運用の複雑さは増しています。そのような中、系統運用者が、再生可能エネルギーの増加とそれに伴う課題に対応しながら信頼性と効率性に優れた系統運用を行うため、さまざまな革新的なソリューションが登場しています。そこで、今回は「系統運用を強化するための優れたソリューション」を表彰テーマとして、現代の系統運用にかかわる戦略の必要性を強調し、より持続可能な世界のための最先端のソリューションを推進します。
▼表彰対象
系統運用を強化するための優れたソリューションとして卓越性を示し、以下のカテゴリのいずれかの分野で実証された成果を示したプロジェクトが表彰の対象です。
プロジェクトは、2020年以降に実施されたものが対象です。プロジェクトごとに1件のみの応募が認められます。

1.Advanced Grid Monitoring&Automation:

  • リアルタイム系統監視・故障検出システム
  • 電圧・周波数調整用の自動制御システム
  • 広域監視システム(WAMS)および位相計測装置(PMU)
  • DERの監視と管理のためのDERMSプラットフォーム

2.Resilience&Reliability Enhancement:

  • AI駆動型の流通設備の予知保全
  • 高速な自動復旧および自己修復
  • サイバーセキュリティのソリューション

3.Renewable Energy&Storage Integration including Vehicle-Grid-Integration

  • スマートインバータやグリッドフォーミングインバータ
  • 風力発電や太陽光発電の高度な予測
  • 系統安定性をサポートする柔軟なエネルギー貯蔵ソリューション
  • 車両の系統への統合:V1G、V2G、V2B/H

4.Demand Response&Flexibility Solutions

  • AI/IoT駆動型のデマンドレスポンスシステム
  • 再生可能エネルギーの出力抑制のための遠隔制御システム
  • 分散型エネルギーリソースを統合する仮想発電所(VPP)
  • 系統に統合された建物やキャンパス

5.Localized Energy System Planning&Operation

  • ローカルエネルギーの柔軟性と再生可能エネルギーの活用を強化する電気、熱、ガスシステムの統合(P2H、P2G)
  • アイランディング機能を備えた系統連系型マイクログリッド
  • リアルタイムベースのエネルギー管理、分散型取引、システム最適化のためのAI駆動型プラットフォーム
  • ローカルな系統の回復力と効率を強化するマイクログリッド、柔軟な負荷・DERのシームレスな調整
  • ※上記は、NEDOにて英語から日本語へ仮訳を行ったものです。原文は「応募方法」に記載の公式ウェブサイトをご確認ください。
▼審査
ISGANとGSEFが選出した国際的な専門家により審査が行われます。3つの一次基準(影響力、経済合理性、再現・適用可能性)と、2つの二次基準(イノベーションのレベル、その他利点)に基づいて選考を行います。

応募方法

  • 必要な書類は全てISGANの公式ウェブサイトで入手できます。必ず最新の情報をご確認ください。
  • ISGAN公式ウェブサイト
  • 応募書類の提出先:ISGAN事務局アワード担当 E-mail:isgan-awards@smartgrid.or.kr

スケジュール

  • 2025年3月10日応募受付開始
  • 2025年4月15日応募受付終了
  • 2025年6月4日受賞通知
  • 2025年8月表彰式(於:第16回クリーンエネルギー大臣会合)

問合わせ先

問合わせ先ISGAN事務局アワード担当(Administrator)
E-mail:isgan-awards@smartgrid.or.kr
NEDO担当者再生可能エネルギー部 小笠原、山本
E-mail:powergrid@nedo.go.jp

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情報提供:JPubb

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