令和7年3月17日
四国電力株式会社
伊方発電所 火災受信機盤の異常信号の発信について 通常運転中の伊方発電所3号機(定格電気出力89万キロワット)の中央制御室において、昨日22時16分、1-固体廃棄物貯蔵庫※1(管理区域内)の火災受信機盤※2の異常を示す信号が発信しました。
調査の結果、当該火災受信機盤の電源回路上流に設置している漏電遮断器※3が動作(切)しており、当該火災受信機盤への電源供給が停止していることを確認しました。
このため、当該漏電遮断器やケーブル等の電源回路の健全性を確認したところ、電源回路に異常は見つからなかったことから、漏電遮断器を入として給電を再開し、事象が再発しないことを確認しました。
現在、1-固体廃棄物貯蔵庫の当該火災受信機盤の異常を示す信号はリセットしております。
なお、本事象によるプラントへの影響および環境への放射能の影響はありませんでした。
今後、詳細を調査します。
※1 作業に使用した紙や布などの雑固体や、液体廃棄物処理設備の蒸発装置で処理後の濃縮液を固化した固体廃棄物を貯蔵する建屋。
※2 火災感知器や発信機から火災や故障の発生を示す信号を受信し、火災受信機盤面に表示するとともに、他の受信機盤へ火災や故障の発生を示す信号を発信する設備。
※3 電気回路に漏電が発生した場合に、漏電を検知して、回路を遮断する機器。
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https://www.yonden.co.jp/press/2024/__icsFiles/afieldfile/2025/03/17/pr005.pdf