2025年3月27日
通天閣観光株式会社
\大阪髄一の観光スポットが環境にやさしいカーボンフリー電力へと切り替わります/
2025年4月から 通天閣の使用電力を再生可能エネルギー100%に! 通天閣観光株式会社(社長:高井 隆光)は、2025年4月から通天閣の使用電力(※1)の全量を再生可能エネルギーに切り替えます。このたび導入する電力は、再生可能エネルギー由来の非化石証書(トラッキング付き)(※2)を付加した電気料金メニューにより購入した電力となります。
これにより、年間約350トンの CO2排出量を削減できる見込みです。この CO2排出量削減は、一般家庭の年間排出量(※3)の約135世帯分に相当します。
施設等の詳細は次のとおりです。
【概要】
・所在地 大阪市浪速区恵美須東1丁目18-6
・延床面積 3,063.56㎡
・年間来場者数 125万人(2023年度)
・年間削減量(想定) 約350トン
通天閣
(※1)当社が通天閣にて小売電気事業者(関西電力株式会社)と直接電気需給契約をおこなっている電力が対象となります。
(※2)再生可能エネルギーの利用を証明するための証書で、発電された電力が非化石燃料(例えば、太陽光、風力、水力など)から生成されたことを示します。また、トラッキング付きの非化石証書は、発電元の詳細な情報を含み、どの発電所でどのように電力が生成されたかを追跡できるものです。
(※3)環境省「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査結果について(確報値)」の記載数値(2.59t-CO2/世帯・年)による。
【参考】南海グループのCO2排出量削減に向けた最近の取組みについて
南海グループでは、脱炭素社会の実現に向け「2050年度のCO2排出量実質ゼロ」を目指しています。
2030年度には、CO2 排出量を2013年度の309,902トンに対して46%以上削減することを目標に掲げております。これからも「南海環境ビジョン2030」の目標達成を目指し、不動産・流通施設へエネルギー効率の高い設備の導入のほか、省エネ車両の導入を進めてまいります。
◆なんばパークス・なんばスカイオ(オフィスやテナント含む)に、南海小峰台太陽光発電所で発電した再エネ(約600万kWh)を自己託送するなど、全使用電力のカーボンフリー化達成(2024年11月1日より)
◆なんばから関西空港を結ぶ特急ラピート全6編成において、再生可能エネルギー100%で運行
(2024年4月1日より)
◆高野山ケーブルカーにおいて、再生可能エネルギ
ー100%で運行(2021年6月1日より)
◆省エネルギー車両「8300系」を順次導入
◆大阪府泉南郡岬町の当社敷地などに太陽光発電システムを設置
◆既存不動産や新規開発物件での(※)環境認証取得
※ DBJ Green Building 認証によるもの(2024年3月29日現在 4件)
・北大阪トラックターミナル2号棟が「DBJ Green Building 認証」を取得 (2022年11月)
・大阪府食品流通センターE棟が「DBJ Green Building 認証」を取得 (2023年5月) など
◆J-クレジット取得の拡大
「なんかいの森」で吸収するCO2量をクレジットとして創出(2023年度に2,369t取得)
※省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組みによる、CO2などの温室効果ガスの排出削減量 や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度
特急ラピート
高野山ケーブルカー
8300系
南海小峰台太陽光発電所 北大阪トラックターミナル2号棟 なんかいの森間伐活動